タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

鷹の峰から~6

2018年05月12日 | タカの渡り
今日も渡り観察に出かけました。

携帯から投稿したように今日は昨日、一昨日のようには飛んでくれませんでした。

しかし、この観察地の良いところは近くを飛ぶタカが多いことです。そのためタカの数は少なくても楽しむことは出来ます。

とは言いつつ、、、、、、本当のことを言うと、、、、疲れてきました。

山歩きは5連チャン、渡り観察は4連チャンですから仕方ないと言えば仕方ないのです。

そのような時は無理をしないでゆっくり登ります。そのため観察地までの所要時間は一昨日より10分多くなりました。

タカ長も人の子、、、、と言うことです。車で観察地に出かけて、太陽の下で観察するだけでも疲れるのに、標高差400mを登って観察地に行くのですから、後期高齢者が疲れても何の不思議はありませんね。

そのようにして撮った写真を紹介します。

    

今日最初に見たハチクマは足もとを一気に流れて行くハチクマでした。

慌ててカメラを向け、撮るには撮りましたが、、、、画像の隅に完全に後追いのハチクマがチョコンと写っているだけ、これではタカの写真とは言えません。

他にも足もとを飛ぶハチクマを見ることが出来ました。そのなかの1羽、広島の町を見物しながら(?)渡って行くハチクマです。

その他のハチクマの写真を貼りつけます。

    

このような写真を撮るチャンスがあるのがこの観察地の一番のウリだと思います。

しかし、何事もいいことばかりではありません。悪いところもあります。

    

その第一は、、、、とにかく山に登らないといけないことです。観察機材を持って山に登る脚力が無いとどうにもなりません。

車で観察地に出かけているだけのホークウォッチャーには手も足も出ないはずです。

    

その第2は、、、、観察地の足元が悪いことです。石がゴロゴロ、その石というか岩と言うか、それは人力で整理できるものではありません。

だから、1メートル移動するにも足元に注意して、、、、と言うことになります。

ハチクマが近くを飛んで、、、、興奮して走りまわろうものなら、、、、と言っても走りまわれませんが、、、、

迂闊に移動したら石につまずいて転倒もあります。転倒すればケガもあり得ます。これが第2の欠点です。

    

そして、、、、もう一つ付録があります。

狭い観察地の端にマムシが棲んでいます。今日は物好きな登山者がそのマムシがいる穴を覗いて写真を撮っていました。

そのマムシがどのような生活をしているのかタカ長は承知していません。わざわざマムシを覗くほど好きではありません。

マムシは好きではありませんが、そのマムシが観察地に出て来たところを見たこともありません。

マムシの穴を刺激しないかぎり問題にする必要もないのかも分かりません。

    

そのようなことがある「鷹の峰」ですが、、、、

来週も3回くらい行ってみるつもりです。それが終わるとタカ長の「渡り観察2018年春」は終わりです。

それまでに、もう少しタカの写真を撮りたいと考えています。

    

タカ長がここに登ってこられるのはあと何年か???

それは分かりませんが、ゆっくりでも登っていける間は出かけて行きたいと考えています。