タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の裏山~7月16日

2012年07月16日 | 山歩きから
ウスキキヌガサタケは終わりのようですね

 今日は独りで裏山へ。一応の目的地は例のウスキキヌガサタケのところです。

 山に入るときは曇りでしたが、現地につく前から雨になりました。仕方なく下山???  とも思いましたが、、、とりあえず現場へ。

         

 現場は悲惨な状態でした。落ち武者がバタバタ倒れている感じです。その落ち武者は先日よりはずいぶんと少なくなっていました。

 そのなかにひとつネットをのぞかせているのを見つけました。

    

 土のなかから出ているのではなく、土の上に転がった卵の中から出て、そこに転がっていました。(写真左) それでは写真を撮るのに向きが悪いので上向きに転がして、ネットの出てくるところを撮ったのが右の写真です。

 三脚を持っていたらコマ撮りのチャンスですが、、、、、、、。そのような準備もないし、雨は降るし、、、

 そこを離れてまわりのようすを見て、、、、、10分後の撮ったのが下の2枚です。

    

 その間に十数ミリネットが伸びてきたのでしょうか。上の写真と比べると、、、、写真の向きは良くないのですが黄色の部分が明らかに伸びてきていることは分かります。

 もう10分も待てば白い部分を隠すほどネットは伸びてくるでしょうが、、、、、転がったウスキキヌガサタケですからネットがスカートのように開くわけではないし、、、、雨も降っているので、右の写真を最後に現場を離れました。

 今シーズンのウスキキヌガサタケはもう終わりが近いようです。

 秋口にも見ることが出来るという人もいるので、そのとき再度ここに来てみるつもりです。

安心したぁ、、、、、?

2012年07月15日 | 日々雑感
 昨日のブログを見た若い鳥友から携帯メールが入りました。

 彼もまた同じような経験をしたようです。

            画像はネットより借用

 ときは一昨年の5月、ところは広島県の最高峰恐羅漢山の北にある台所原。タカ長の現場とは少し離れています。

 そこまでバイクで行ってぼ~としていたら頭にしばらく止まってくれたそうです。その時間は1分くらい、やはり巣材を探している風だったとか。

 このようなことがどこでもあるのか、、、、、、それとも広島県北部の、芸北山群と言われるところに生息するヒガラがそのような習性を持っているのか、、、、

 タカ長には分かりませんが、いずれにしてもお互い貴重な体験をしたことになります。

                    画像はネットより借用

 その鳥友はタカ長よりず~と若いので頭はふさふさです。

 ヒガラはそのときのタカ長のように、少し薄くなりかかった頭に止まるのかと思っていましたが、そうではないようですね。

 若い人の頭にも止まることが分かり何となくチョッと安心しているタカ長です。

バードソンの思いで

2012年07月14日 | バードウォッチング
 今日も雨です。隣町では時間雨量が30ミリを超えたと報じられていましたが、最近はこの程度の雨では驚かないようになりました。50ミリは普通(?)で、100ミリを超えないと大雨ではないような、、、、。

 仲間のゼネコンOBが言っていました。彼らの仕事では作業を進めるにあたり時間雨量の想定もしているようですが、その時間雨量は50ミリ程度(ハッキリした数字は忘れたので正確ではありません)を想定しておけば大丈夫だったようです。しかし、最近のようすを見ると50ミリ程度の雨は普通に降っている感じがします。OB氏も最近の状況には詳しくないようでしたが、タカ長のような素人が考えても、屋外で仕事をする彼らはこれまでの想定以上の雨が降ることを前提に安全対策などを進めないといけないようになってきたようです。

 それもこれもベースにあるのは地球温暖化、私たち一人ではどうにも出来ないことですが、、、、、しかし、何だか怖い世の中になってきたようですね。

 さて今日の話題です。この写真をご覧下さい。

         

 少し古い写真です。タカ長の頭に止まったヒガラです。あの頃はふさふさしていたなぁ。

 とある年、私たちは日本野鳥の会広島県支部チームの一員としてバードソン(バード・レース)に出場しました。野鳥の会が主催する全国大会、公式チームとしてのエントリーです。と言ってもタカ長は運転手役でメンバーはタカカノたち女性軍でした。

 このレースは朝の5時に開始しこの日のうちに何種類の野鳥を確認するか、その種数を競うものです。競争ですから多くの会員がサポートします。選手は鳥を見る機械のようなもので、その「機械」に鳥を見せるために多くのメンバーが先回りして鳥を探し、その「機械」に鳥を見てもらうために奔走します。

 私たちの出発点は広島県では鳥の名所として知られている臥龍山でした。その臥龍山のふもとにある旅館で前泊、バードソン本番にそなえていました。

 私たちは本番にそなえた下見のために「雪霊水」のところにいました。ときは初夏、小鳥たちは繁殖期です。ヒガラも巣材を求めて飛びまわっています。

 そのヒガラがタカ長の頭髪を気にいったのでしょうか、頭の上に止まり、、、両足を開き、、、、、指を広げて、、、、、タカ長の頭に爪を立て、、、、、、腰を下ろして(本当かいな)、、、、、ウントコドッコイショ、、、、と言う感じで、少なくなってきたタカ長の頭髪をくわえて引っ張り始めたのです。その様子は、、、、もちろんタカ長には見ることが出来ませんが、、、、本当に一生懸命引っ張っている感じがしました。

 その話を前泊の宿で仲間たちにしても、、、、、皆は半信半疑のようでした。ところが、、、、ところが、、、、

 本番の日、下見のときより増えた仲間たちとともに雪霊水のところに行き、、、、

 ここにこのように立っていてたら、、、、、、と前日の状況を説明していたら、、、、、前日と同じ木の枝先からヒガラがやって来て、、、、またまたタカ長の頭に止まり、、、、前日と同じようなことを始めたのです。

 上の写真はこのときに仲間が撮ってくれたものです。

      写真はネットより借用

 ヒガラが人の頭に止まって頭髪をねだることは普通にあることなのか、、、、、それとも珍しいことなのかは知りません。

 この顛末を日本野鳥の会の機関紙に投稿したら採用されたので、おそらく珍しいことのはずです。タカ長にとって面白かったのは、同じことが一度ならず二日続けておきたことです。

 あのヒガラは巣材にひどく困っていたのか、それともタカ長の頭髪がよほど魅力的だったのか、、、、、その答えはヒガラに聞いてみないと分かりません。

 野鳥が人の頭に止まることは無いことはないようです。

 タカ長のイギリス人の鳥友から聞きましたが、、、、、彼の友だちの頭に上にタカが止まったことがあったそうです。場所はもちろんイギリスでのこと。タカの名前はチョッと忘れましたが、、、、たしかチョウゲンボウだったと言ったような、、、、、。

 その友だちはそのとき飛び上がったそうです。小型とは言えあの爪とくちばしを持ったタカに止まられては、、、、いくらふさふさした頭髪の持ち主でも飛び上がりたくなりますね。


今日の裏山~7月13日

2012年07月13日 | 山歩きから
 雨になりました。予報では深夜から雨のはずでしたが、、、。

 13日の金曜日だからなの?そのようなことはないはずです。13日の金曜日は良くないとか、そのようなことがあるようですが、、、、、わが家の末娘は13日の金曜日生まれですがいい子に育ちましたよ。

 ついでに言えば私の親戚に、仏滅の日に結婚したのがいますが、別に問題なく何十年もうまくやっています。大安吉日に結婚しても別れる人は別れますから、そのようなことを気にするのがおかしいのでしょう。

         

 今日の裏山歩き、参加者は12名でした。天気が良くないので幾分参加者が少ないようですね。

 今日は自然歩道を歩いてキヌガサタケを見に行きましたが、森の中も道は暗くて、、、、足元にあるタマゴダケを撮るためにストロボをたきました。自然光で撮るのが好きなタカ長ですが、ライトが欲しいほど暗いと、やはり何か手を打たないと撮ることが出来ません。

 風の沢の現場にはキヌガサタケはありませんでした。1本だけ白い軸の部分が転がっているのが足元に見えただけです。こちらのほうは時期的に終わっているのでしょうか?

 余談ですが「風の沢」と言うのも私たちの命名です。天下に公認されていない、私たちだけに通じる地名です。夏に歩くといつも涼しい風が吹いているのでその名前にしたのですが、今日はほとんど風がありませんでした。

 歩き始めて1時間足らず、林道に出る前から雨が降ってきました。

         

 林道に出ると雨、そして時どき雷鳴。

 しかし、久しぶりにサンコウチョウの声を聞きました。そして何と表現してよいのか分からないグチャグチャとした声。

 よく見ると杉の木の枝の間を動く鳥影。雨が降っていて、、、、、暗くて、、、、その上タカ長は双眼鏡ナシ。そのためシッカリとは確認できませんでしたが、タカカノやそのほかの、双眼鏡を持っていたメンバーの話を総合すると、サンコウチョウが巣立ち雛と言うか幼鳥と言うか、、、、とにかく家族で移動していたようです。

 林道を少し歩き、上の写真を撮ってから引き返してきたら、先ほどの場所から少しはなれたところで同じような鳥影を見ました。

 今シーズンはサンコウチョウの声を聞くことも少なかったタカ長たちですが、、、、この場所では繁殖に成功したようです。この同じ場所では何年か前巣立ち雛をシッカリと確認したことがありますから、、、、、そしてこのあたりでは毎年のように声を聞いていますから、、、ここはサンコウチョウのお気に入りの場所なのでしょう。

      

 帰りに風の沢を注意深く見たら、、、行くときに白く見えた軸からネットが出ていました。(写真左)ネットが出始めると15分か20分でこのようになりますから時間的につじつまがあいます。

      

 行くときには何も見えなかった斜面でもこのようなウスキキヌガサタケを見つけました。行くときはおそらく軸の部分も見えなかったはずです。頭の部分くらいはのぞいていたのかも分かりませんが、行くときは暗くて見えなかったのでしょう。しかし、1時間程度あとに見るとこのような状態です。

 今朝の森は暗かったので見落としていたのかも分かりませんが、、、、、いずれにしてもこのウスキキヌガサタケは出始めるとあっという間にこのような姿になってしまうのです。

南の国のタカのこと

2012年07月12日 | タカの渡り
 雨は上がりましたが今朝の広島は厚い雲の下。九州のほうでは雨による被害が心配されています。梅雨明けはもう少し先になるのでしょうか?

 家に居れば介護のこと、空を見れば厚い雲、、、、、、気分のスッキリしないタカ長です。

     

 先月タカカノたちが行ったインドネシアのロンボク島を飛んでいるこのタカ、何か分かりますか?

 この写真で識別できればかなりの専門家、と言うことになるのでしょうが、、、、、、まぁ難しいでしょうね。タカ長にもこの写真を見せられただけでは分かりません。

 フローレスクマタカと言うタカですが、タカ長の持っている図鑑(東南アジアの鳥をカバーしている)にも載っていないタカですから分からないのも当たり前です。

 この写真を撮ったUsep Sparumanさんはロンボク島でこのフローレスクマタカやそのほかの野鳥を研究されている若い研究者です。タカカノたちのエコツアーではもちろん彼にガイドして頂きました。

 今回のエコツアーを企画されたYさんはインドネシアなど東南アジアの国の若い研究者を育てることに尽力されていて、今回のツアーはUsep Sparumanさんたちの活動を支援すると言う側面もあったようです。

        

 タカカノはほとんど写真を撮っていないので、その活動を紹介することが出来ないのですが、、、、このフローレスクマタカはロンボク島の最高峰リンジャニ山(3726m)を望む森に生息しているようですね。タカ長はこのツアーに参加していないので詳しいことは何も書くことが出来ないのですが、上の写真のような場面に遭遇すると胸がどきどきするはずです。

        

 今回のツアーでもそのフローレスクマタカが現れ、カメラを持っている人はバッチリとゲットされたようです。この写真は同行しておられたNさんが撮られたものをカメラのディスプレイ上に出して頂き、それをタカカノがコンデジで撮ったものです。この写真でフローレスクマタカのことを云々することは出来ませんが、、、、タカカノたちが現地で目的のタカを見た証拠にはなります。

         

 タカカノのカメラに写っていた南国の青い海はこれくらいしかありません。他の人の写真を拝見するとエメラルドグリーンの海を見ることが出来たはずなのですが、、、、、写真を撮る習慣のない人にカメラを預けても大きな期待は出来ませんね。

 このYさんがお世話されるエコツアーですが、今秋はタイに行く予定があります。マレー半島が狭くなっているところにあるチュンポンに行ってタカの渡りを見ることがメインのツアーです。

 タカの渡りと言えば、、、、、そしてこのチュンポンは前々から行ってみたいと思っていたところなのでタカ長も参加申込みをしていますが、、、、、

 介護の問題が発生してタカ長だけ参加できない、、、、、と言うような事態にならないことを願っています。

     テンプレートを変更してみました。夏用のつもりですが、、、いかがでしょうか?


今日の裏山~7月10日

2012年07月10日 | 山歩きから
 晴れました。暑くなりました。しかし、今日の裏山歩きには19名が集まりました。

 皆さん、雨でグチャグチャになった体の虫干しをしたかったのでしょう。

        

 緑が深くなったさくらの里。まわりの斜面にはオカトラノオの花がたくさん咲いています。原っぱにはネジバナが咲き始めました。

 そのネジバナを思い切り接写してみました。カメラはコンデジ。デジイチ+マクロレンズではありませんが、それに近い写真が撮れたような気がしています。

     

     

     

 これだけ撮れればタカ長としては満足です。それ以上のことは望みません。
 
 同じところにこのような小さな花が咲き始めていましたが、、、、、、

     

 これって何の花でしょうか?

        

 ウスキキヌガサタケのところにも行きました。ご覧のように無残な状態です。落ち武者がバタバタ倒れれいるような感じです。

 土曜日に行ったときは山の斜面を滑らないように歩く感じでしたが、今日は立派な登山道が出来たようになっていました。踏みあとはすぐに出来るのですが、、、、それにしても、、、、径ができるのはあっと言う間ですね。

       

 ウスキキヌガサタケのことは何も分かりませんが、軸が伸びるときに土中の水分が多いと、建物で言えば基礎が弱いのと同じでまっすぐ立つことが出来ないようですね。

 今年は容姿的には期待できないようですが、数が多くなっているので来年以降の楽しみがふえた感じがします。



 

自主防災講習会

2012年07月09日 | 日々雑感
救急救命法を学びました

 タカ長団地では毎年2回くらい近くの消防署から救急隊の人に来ていただき、自主防災の講習会を行っています。その中のメインが毎年7月に行っている講習会です。

 今年度は7月8日の行われました。今年は最初にビデオによる講習のあと、屋内で救急救命法を学び、そのあと屋外に出て土嚢のつくり方を教えてもらいました。

 ここではタカ長自身の復習をかねて救急救命法を紹介します。

    

 町で倒れている人を見つけたら勇気を持って近づき、まずその人に声をかけてようすを見ます。そして本当におかしいと感じたらまず救急車を呼ぶ手配をします。(写真左)

 この場合「誰か救急車を呼んでください」と声をかけるのではなく、、、、、

 「そこの黒いカバンを持っているあなた、救急車を呼んでください」と言うように、誰に頼んだのか具体的に分かるようにするのがポイントです。

 そのあと顔を近づけて呼吸をしているか確認します。(写真右)このように顔を近づけて呼吸をしているか、自分の肌で感じるとともに、目で倒れた人の胸が動いているかどうか確認します。

    

 呼吸をしていなかったら、まずあごを上げて気道を確保し(写真左)相手の鼻をつまんで口から空気を送り込みます。(写真右)

    

 そのあとすぐに心臓マッサージをします。

 親指のつけね(指根部)を相手の乳と乳の間において、力を入れて30回押さえます。(写真左)押さえる間隔は心臓の鼓動より少し早い程度ですから、結構速いテンポで1,2,3と押さえることになります。

 そのあとまた人工呼吸、そして心臓マッサージ、、、、、と言うことになりますが、現場の状況によっては人工呼吸が難しいこともあります。その場合優先させるのは心臓マッサージです。救急搬送先で息を吹きかえしても、脳に血液が届いていない時間が長くなると、命は救っても寝たきりの状態になるので、とにかく心臓を動かすことを優先しなさい、と言うことでした。

 ひと口に心臓マッサージと言っても、それを行うには相当の体力が必要です。コツとしては

    

 左の救急隊員のように、肘を伸ばして自分の体重で押さえること。

 右の人のように肘が曲がった状態で、腕力で押さえると余分の体力を使うことになり長時間できません。

 いくら上手にしても、この心臓マッサージは体力の要ることですから、出来れば複数の人が交代で行うのが良いです。

 どのくらい強く押さえるか、と言うことですが、とにかく強く、強くです。

 救急隊員の人の経験では骨が折れるのを感じることもあるそうです。生きるか死ぬかの時ですから、胸の骨が折れることなどに頓着してはおれないと言うことですね。

 救急隊員の人が強調されていましたが、このような救命活動のときに骨を折るようなことがあっても責任を問われることはないそうです。

 だから、もしこのような場に遭遇したら勇気をもって救急活動をして下さい、と言うことでした。

 私たち山のグループは平均年齢が限りなく70歳に近づいています。そのようなものが人里はなれたところを歩くわけですから、この程度の知識は皆が持っていないといけないようです。

 タカ長たちのメンバーには医師も看護師もいるので、その面では少しは安心できますが、しかし、その医師や看護師がいつも一緒にいるとは限りませんから、緊急の場合の対応法については皆で研究しておかないといけないようです。




緑のカーテン

2012年07月09日 | 日々雑感
 節電の夏がやって来ました。

 今日の広島は朝から晴れました。梅雨明けはまだのようですがそろそろエアコンのことが気になってきますね。

        

 私たちの団地でも節電対策の一環として集会所に緑のカーテンをつくっています。緑のカーテン、アサガオですが、そのアサガオが伸びてきて花をつけました。小さな団地の小さな集会所と言っても、それなりの面積もあるので、この緑のカーテンにどれほどの実効性があるかは正直言って疑問です。

 要は意識づけ、と言うことでしょうか?皆で協力して水遣りをしここまで育ててきました。

        

 花は咲き始めたばかりでどれほどの数の花を見ることが出来るのかは分かりません。

 やがて夏休みになって、集会所の隣にある公園でラジオ体操が行われる頃には多くの花をつけるのでしょうか?

        

 そのとき団地のジジ・ババたちと緑のカーテンのことを話すことが出来たら、、、、

 そうしたらこのアサガオを育てた意味が見えてくるように思います。

 緑のカーテンと言えば拙宅の、西日の当る窓をふさぐためにアサガオを植えていますが、こちらはまだ窓のところまで伸びてきていません。

 夏本番に間に合うのかなぁ?チョッと気になっているタカ長です。

今日の裏山~7月7日

2012年07月07日 | 山歩きから

 雨は上がりました。しかし、すっきりと晴れたわけではありません。わが裏山は厚い雲の下。

 今日は七夕ですが、この天気では彦星は織姫に遭えないのでは、、、、、と心配しています。

    

 今日のお目当てはこのウスキキヌガサタケでした。例年この時期に姿を見せるこのキノコを見るためにいつもの場所に行きました。しかし、そこで見たのは4本だけです。

 しかし、その場所から少し離れて所にこのような群落。この登山者の人たちが数えておられましたが、、、、それによるとこの一角だけで50本くらいあったようです。この場所に限ったことではありませんが、ウスキキヌガサタケが50本もはえているのを見るのは初めてのことです。

 でも、でも、、、、これまでの雨で傷んだのか、まともな姿をしたものはほとんどありませんでした。そのためきれいな画像を紹介できないので、、、、雨に打たれたウスキキヌガサタケを数多く紹介します。数で勝負ですね。

     

 詳しいことは知りませんが、、、、左が言ってみればタマゴの状態で、右が出始めの状態です。右の白く見えるキノコのようなものの中からあっという間にウスキキヌガサタケの軸の部分が伸びてきて、、、、

    

 右の写真は軸の部分が伸び始めたところでしょうか。それがのびきると同時に頭の部分の付け根あたりから黄色いスカートのようなネットが出てきます。ネットが出始めて20分もするときれいなスカート状になるのですが、それまでに要する時間は20分くらいです。肉眼で見ていてもネットが出ていることを確認できます。

        

        

        

        

          

 こうしてみると雨に打たれて、まともな状態で生えてきていないことが良く分かりますね。四日も降り続いた今回の雨は、ウスキキヌガサタケには気の毒な雨だったようです。

 わが裏山のこの一角では例年見ることが出来るキノコですが、全国的に見ると多くはないようです。Wikipediaによると、分布しているのは宮崎、徳島、高知、山口、広島、京都と記されています。それらの県でも普通に見ることが出来るわけではないはずで、わが裏山でも限られたところで見られるだけです。

 程度の差はあっても絶滅危惧種には違いないようですね。

         

 わが裏山はたとえばスポンジが水をいっぱい吸い込んだ状態になっています。登山道に水が流れているところもあります。この雨が登山道の落ち葉を流して歩きやすくなったところもあります。

 雨による倒木は、今日歩いたコースではほとんど目立ちませんでした。倒木のためにルートが閉鎖された状態になると面白くないのですが、、、、今のところその心配はないようです。

 このウスキキヌガサタケは食用になると聞いたことがあります。中華料理の高級食材だとも聞きました。今日現場に居合わせた登山者によると食用に良いのはこのウスキキヌガサタケより、色の白いキヌガサタケだと言うことでした。しかし、タカ長にはその食べ方も分かりませんから、、、、その二つのキノコの差などはどうでも良いことです。

 きれいな姿だけ見ればそれで満足なのですが、、、、、雨上がりの今日はその願いも届かなかったようです。



 

あ~ぁ、疲れたぁ!

2012年07月06日 | 日々雑感
 今日も朝から雨。裏山歩きを中止して休養しています、と言いたいのですが、、、、、。本当は、、

 2~3日前から足が痛い、肩が痛いと言っているわが家の皇太后を病院に連れて行ったのです。と書いてしまえば簡単ですが本当はその間にいろいろあって、、

 病院に行くと言っても簡単ではないのです。

 タカ長の友だちに車を出してもらって、、、、、病院に行ったら診察についていくのはもちろんですが、トイレに行くと言っても独りでは無理なので、タカ長が女子トイレまで入って手助けし、、、

 あれやこれやで半日病院にいたら、本当に疲れました。

         

 それだけでは疲れる理由は何も分からないでしょうが、、、、、それ以上のことは書けない、、、、書けない事情があるのです。その部分で疲れがドカッと出るのです。

 世の中には老々介護の人は多くいらっしゃいます。それぞれがそれぞれの事情をかかえて苦労しておられるはずです。それは生易しいことではないでしょうが、、、、、、その具体的なことをそうそう口外できるものではありません。タカ長も平素は身の回りの人に介護の苦労を話すことはありませんが、本当は多くの苦労をかかえているのです。

 それはひとりタカ長だけの問題ではないのですが、だからと言ってそのことを公開してどうこうする気持ちもありません。介護の問題を真剣に取り上げてブログを書けば、千語万語つくしても書ききれないものは持っていますが、そのことを取り立てて云々する気持ちにはなれないのです。問題を独りでかかえこむ、と言うことではなくて、この問題はあまりにも生々しいので書く気になれないのです。

         

 介護の問題だけではないでしょうが、一見平和に暮らしているように見えても、その心のうちには多くの問題をかかえている人は世の中に五万といるのです。

 かつて、タカ長が観察地への出勤率が悪くて、そのことを批判的に言われたことがあります。人の行動を批判することは簡単なのですが、、、、、、、、その人のうちに持っている問題などは他人には何も分からないのです。そのことを考えると、、、、、、、、軽々に、、、、、、人のことなど批判できないのです。

         

 チョッと話が横道に入りかけましたが、、、、タカ長のように介護の問題をかかえているものから見ると、、、、、、身内に老人がいない人、年寄りと同居していない人は、ただそれだけでとても幸せな人に思えてくるのです。

 高齢化する社会のなかにあって、介護問題をかかえていない人は、ただそれだけでとても幸せな人に思えてきます。

 あ~ぁ、それにしても疲れたぁ!

 明日、天気が回復したら、裏山に行って汗を流して、スカッとしたいなぁ。●●茸が生えていたら一度に疲れが取れるのに、、、、、ダメだろうなぁ。