タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日は完全休養日

2014年04月17日 | 日々雑感
良い天気になりましたが、今日は裏山歩きを休みました。休養日です。

昨日の山がきつかったわけではありません。久しぶりにチョッとハードなコースを歩いて体がシャキッとした感じですから、昨日の山を理由にした休養日ではありませんね。

         

この時期は山歩きには最適、暑くもなく寒くもなく、仲間たちと道草をしながら歩くのは楽しいものです。

          

しかし、しかし、です。タカ長もまもなく後期高齢者の仲間入りをするのです。自分から老けこむ必要はまったくありませんが、だからと言って無理をする必要もありません。健康のための運動は、少し足りないかなぁ、、、、と言う程度のものを継続するのが良いと思うのです。

          

と言うことで裏山歩きを休んで、来週の室内例会や新聞づくりの準備、そして、、、、、

月末に予定している九州行きの資料集めなどを楽しみました。

   

そのようなことをしながら、今日もボツボツと股関節の運動をしています。

と言っても人さまに言うほどのことをしているわけではありません。しかし、遊び半分でしているようなことでも、少なくともタカ長にはそこ効果が実感できているのです。

何事につけてもいい加減なタカ長ですが、この越割り中心にした股関節の運動は継続できそうだと感じています。


麗しの森を、、、

2014年04月16日 | 山歩きから
   

今日も裏山を歩きました。これがその軌跡図です。

この軌跡を時計回りに歩きましたが、、、、下りたところがいつもと違います。

天狗尾根と一枚岩の尾根のあいだ、タカ長観察地で仲間たちが「麗しの森」と言っている、落葉樹の多い森の中の尾根を下りてきました。

実際に歩いているときの感覚を大切にして、出来るだけ歩きやすい尾根を下りてきたつもりですが、、、、、、

   

こうして拡大してみると思い切り沢すじを下りているように記録されています。記録の精度の問題もあるのでしょうが、いわゆる沢どこを歩いたわけではありません。

今日の目的はとにかく下りられそうなところを下りて、その軌跡を残すことでした。その意味では成果がありましたが、今日のところは「健脚向けのコース」だったので、今日のトレイルをもとにもう少し歩きやすいコースを探す必要がありそうです。

この軌跡図で赤い線が乱れているところがありますが、あのあたりがポイントになりそうです。この図では下側、下りるときには右側の沢に下りるのが厳しいように見えたので、今日のようなコースを下りたのですが、、、、、、

あのあたりの、喉のような地形のところをうまく通過できれば、地図的には易しい尾根下りになります。

地形的には楽でも下草が繁っていて通過できない、と言うこともあるので、あくまで現場での感覚を大切にして歩くことになります。

次回は単独行をやめて、相棒と一緒に歩くつもりです。

   

   

   

登りは椿尾根。藪椿の花が落ちて、花がらを踏みながら歩くところもあります。いまが一番椿尾根らしいと言うことでしょうか?

   

チョッとだけハードな下りを終えたところにカゴノキがありました。それも4~5本、その上にも1本ありました。

カゴノキはわが裏山には無い、と言われていたそうです。その意味ではここでは珍しい木です。

ここまでなら植物好きの仲間を案内して行けるので、いつか連れて行くことにしましょう。

   

何の写真か分からないでしょうが、炭焼き釜のあとらしいものがあったので撮ってみたものです。むかしはこのあたりまで炭焼きに来ていたのでしょうか?

車時代の前には、このあたりは相当山奥になるはずですが、、、、、、。昔の人は勤勉だったのですね。


花は満開

2014年04月15日 | 山歩きから
今日は天気に恵まれました。

私たちの山歩きの日はハッキリしない天気が多かったようですが、今日は違いましたね。溜飲を下げた思いです。

と言うことで、本日はコメントなし。「さくらの里」の写真だけ張りつけます。

この写真を見れば何も言うことはないでしょう。





















4枚目、5枚目そして6枚目の左は「祇園のしだれ桜」です。

京都の桜の末裔がわが裏山に植えられています。まだ幼木ですが、だんだんそれらしくなってきました。

この桜が大きく成長して、見事な花を咲かせるまで裏山歩きを続けたいのですが、、、、、、、無理だろうなぁ、、、、、。


低山歩きの楽しみ

2014年04月14日 | 山歩きから
昨日の雨から一転、きれいに晴れました。

こうなると家にはいません。朝早くから裏山に行きました。

   

その軌跡ですが、、稜線の近くでコースを外れています。前々から気になっているところを歩いてみたくなり、、、、、

 

このように写真に撮ってしまえば何のことやら分からない踏みあとに入り、、、、、

途中で特徴ある大きな岩のそばを通ってしばらく行くと、、、、、

何となく下りて行けそうな広い尾根に出て、、、、、、

   

ここで写真を撮って「旅レコ」のスイッチを入れたわけです。今日は下りる気持ちはなかったのですが、後日下りるときの参考になる軌跡を取りたくなったのです。

この尾根の下り口に近い巻道には、、、、、

   

このように開けたところもありました。向山方面が見えています。

   

617mの下にひげのように出ているところがその尾根の下り口です。この地図を見ると、そのまま下りて行けば私たちが涸沢と言っているところに下りられそうです。ヒョッとしたら天狗尾根より傾斜がゆるいコースが取れるかも分かりません。

私たちの裏山は標高700mに満たない低い山です。いつもの駐車場が250mですから、私たちは400m前後登り下りしていることになります。

その程度の山ですから半日あればかなり変化のあるコースを歩くことが出来ます。そのコースを探すために新しい踏みあとに入っても、マクロで見れば大体の様子は分かっているので、道を迷って帰ることが出来なくなると言うことはまず考えられません。

しかし、ミクロで見れば、小さな尾根ひとつ違えばまったく新しい山を歩いているような気分を味わうことが出来ます。

今日も新しい踏みあとに入り、71番鉄塔の先からはタムシバ尾根を歩いて大杉集落に下りました。これだけで新鮮な気分を味わうことが出来ます。

これが大きな山だったら、このような勝手気ままな歩き方は危険で出来ないのですが、、、、、、

箱庭のようなわが裏山では気楽に出来るのです。このようなことが気楽に出来るのも低山歩きの楽しみなのですね。

   

そのようにして下りた大杉は花の季節でした。いまが盛り、と言えそうです。

と言うことは、仲間たちと歩く明日の裏山は、、、、、さくらの里に行けば満開のサクラ???

   

   

   

見なれた家も、少し角度を変えてみると面白いですね。

この集落に来るのも良いのですが、、、、、、、明日は「さくらの里」にキマリ、、、、と言うことにします。

  

あ~ぁ、雨

2014年04月13日 | 日々雑感
このところ週末の天気が悪いようですね。今日も雨、そして次の週末も雨模様で、週末組の人には気の毒な天気が続いているようです。

山口県の角島でも渡り観察が続けられていますが、週末しか行くことの出来ない仲間もいて、彼らにとっては恨めしい天気ですね。これだけはタカ長にもどうすることも出来ません。

         

今日のタカ長、団地の町内会の総会に出席して、、、、、

その前後は相変わらず山グループの予定をあれこれ考えています。この時期は花を目当てに行くことが多いのですが、その花は当たり前のことですが、あの山もこの山も一度に咲きます。行きたい山はあちこちにあっても、それを見に行く身体はひとつですから、、、、、、、

あちらを優先すればこちらがおろそかになるし、、、、、、、。

   

若いときなら今年もあれば来年もある、来年がダメなら再来年もある、、、、、、、と考えることも出来るでしょうが、、、、、、

何しろタカ長たちは若くはないのです。今年はあっても来年があると言う保障はないので、、、、、

ついつい予定を詰めこんでしまうことになってしまうのです。

   

そのようなことを考えながら、何か新しい良いプランがないか考えるので、考えはじめたらキリがない、、、、、と言うことになって、、、

極端に言えば寝てもさめても予定表をいじくりまわしていることのなってしまうのです。

   

ある面ではそのように考えているときが一番楽しいときなので、そのような作業を苦にすることはまったくありません。これだけは人に渡したくない仕事だと考えているくらいで、、、、、

今日もまたあれこれ考えながら5月の予定をほぼ確定しました。その予定の数ですが、裏山歩きを加えると5月だけで18のプランがあります。

それだけのことが出来るようになったのだから、私たちの活動も活発になったと言えますね。

   

   

今日の写真は金曜日の桜めぐりのときに撮ったものを使いました。

タカ長が懐かしく見たのはこのミツマタの花です。子どものころから見覚えのある花ですが、最近は目につかないように感じているからです。

来月も花を見に行く山歩きを計画しています。予定通りお目当ての花を見ることが出来るか、それは分からないのですが、、、、

雨の日は花の咲き具合の予想までして、山歩きの計画を立てているのです。


サクラめぐり

2014年04月11日 | 山歩きから
今日の山グループは登山靴をスニーカーにかえてサクラめぐりをしました。そのコースは、、、、、、

   

お目当てのサクラは島根県にあり、ご覧のコースを時計回りにまわりました。

お目当てのサクラ以外にも多くのサクラが咲いており、気がついてみればン百枚の写真を撮っていたのでまだ整理が出来ません。そのようなわけで本日の概要だけ紹介します。

   

   

   

これは金谷の城山桜です。「かねだにのじょうざんざくら」と言います。

この桜は見ごろを過ぎていたようですが、金谷集落の桜はいまが見ごろでした。せまい沢沿いの道を走ってこの集落に入ると花盛り、まさに桃源郷のイメージでした。

桜祭りは13日のようですが、、、、、、城山桜の状況は微妙ですね。今年は花が少し早いのでしょうか?

   

   

この2枚は安養寺の枝垂桜です。この桜は写真には撮りにくい、と言うのがマニアの中で語られているそうです。せまいところにある樹高の高い桜だからでしょうか?

   

   

   

これは大平桜です。これはほとんど散っていました。一週間前が良かったようですが、、、、、、

いろいろな桜を見てまわれば、満開の桜もあれば散りかかった桜もあります。それもまたヨシ、と言うことでしょうか?

満開の大平桜をご覧になりたい方はこちらをクリックして下さい。

このような桜を見て今日も楽しい一日を過ごすことが出来ました。

ハンドルを握る心配のない、マイクロバスをチャーターしての花見旅は最高でした。今日も幸せなタカ長です。


鳥やら山やら

2014年04月10日 | 日々雑感
フィリピンに行っていた鳥友が帰国しました。

彼からのメールによると、ボホール島でアカハラダカの渡りを見たとか、この地では初記録らしいですね。500羽程度の群れだったようですが、このような場合は数ではありません。文字通り記録することに意味があるのです。

対馬の内山峠に秋に行き、500羽程度のアカハラダカを見たって人さまに話すほどのことはありません。そこに行けば多くのアカハラダカが渡ることは確認されているからです。

しかし、渡りが確認されていない、いわば暗黒地帯のようなところで見ると、500羽が100羽でも意味があります。そのような渡りを見ただけでも、タカ好きの鳥友にはボホール島に行った甲斐があったというものです。

それに似たようなことを私たちは秋の済州島で行おうとしています。

9月に行けば多くのハチクマを見ることが出来ることは鳥友たちが確認していますが、それらのハチクマがどこから東シナ海に向けて飛びたっているのか??? 

その疑問解決の手がかりをつかみたいのですが、、、、、、さてさてどうなることでしょうか?

   

   

適当な画像がないので先日行った角島の画像を使います。

角島では夜明け前から観察を始め、渡りが一段落する午後はくつろいだ時間を過ごしましたが、終日観察地を離れることはありませんでした。どっぷりと角島に使った4日間でした。

   

   

そのような観察で、私たちの観察地では撮ることのできないハイタカを撮ることができましたが、、、、

角島に行けばこのようなことは当たり前のことと言えば当たり前のことです。今日も観察は続けられていますが、仲間からのショートメールによると、6時台には近くをバンバン飛んでパニックになったようです。

タカ長の行ったときにはそれほど良いことはありませんでした。同じ観察地でも日によって違いますが、それと同じように観察されるタカの数がもつ意味も観察地によって違うのです。

          

その一方で、山グループでは夏山に向けての準備が始まっています。

この画像は1999年8月3日に立山の雄山山頂で神主さんもまじえて撮ったものです。15年も前になるとメンバー構成が今とは違っていますね。

この中にはすでに故人になられた人が複数います。退会された人もいれば健康上の理由で山に登れない人もいます。

そのようなことを考えると、間違いなく一年一年が勝負で、このチャンスを逃すと立山に登ることはできないはずです。とは言っても、登りたい山と登れる山は違います。

そのあたりをどのようにみて、どのように対応してゆくか、、、、、、、

山の面でもあれこれ考えることが多いタカ長です。


タムシバ尾根コース完成?

2014年04月09日 | 山歩きから
71番鉄塔の先から西に伸びる尾根。これまで何度か歩き、大まかなルートを決めることが出来ました。

その尾根の北側にはタムシバの白い花が見られ、とりあえずこのコースをタムシバ尾根と言うことにしました。本当は「コブシ尾根」のほうが語呂がよいのですが、、、、、でもやはり、、、、、タムシバが見られる尾根を「コブシ尾根」と言ってはいけないでしょうね。植物に関して「ド・素人」ぶりを宣伝することになりそうですから、、、、、、。

   

このコースのほとんどはこのようにどこでも歩けそうななだらかな尾根です。誰かが歩いた跡もシッカリ残っています。ところどころ繁ったところがあるだけです。そこをどのように歩くか、、、、、自分なりの判断で決めたと言うわけです。

   

荒れた里山の風景で、何の写真か分からないようなものですが、ここが大杉集落への分岐点で、この先を下りると大杉に至ります。

この先は楽勝なので、このコースもほぼ完成と言うわけです。

   

   

ほとんどはこのような状態なので、これから葉が繁ってきても歩くことが出来ます。

ほとんど人が歩かないところなので、これから夏鳥の季節になると思わぬ鳥に出会うことを期待しているのですが、、、、、、、。  


 

ツツジの花もタムシバの花もいまが見ごろなのでしょうが、このコースを歩くと「ツツジのトンネルだ」と言いたいようなツツジはありません。

ごくごく普通に咲いているだけですが、、、、、、そのようなこれと言った特徴のないのがいいのかも分かりません。

普通の里山と言うことは平凡な山と言うことで、そのために登山者が集中することもなく静かな山歩きが出来るのですから、、、、、、。



山を降りたあとしばらく観察地で空を見上げていましたが、、、、、。

写真に撮れるタカはゼロでした。ハチクマがやってくるまでここでタカの写真を撮ることはできないのかもわかりませんね。


感応山に登る

2014年04月08日 | 山歩きから
好天に恵まれた今日の山歩きは感応山。何と何と23名が参加しました。

山を歩く人は多くても、その85%が未組織登山者と言われている今日では、これだけの人数のパーティが山を歩くこと自体めずらしいことだと思います。おかげさまで私たちのグループは大入り満員の状態が続いています。

   

   

その感応山の位置ですが、、、、、地図を示してもわかりませんね。何しろ超マイナーな山なのですから、、、、、、。

広島市佐伯区湯来町の湯の山温泉の背後にある小さな山です。

この湯の山温泉にある枝垂桜は近郊では有名なサクラです。

   

   

まずはその枝垂桜を見て、、、、

そのすぐ先にある駐車場に行けば、、、、

   

そこもまた満開のサクラがお出迎え。そこでゆっくりと登山の支度をします。感応山は小さな山なので、時間はふんだんにあるのです。

   

   

この2枚は下山したときに撮ったのですが、湯の山温泉のサクラも満開。まさに花、花、花の山歩きです。

   

チョッと登って見下ろすとあちらこちらに満開のサクラが、、、、、。

タカ長団地のサクラも満開をやや過ぎた状態ですが、そこよりは寒いこのあたりのサクラは、まだ咲きかけくらいかと思って出かけたのです。しかし、その予測はいいほうに外れてどこを向いても満開のサクラでした。

   

山道からみた感応山の岩峰。平凡なものですが、、、、その岩場を双眼鏡で見ていた仲間がハヤブサを見つけました。さすがですね。

   

こうなるとキャノンの50倍の出番ですが、、、、登山途中の手持ち撮影ではぶれたのもが多くありました。

花はサクラだけではありません。ツツジも咲き始め、、、、、、

   

タムシバも咲いていました。このタムシバの葉をもむと良い香りがするので「ニオイコブシ」とも言うそうです。

それと関係するのでしょうが、その香りを楽しむために葉を噛む、、、、、と言うことから「カムシバ」と言っていたのがタムシバに変化したのだと友達が言っていましたが、、、、、、、、本当のことは何も知らないタカ長です。

ともあれ今日の山歩き、花にも天気にも恵まれて心から楽しむことが出来ました。


今日の裏山~咲く花もあれば

2014年04月07日 | 山歩きから




花が咲きました。タカ長観察地のサクラはいまが見ごろです。そのサクラを見てから山に入りました。

ヒンヤリとして寒いくらいの裏山、いつもの自然歩道を歩いてゆくと、、、、

   

涸沢ベンチの前にマムシグサが咲いていました。その先にも何本も咲いていました。

自然歩道から荒谷林道に出てしばらく行くと、、、

   

遠くに見覚えのある花が、、、、、、。何だか分かりますか?

と言っても、タカ長も仲間から教えられているので分かったようなことを言いますが、よそに行って自分で識別するように言われるとあやしくなってきます。チョッと地味ですからね。

   

ウワミズザクラです。観察地に帰ってウワミズザクラのことを話したら、仲間の一人が「あれはブラシの花だ」と言うようなことを言っていました。そうなのです。この花は雄しべが長くつきでてブラシのように見えるのです。

   

大杉集落から山道にはいると、またまた道のど真ん中にショウジョウバカマが咲いていました。

スミレなど小さな花も咲いていましたが、今日は早めに山を下りたかったのでカメラを向けませんでした。

   

   

咲く花もあれば散る花もあります。

このような光景にあちらこちらで会いました。わが裏山にはやぶ椿が多いことがあらためて分かりました。

散った花を見てその花の存在を知る。

人が亡くなって、あらためてその人の存在の大きかったことを知る。ふとそのようなことを考えながら山を下りました。

   

山を下りてしばらく渡り観察をしましたが、、、、、、

高い、遠い、小さいの三拍子そろった渡りで、カメラをどこに向けたら良いのかわかりませんでした。そのため今日の鳥写真は71番鉄塔で写したヤマガラだけです。