タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

角島ぐらし~ピンボケ特集

2014年04月06日 | タカの渡り
天気予報に反して晴れてきました。しかし、今日は予定があるので山にもタカ見にも行くことが出来ません。

昨日のように、園遊会の日に晴れると良いのですが、天気の動きだけはタカ長の思い通りにはなりません。当たり前のことですが、、、、、、、。

            

今回の角島、メインのカメラはこれです。小さくて、軽くて、飛んでいるタカも何とか撮れる、、、、、と言うか、、、、、撮る練習をかねての持参です。

角島の観察地は車で横づけ出来るので機材の重さは気になりません。そのためデジイチも持って行きましたが、レンズが270ミリなので使用する回数は多くありませんでした。メインカメラはやはり上記のキャノンです。

ハイタカは動きが早くて、それを撮るには相当な慣れが必要だと感じました。また、ファインダーにゲットしていても、カメラのピンとあわせが間に合わないように感じたことも多々ありました。

そのため撮った写真はピンボケの山でした。その一部を紹介します。

  

 

これらはすべてノートリ画像です。角島のハイタカは高く渡るのも多いのですが、だからと言ってそればかりではありません。近くを飛んでくれるハイタカも数多く見ることが出来たのですが、、、、

近いということは見た目の動きが早いということで、そのスピートにタカ長のウデとカメラがついてゆけないと言うことでしょうか?ピントがあわなかったり、フレームアウトしたり、、、、、、、。

 

その点ミサゴはハイタカよりは動きが遅いので成功率は上がったようです。ハイタカよりは撮りやすいと感じましたが、、、、、

と言っても100%ゲットできるわけではないので、まだまだ練習をつまないといけません。

   

このミサゴはトリミングしていますが、タカ長のウデとしたら上出来のものです。

   

このカメラは、当たり前のことかもしれませんが、カメラぶれとピンボケをしないように撮ればかなりシャープな写真が撮れます。光線状態がよければこの距離でも目が光っている写真を撮ることができます。

と言うことは、、、すべてはなれ、、、、このカメラを使い切るようにすることが大切なのですね。

   

早朝の渡りが一段落したとき、このハヤブサ君と楽しいひと時を過ごさせてもらいました。幼鳥は人を恐れないのでしょうか、かなり近寄って撮らせてくれました。

今日紹介した写真のようなピンボケ写真を撮りながらの滞在でも、角島ではほかの鳥を見るチャンスもあるので、気候が良くなってからの角島ぐらしは楽しいですよ。


春の園遊会は、、、

2014年04月05日 | 日々雑感
花が咲きました。その花にあわせて、今日は私たちのグループの「春の園遊会」を予定していましたが、、、、

あいにくの雨模様のハッキリしない天気でした。そのため会場を団地の集会所に変更し、園遊会だけは行いました。

   

   

集会所のサクラも今が見ごろですが、会場を予定していた裏山の雲は厚くて、これではゆっくりと飲むことが出来ないですね。

会場を替えたことは正解でした。ここなら「勝手知ったる他人の家」と言うか、タカカノたち多くのメンバーが備品状況を知っているので何でもすることが出来ます。

        

まずはこのようなものをお供えして、、、、

           

春の山菜などのてんぷらをし、、、その他いろいろなものを並べて、、、、、

         

         

皆で楽しく飲んで食べて、、、、、、、楽しい時間をすごすことが出来ました。

そのあと都合があって園遊会には出席できなかった女子会員がやって来て、、、

          

はい、このような「ティータイム」をセットしていただきました。

   

最後はこのようにチョッと上品に仕上げるところが、私たちのグループのハイレベルなところ、、、

と自画自賛して今日の記事は終了です。

この園遊会に出席した何名かのメンバーにはこのあと団地の役員会兼懇親会がひかえているのです。もちろんタカ長もそのひとり、夕刻からはその役員会に出席です。


登った尾根は花の尾根

2014年04月04日 | 山歩きから
仲間たちとの山歩き。今日の山は山口県岩国市の城山です。

   

山陽自動車道岩国ICの近く、眼下の錦川には名勝錦帯橋がかかっています。近くは花の名所でもあります。

   

錦帯橋のそばの土手も花の道です。ふりかえると、、、、

   

錦帯橋が見えます。そこにいたる車道も花の道、その花が満開でした。一番いいときに来たようです。

しかし、天気はイマイチ、晴れたと思えば弱雨、時雨模様と言いたいような天気でした。

 

錦川右岸の車道から山道に入り一気に尾根に登ります。

ひと汗かいて尾根に登るとそこにはミツバツツジの花が満開になっていました。

サクラが咲いているのは想定していましたが、ミツバツツジまでは想定していませんでした。それも1本とか2本とか言うレベルではなく、城山の山頂近くまでミツバツツジや、サイフリボクの白い花がたくさん咲いていました。これは嬉しい「想定外」でした。

   

   

   

   

   

   

ツツジと言えば大型連休頃を想定するのですが、今年は違ったようですね。この城山だけのことなのか、他の山でも早く咲くのかは分かりませんが、今年はいつもより早く花を楽しめそうです。

今月はいろいろな花を楽しむプランを考えているのですが、タカ長の考えたプランがアタリになるか、それともハズレになるのか、これだけは分かりません。

   

標高300mの小さな山ですが、気がついてみれば10km歩いていました。

出発前は花見気分でしたが、、、、、、実際に歩いてみるとチョッとした山登りになっていました。



  

角島ぐらし~2014

2014年04月03日 | タカの渡り
3月30日から角島へ行ってきました。行きも帰りも花を見ながらのドライブでした。

角島に通い始めたのは2001年からだと思いますが、その頃は3月の中旬から角島に行っていたようです。もちろんその頃は花は咲いていません。少し長い観察の場合は、調査を終わって帰る時は花が満開、と言う年もあったように記憶しています。

今回は行きも帰りも花見旅だったと言うことですね。

   

その角島での生活ですが、起床は4時頃になります。そして観察開始は明るくなり始める5時半頃からです。

写真でも角島灯台の光が回っているのが分かりますね。服装も冬そのもの、これだけ着ていても風が吹くと寒くて車に避難することが、、、、、と言うこともありそうですが、今回は天気に恵まれて、風に悩まされることはありませんでした。

   

この時間から観察を開始し、明けやらの空を飛び始めるタカを数えます。渡りは東方向から西方向、つまり太陽の方向を見ることが多くなります。

今回も6時前に数羽の渡りを記録しました。暗くて写真には撮れませんが、、、、、、、、、

   

少し時間が経過して、ハイタカを正面から撮ることができたとしても逆光になります。この写真などタカ長としては上出来のものです。

今回の相棒、しんちゃんも車中泊でした。それでも早朝から緊張していると、、、、、、、

   

渡りが一段落するとこのようなことになります。なま身の人間がすることですから仕方ありませんね。

   

今回はタカ長やアル長が手助け(?)するので問題ありませんが、、、、、、

タカ長がいないときはどうしているのかなぁ???

まぁまぁ、かたいことを言わないことにしましょう。タカ長がいないときは、彼らは下関市の自宅から出勤しているのです。その場合は3時起床。その疲れが出てもおかしくありませんね。

    

   

今回は二日にわたりこのようなことをしました。もちろん渡りがほとんど終わってからのことです。

この肉は「匹見牛」だそうです。旨かったなぁ。

このお返しは、彼らが廣島に来たときの「お好み焼きと生ビール」と言うことになっているのですが、、、、、、

お好み焼きは良いとして、彼らの飲みっぷりは半端ではないので、ビール代を今から貯金しておかないといけないようです。せっせとゆうちょ銀行に通ってためておきますから、残高があるうちに来て下さい。これ、、、、、マジなはなしですよ。

幸か不幸か、タカ長お気に入りのお好み焼き屋さんは郵便局の近くにあるのです。

   

彼らの名誉のために言っておきますが、彼らはまじめに観察しているのですよ。しんちゃんの視力は8倍の双眼鏡なみ、ひょっとしたらそれ以上かも分かりません。

早朝に起床して、その視力で空を凝視していると、疲れてうとうとすることもあろうと言うもの、それでこそ人のやる調査なのです。人は機械ではありません。

   

一日の調査が終わると早めの夕食。その「食後の団欒」は暗くなるまでつづきます。

渡ってヨシ、渡らなくてもヨシ、それが「角島ぐらし」なのです。

贅沢を言わなければ、そこにはタカがいて、青い海がありますから、本当のそこにいるだけで良いのです。




角島ぐらし

2014年04月02日 | タカの渡り
これも予約投稿です。これがアップされる頃には、今回の角島行きの結果がほとんど決まっています。

良い思いをしてルンルン気分になっているか、それともイマイチだと思いながら帰宅することを考えているか?

それは誰にも分からないことですが、結果はどうであれ、一年ぶりに角島を渡るタカを見て、仲間たちとタカ談義を楽しみ、満ち足りた気持ちでいることは間違いないはずです。

   

タカ長が角島の上を渡るハイタカをはじめてみたのは前世紀のことです。先輩に連れられて行き、いまの角島大橋の近くで観察しました。

そのようなこともありましたが、私たちが本格的に渡り観察を始めたのは、2000年11月3日に角島大橋が開通してからのことです。

観察するのは角島灯台の近くですが、最初はその観察地まで角島大橋東詰めにある駐車場から通っていました。島の中で車中泊するとアワビの密猟者と間違えられる可能性があったからです。

しかし、いまは渡り観察も地域の人に認められ、観察地で車中泊しても問題ないようになりました。渡り観察も市民権を得たと言うことでしょうか?

どこで車中泊するにしても車中泊は車中泊、車のそばで食事の準備をしたり、雨の日は車の中で退屈な時間を過ごさないといけないこともあり、角島での渡り観察は心身の疲れるものでした。

近くには西長門リゾートホテルがありますが、ここは渡り観察には高級すぎるホテルです。タカ長も1泊くらいはしたこともありますが、長期間の滞在などビンボーなタカ長に出来るはずがありません。

せいぜい外来入浴者として行き、ネットで見られるあの露天風呂に入るくらいのことです。

そのように、角島での観察はあくまで車中泊が原則になります。

何かと不便なことも多い角島ぐらしですが、2年前に道の駅北浦街道豊北が出来て様相が変わってきました。

昨年行ったときはそこで何度も食事をしました。これで車の中での食事は朝食だけ、渡りの早い角島では昼食前にその日の渡りが終わることもあります。そのような日は昼食も道の駅で済ませることも可能です。

          

道の駅は角島大橋が見える位置にあり、あしもとの小さな港では鳥を見ることも出来ます。

昨年は雨の日もあり、ほとんど半日以上この道の駅で過ごしました。雨になってもせまい車中で過ごす必要もなくなりました。

   

今回は31日の月曜日が期待ですね。雨でたまったハイタカがドカッと、、、、、と言うのを期待しているのです。朝陽に赤く染まったハイタカを撮りたいのですが、、、、、、。

と言うようなことを3月29日に書いていますが、これをご覧になる頃にはすべてが決まっています。

さてさてどのような結果になるのでしょうか?