タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

角島たより~11

2015年05月09日 | タカの渡り
今日はいつもの駐車場でタカの渡りを見るつもりでしたが、未明から雨が降って、、、、、

その天気は昼前には回復しましたが、諸事午前型のタカ長はその時間からの行動開始はなく、今日のプランは後日に、ということにします。

さて今春の角島ですが、先日5月6日に仲間が観察に出かけ7羽のハイタカを記録し、それをもって今シーズンの調査は終了したようです。

そのこととはまったく関係はないのですが、タカ長の「角島たより」も今回を一応の終わりとすることにします。

    

角島での観察は灯台の灯が目立つ早朝に起きだし、観察準備を始め、、、、、

    

このように空が明け切らない状況でも油断はできません。このような時間から飛び始めることもあるのです。

それに対応するためには観察地で車中泊になります。まさに早寝早起きの生活です。

そのような生活を続けることは身体的な負担もありますが、今のところそのような生活に耐えることはできます。

先のことは分からないといえば分かりませんが、今の状態ならあと何年かはできそうです。

とりあえず来年4月も角島生活をするつもりです。それまでに今のカメラに習熟して、今年以上の写真を撮りたいのですが、、、、、、。

どうなるかなぁ???

今回の「角島たより」をしめるにあたり、最後に「友だちの友だち」さんの写真を紹介します。タカ長のピンボケ写真におつきあい下さった方は口直しとして下さい。

    

    

    

    

くどいようですが、以上4枚の写真は「友だちの友だち」さんの撮影です。

ウデが良いのか機材が良いのか、タカ長の写真とは違いますね。


砥石郷山に登る

2015年05月08日 | 山歩きから
広島県の最高峰恐羅漢山(1346.4m)のとなりにある砥石郷山(1176.3m)に登りました。

その位置です。

    

画像に右下が広島市、その北西方向に畑のマークが見えますが、そこが今日歩いたルートで、そのそばに恐羅漢山の名前が見えます。

    

赤い線が今日の軌跡です。牛小屋高原からの単純往復、往復で1万歩あまりののんびり歩きプランです。



1166m峰から見る恐羅漢山方面の展望です。

今日の天気は快晴でのんびり歩きには最適でした。上の地図で見える1166m峰から頂上にかけての落葉樹の森は昔から好きで、若いころは何度も登りましたが、このところご無沙汰が続いていました。久しぶりの砥石郷山でしたが、芽を吹いたばかりの森を堪能することができました。

    

ただ夏鳥の声は期待したほどではなかったようです。ということで夏鳥に関しては特記事項ナシ、ということにします。

しかし、しかし、、、、、鳥の面ではいいことがありました。それはこれ、、、、、

    

何じゃこれ、尾は見えても顔はカラマツの葉にかくれて見えない、、、、

このときこの鳥は芽吹いたばかりの森の中を飛びまわっていて、これだけ撮るのも大変だったのですが、これだけでは何か分からないでしょうから、このとき撮った写真をならべてみます。

    

    

    

    

これだけ見るとお分かりですね。今ではめずらしくもないソウシチョウですが、しかし、このソウシチョウは声を聞くことは普通になりましたが、クマザサの中などで鳴いていることが多くて、その姿を見ることは案外少ないものです。

そのあたりの事情は鳥を見る人ならご存知のことです。そのソウシチョウを撮ることができたのですから、それだけで素直に嬉しかったです。

このようなわけの分からない写真を撮って喜ぶな、、、、、、と誰かに言われそうですから、最後に本日のベストショットを1枚紹介します。

    

これならソウシチョウであることを認めてくださいますね。




クロメマトイ

2015年05月07日 | タカの渡り
未明から雨になったようです。

このような日のタカ長は「内勤」です。晴耕雨読ということばがありますが、このころのタカ長は「晴耕雨電」ということですね。「電」とはいうまでもなくパソコンのつもりです。

パソコンといってもブログだけではありません。今日もまた団地新聞の編集長として資料集めをすることになりそうです。

    

昨日行った窓ヶ山の東峰から見た西峰方面です。

春、タカはこの西峰の向こうから現れ、帆翔して高度を上げ、頭の上を逃がし方向へ流れて行きます。というのがもっとも一般的なパターンです。

左下に魚切ダムの堰堤が見えていますが、ねぐらだちのタカがこのあたりから高度を上げ、、、、、といっても目線まで上がらないで流れていったこともあります。こうなるとタカの背面を見ることになります。

   

西峰で高度を上げたタカが流れてくるとこの松の枝が視界をさえぎるのですが、だからといって伐ることができません。そのようなことをすることの良し悪しの問題ではありません。日中になるとこの枝影が貴重な日影を提供してくれるから伐ることができないのです。

    

南側の風景です。安芸の宮島からわが裏山、私たちの団地など一望できます。

この海の上を飛ぶハチクマを撮るのが念願なのですが、なかなか思うに任せません。タカ長の希望がハチクマに伝わっていないのですから仕方ないのですが、、、、、、

海の上を飛ぶハチクマ、その雄大な風景のなかのタカを撮ってみたいのです。

    

窓ヶ山のことを色々紹介しましたが、今日の記事はそのことではありません。この画像に右上に写ってしまった小さな虫のことです。

この時期アウトドアーに出ると目のまわりにまとわりつくあの虫のことです。誰もが嫌な思いをしているあの虫のことです。

昨日の記事にも書きましたが、昨日は休日にもかかわらず窓ヶ山に登ってくる登山者は少なくて、話をしたのは2グループだけでした。人間とは勝手なものですが、タカがドンドン現れているとき話しかけられるとイヤになり、ヒマなときは誰かをつかまえて話をしたくなり、、、、、

昨日はヒマでも登山者と話をする機会が少なかったのですが、その少ない機会の中で高齢の登山者からこの虫の名前を教えられたのです。その名前はクロメマトイ

    
                          画像はネットより借用

方言というのか俗名というのか、この虫は各地で色々な呼び方をされているようです。タカ長たちはメツキといったこともありますし、ブヨといったこともあるような、、、、、。

しかし、考えてみたらその正式な名前を知りませんでした。本名を知らなかったのです。

それを昨日教えられたというわけです。それはありがたいことですが、その防除対策までは話がおよびませんでした。

帰宅してネットで調べてみると、皆さん色々苦労されているようですが、決定的なものはないようですね。とりあえずここをクリックして頂ければ苦労の一端を見ることができます。

あのクロメマトイ、タカを観察していても邪魔者で、集中力をそがれることが多いですね。何とかいい防護策が見つからないものでしょうか?

    

こちらはタカの飛去方向です。

このような視界ですが、本当に見たい方向はこの画像に左側なのです。そこには松の木がありタカの飛来方向を見ることができません。そのようなわけで秋の観察には適さないと思っています。

秋はこの西峰の下にある岩場のほうが良さそうで、今年は一度くらいそこで観察してみたいと考えているところです。

今日は「ハズレ」でしたが、、、、

2015年05月06日 | タカの渡り
窓ヶ山に行きました。

今日は「ハズレ」といえば「ハズレ」でした。

天気も思ったより悪かったようですし、タカとは関係ないことですが登山者が少なかったり、、、


お目当てのタカの出方も悪くて、朝は30分に1羽くらい、これではどんなにひいき目にみても「アタリ」とはいえませんね。

しかし、、、、、、

    

ノスリが出たり、、、、、といってもこのノスリはお世辞にもきれいなタカとはいえませんね。

    

サシバが出たり、、、

    

渡りとは関係ないようですがミサゴが出たり、、、、

    

ハチクマにモビングするハイタカ属(おそらくツミ)を見たり、、、、(決定的瞬間が写っていなかったのが残念です)

写真には撮れませんでしたが西方向へ渡ってゆくハイタカを見たり、、、、、、そして、、、、、、

    

    

町をバックに飛んで行くハチクマを見たり、、、、、。

こうして見るといろいろなものが見られて、まったくのハズレとはいえないような一日でした。

とくに町や海をバックに飛んでゆくタカを撮ることはタカ長の願いなので、それが撮れたのですから満足でした。

欲を言えばもう少し早く撮りたかったのですが、、、、、このハチクマは前ぶれもなくいきなり流れてきたので、、、

タカ長のウデではそのスピードがスポーツカーなみに感じられ、うまく対応できなかったのです。

    

ハチクマも撮ることができましたが、遠くにハチクマを見つけて準備していても、カメラ方向に流れてきたらあっという間に近づいてきて、、、、、

そのようなタカをゲットするにはいまのタカ長には無理なようですね。

    

    

    

    

今日の天気ではこの程度撮れればタカ長としては満足しています。

欲をいえば、アタリといわれるくらい多くのハチクマを見たかったのですが、今日はダメでした。

昨日の関門地区や九州の情報を総合するともう少し出ると思ったのですが、、、、、

タカの渡りを当てるのは難しいですね。


ハチクマの季節到来

2015年05月05日 | タカの渡り
仲間たちとの裏山歩きの日ですが、タカ長は友だちと二人で71番鉄塔に先まわりして、、、、、、

到着早々汗を拭きながら南のほうを見ると何やらタカ柱が、、、、でも、遠い、、、、小さい、、、、、

    

仲間たちと合流して、、、、その仲間たちを見送って独りで観察していたら、、、、、

本当は相変わらず遠い高いハチクマが多くて、写真に撮るチャンスは2~3回しかなかったのですが、それでもまぁ何とか撮ることができました。その写真を紹介します。

    

    

    

    

    

    

    

    

言い訳をすれば、写真に撮れるといっても高いものばかりで、こうして見るとシャープな写真は無いようですね。

タカ長のウデでは「数打ちゃぁ当たる」ですから、撮影チャンスが少なかったらこの程度の出来なのでしょう。

もう少したくさん撮らないと、何かの間違いのような、シャープな写真はゲットできないようです。

    

これはおまけです。本日2羽確認したサシバのうちの1羽です。もう1羽は高かったので写真に撮れませんでした。

明日は場所を変えて、もう少し数を撮って、そのなかで1枚か2枚でも良いので、もう少し満足できる写真を撮りたいのですが、、、、

さてさてどうなることやら。西からの情報によるとハチクマの渡りも本格化しているようなので、チョッとだけ期待することにします。



  

角島たより~10

2015年05月05日 | タカの渡り
鳥が空を飛んでいる姿ってきれいですね。

タカ長など鳥を散文的に見ているのですが、人によっては詩的にみたり、物理的に見たり、、、、人それぞれの目線で鳥を見られているはずです。

飛んでいる鳥は、当たり前のことでしょうが、物理的に理にかなった飛び方をしているので、その姿に無駄なところがなくて美しいのでしょう。

    

今回の角島では何故かウを見ることが多く、タカが現れないときはその姿を何回も何回も撮影していました。

    

このような飛び方をしているのを見て、これが空気抵抗を減らすことのできる飛び方だ、、、、、という見方をしても良いし、、、、

雁が鍵になって飛ぶ、、、、、と表現されているような詩的な見方をするのも良いし、、、、、

何も考えないで見ているのも良いし、とにかく何か飛んでくれると暇つぶしにはなります。

    

    

    

このような飛び方をどのように理解してよいのか、あまり考えたことはありませんが、、、

その日のタカの渡りが少なくなった10時以降は、このような鳥の姿を見ながら時間を使い、飛んでくるかどうか分からないサシバを待っていました。

    

いつもは嫌われるヒヨドリですが、このような群れが近くを飛んでくれ、その姿を写真におさめることができると嬉しくなります。

このときのヒヨドリはハヤブサに追われて逃げまわっていたので、その姿がきれいだとか何とか言ったらヒヨドリに叱られるかも分かりませんね。何しろ彼らは命がけなのですから、、、、、、。

    

観察地の上を小鳥類も飛びまわることがあるのですが、これは写真に撮るのが難しいですね。何しろ相手が小さすぎます。

これは何度かトライしてそれなりに撮れた1枚ですが、、、、、、

さてこの鳥は何だったのか、正直言って特定する自信がありません。

でもまぁこのようなことをしていれば何とかなるのが角島生活です。



    



角島たより~9

2015年05月04日 | タカの渡り
今月2回角島へ行きましたが、もって行ったカメラはこのキャノンです。

           

この画像は後続機のものですが、形としては同じようなものですね。コンデジに分類されている小さなカメラです。

関西の鳥友はカメラから異様な音が出るようになるまで使い、今はこの後続機を使っていますが、性能的にはずいぶん良くなっているようです。しかし、タカ長はそれほど多く使っていないので、現役として立派に仕事をしています。

このカメラですが、、、、、、今回あらためて思いましたが、、、、、ピントが合うと驚くほどシャープな写真を撮ることができます。

風景写真など普通の使用ではそれほど驚くことはないのですが、野鳥写真になるとびっくりすることが度々あります。

そのような写真をならべてみました。

と言ってもその意味がよく分からないでしょうが、どの写真も遠くを飛んでいるタカを写したもので、大きくトリミングしています。

    

    

    

    

    

    

この画像では見え難いかも分かりませんが、3枚目を除いたすべてのハイタカの目をバッチリとらえています。

最後の写真をまだまだトリミングするとこのようになります。画像を縮小しなくて良いくらいトリミングしています。

     

これだけ撮れて31,230円ですから、一万円あたりの性能としては大砲組みに負けていないようにマジ感じています。

このカメラが壊れるまで使うことはないかも分かりませんが、、、、、もう少し先に、、、、、、いま4万数千円している後続機が、、、、

3万数千円にまで下がったら、タカカノにナイショで買う事があるかも分かりません。

このカメラは野鳥写真を撮るには手軽で軽くて、遠慮なく使える良いカメラであることは間違いないようですから、、、、、、。




雨が降ったから

2015年05月03日 | タカの渡り


雨になったのでエーゲ海を見下ろすレストランに行って、、、、、もちろんタカカノと一緒ですよ。

            

このようなコーヒーなど飲んで、、、、、それにしてはお粗末な内容ですが、、、、、

とか何とか言うのはもちろんウソで、これは4月26日の画像です。角島に行って、タカの渡りが終わった午後はヒマなので角島大橋のそばにあるGABBIANO「ガッピアーノ」に行ったのです。

聞いてみるとこの「ガッビアーノ」が開店してこの6月で満4年になるとうことでしたが、昨年行った時は気がつきませんでした。

小高い丘の上にある素敵な店でした。

    

    

ベランダにもテーブルがあり、ここからの展望はもちろん最高です。

    

角島大橋も見えます。夕日はあの橋の向こうのほうに沈みますから、夕陽を見ながら夕食をとるのは最高ですね。

私たちは車中泊の鳥見旅、ここで陽が沈むまで夕食をとっていることはできません。何しろ朝が早いのですから、、、、、。

          

ということで、ここでコーヒータイムにしたわけです。

それにしても角島界隈も変わりましたね。というほど詳しいわけではありませんが、タカ長が知っているだけでも、角島大橋が開通し、色々な施設ができて、、、、、

やはりかわっていますよ。それが時代の流れなのでしょうが、、、、、、、。


白いホオジロ

2015年05月02日 | バードウォッチング
今シーズン初めてお目にかかったハチクマを先に紹介したので、今日はハチクマ撮影のために裏山に登ったと思われるかもわかりませんが、実はあのハチクマは付録みたいなものなのです。

今日の目的はホオジロのアルビノ、白いホオジロを撮ることだったのです。

昨日も仲間たちは白いホオジロを見ているのですが、タカ長が行ったときは飛び立った後、、、、、、、、

ということで本気で白いホオジロを撮っていないのです。そのため今日はそのホオジロを撮るために裏山に登ったのです。

現場に行くと松の枯れ木に止まって鳴いていたのですが、写真的にはダメで、チャンスが来るのを待っていたら、、、、、

先に紹介したようにミサゴ、ハチクマ、ノスリの順に現れてくれ、その写真を撮ってしばらくあと、前よりは近いところに白いホオジロが現れました。

撮影チャンス到来です。といっても空抜けにしないとピントが来ないのでカメラ位置を移動し、、、、

何とかそれらしい写真を撮ることができました。

    

    

    

先日角島に行ったときある人から「目が赤かったら完全なアルビノ」というようなことを聞いたので、、、

その目に注目して撮りました。その結果ですが、、、

これらの写真では分かり難いのですが、パソコンで拡大してみると何となく赤いような、、、、、、そのような感じでした。

ひと口に赤いといっても、その赤さ加減はいろいろあるはずですから、このホオジロを目の赤いアルビノといって良いのかどうかタカ長には判断ができません。しかし、パソコン上で見る限り赤みをおびているように見えます。

    

    

目の色など光線状態で見え方が変わるはずですから、機会があれば明日以降もねらってみたいと思います。

でもまぁ「目の赤いホオジロの写真が撮れた」と勝手に思っていても人さまの迷惑にはなりませんから、タカ長としてはそのように日記に書いておくことにします。




初めてのハチクマ

2015年05月02日 | タカの渡り
    

今シーズン初めて「裏山ホテル」をチェックアウトされたハチクマ様です。

このお客様、チェックアウトしたあと数回も帆翔しないで旅立たれたのでゆっくり写真を撮らせてもらえませんでした。

    

あっという間に森の向こうへ、、、、、、。

未だ撮影準備ができていない時間だったので数枚しか撮ることができませんでした。しかし、、、、、

    

    

裏山ホテルに泊まられたのはハチクマ様だけではなく、ノスリ様もおられ、、、、、

このノスリ様は先を急がないのかのんびりと、、、、、、ゆっくりと帆翔され、、、、

あとから見るとハチクマ様よりはるかに多くの写真を撮っていました。

これらのお客様を先導されたのは、、、、、実はこの、、、、、

    

    

ミサゴ様だったのです。

とつぜん前方の峰の上に現れ、、、、このような写真を撮っていたら、、、、、

ハチクマ様、ノスリ様の順に顔を見せられたと言うわけです。

そろそろハチクマのシーズン到来ですが、このように晴れると高いところを飛ぶハチクマを見るのは、タカ長の目には難しいなぁ、、、、、。