タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

園遊会

2020年06月09日 | 山歩きから
料亭裏山」で園遊会の準備が始まりました、

ビールが来ないので皆さん手持ちごぶさたです。

    

サンコウチョウが上を飛び、オオルリの声が聞こえる、素晴らしい料亭です。

もちろん、「三密」はありません。


リベンジ登山~2

2020年06月09日 | 山歩きから
    

衣掛山、赤穴瀬戸山城の山頂に着きました。

町との標高差は200メートル程度しかありませんが、それにしては素晴らしい展望です。

上の画像の左が広島・島根県境の赤名峠方面。国道54号線は画像の右に向けて走り、宍道湖に向かいます。

右向うに見える峰が琴引山です。

    

山頂は最高の展望台になっており、案内板も立っています。

旧知の山を捜します。

    

赤名の町の向こう、遠くに見える山が4月6日に登った大江高山です。

大江高山が見えると事前勉強していなかったので、この風景は嬉しかったです。そして、、、、、

    

右の前山の向こうにチョコンと見えているのが三瓶山です。

    

このような風景を楽しんでいるのはタカカノと二人だけです。

    

タカ長が声楽家だったらこの山城を舞台に、世界の名曲を朗々と歌ってみたいと思いました。

この日は風がさわやかで、ついついテンションも上がって来ます。

    

こちらが県境方向。中央にチョコンと高みを見せているのが女亀山(めんがめやま)です。

野鳥が多い山とされているのですが、タカ長は鳥の面でいい思いをした記憶はありません。

独りで歩いているときイノシシのファミリー(?)と行きあったり、、、、

麓でフキを採ったり、そのような思いでばかりです。

    

前方の松の木のところが二の廓跡。

山頂部にはたくさんの廓跡があります。

    

それらを見たあと東廓群に行きました。

森の中の廓跡です。

    

このようなところはタカカノと二人で歩いたのでは面白くないのかも分かりません。

やはり郷土史の分かる人と一緒に歩くのがベストですが、運よくそのような人に出逢うチャンスはほとんどありませんね。

何しろ人がいないのですから、、、、、。

    

登るときに出会った金槌氏。同じ会うのならここで逢えば良かった、と思いました。

その人が郷土史の専門家かどうか知りませんが、地元の人らしかったので、何か面白いことが効けたはずです。残念。

ここからロープを頼りに急な径を下りると武名ヶ平山に行くことが出来ますが、タカ長たちはここで時間切れになりました。

往路下山です。


リベンジ登山~1

2020年06月08日 | 山歩きから
昨日も書きましたが、毎年この時期にタカカノの実家に行きます。

その故郷は、今では三次市となっていますが、合併前は布野村、広島島根県境の村です。

布野村はアララギ派の歌人中村憲吉の故郷でもあり、今も村人から尊敬され中村憲吉記念文芸館も出来ています。

その生家のそばを通って島根県に向かいます。

    

昨年も衣掛山に登るつもりで出かけましたが、県境の赤名トンネルを出ると雨になり、目指す低山は雲の中でした。

そのような日に登っても面白くないので、、、、、、

    

その日は近くを観光して帰りました。

昨年はそのような状況だったので、昨日の登山は「リベンジ登山」のつもりでした。

天気は最高、北よりの風が心地よく、また、空気がクリアで山頂からの展望は申し分ないものでした。

    

衣掛山は戦国時代に山城が築かれ、赤穴瀬戸山城として有名なところです。

ふもとを国道54号線が走っているので、そのそばを何度も行き交ったことになりますが、登ることを意識したのは最近のことです。

    

登山口は赤名小学校のそば。山頂まで1000メートルの小さな登山です。

   

    

しばらく行くと鳥居が現れました。

その奥に赤い木の鳥居がズラリと並んでいました。しかし、タカ長には何の鳥居か分かりません。

歴史の山を登るには事前勉強が必要ですね。不勉強なタカ長は何もしていませんでした。

松田左近の墓と関係があるのかなぁ???

    

急登もない、緑の中のいい道でした。しばらく登ると上から、小さな金槌を持った人が下りて来ました。

金槌の訳を聞くと、登山道の整備に使うのだとか。どこの山にも、人知れず努力をされている人がいるのですね。

お蔭様でポンコツ登山隊も安心して登ることが出来ます。有難うございます。

    

    

赤名集落のすぐそばの山ですが、意外に奥深い感じでした。

ここでもキビタキの声を近くで聞きましたが、今日もまた「姿は見えず」です。

    

呼吸など乱すこともなく本丸の近くまで登ってきました。

このような案内板などをチェックするために金槌が要るのでしょうか。

    

尾根に近づいても深い森、なかなかの雰囲気です。

この山道のそばにはたくさんの花が見られるようですが、今は端境期だと先ほどの人が言っていました。

    

山頂が近づくと空が光っていました。夏の空です。

タカ長にはあまり嬉しくない光景ですが、この日は北寄りのさわやかな風が吹いていました。

これなら暑さ嫌いのタカ長も気になりません。

    

大手門跡まで登ってきました。

この近くには足もとに石が目立ちました。この山城が現役だったころの名残でしょうか?

    

    

そのすぐ先が山頂でした。

ご覧の青空です。そして、、、、、

    

大展望です。

エッ、写真が小さくてよく分からない?そうですね。

山頂からの展望を紹介するのは明日になります。

      

    

笑っちゃうなぁ

2020年06月07日 | 今日の一枚
    

6月はタカカノの両親の祥月命日がある月です。

そのため毎年この時期に墓参に行きます。その時の軽い話題です。

広島県北の、中国自動車道三次ICを下りて国道54号線を走っていたら、国道のそばを掃除している高齢者グループがいました。

それを見たタカカノ、「老人ばかりだね」、、、、とさ。

お前に言われたくない、と叱られますよ。自分の歳を考えヤァ、、、、。

    

墓参りを済ませたころ、近くに住むタカカノの妹が顔を見せてくれました。

その妹を加えてしばしの歓談。そのとき、妹が、、、、、

「私たち若妻会が、、、、、、」とか何とか言っていました。町内会活動の話題ですが、、、

エッ、若妻会

タカカノの妹ですから、少しだけ若いことは間違いありませんが、、、、、。

お前らの平均年齢は何歳だぁ、と聞いてみたかったのですが、そこは武士の情けで口に出しませんでした。

田舎には若い人がいないので、あの歳になっても若妻会が死語にならないのでしょう。

そう言えば、少し前のことですが、田舎に残っているタカカノの同級生たちが、、、

いつまでたっても村の若手だ」とボヤいてていたそうです。70歳を前にした頃のことです。

若い人は村を出て行くので、いつまでたってもタカカノの同級生が若手で、力仕事ばかりやらされるとか。

そりゃあボヤキたくなりますね。

    

帰りは国道54号線を北上、県境を越えて島根県の小さな山に登りました。

衣掛山、赤穴瀬戸山城です。

小さいけどいい山でした。その話題は明日のお楽しみです。



笑っちゃうくらい

2020年06月06日 | 日々雑感
    

今朝、近くのスーパーに行きました。

店に入ってあらためて思いました。マスクのことです。

今では当たり前のことですが、皆さんマスクを着用。もちろん、タカ長たちもここでは着用しています。

着用率100%、見事なものです。その見事さ、笑っちゃうくらいです。

    

店の中を少し歩いてみました。

皆さんマスク、手作りのものが多いように感じました。素人的には上手にできた物もあれば、いい点数をあげられないようなものも目につきました。(失礼)

しかし、アベノマスクらしきものをしている人は見つかりませんでした。

広島市でもアベノマスクの配布が始まったと言うニュースは随分前に聞きましたが、タカ長のところにはまだ届いていません。

これだけの着用率になり、欲しい時にはいつでも買えるようになってからアベノマスクが届いても仕方ありません。

その間抜けさには本気で笑っちゃいます。

それはいいのですが、外を走っていて目につくマスク姿の人。

マスクをして自転車をこいでいる人を見ると、マスク批判の前に、熱中症が心配になります。

    

またまた、批判的なことを書くようですが、「登山中にもマスク着用」と言う山岳4団体のガイドラインはタカ長には理解できません。

タカ長たちが行っているのは、登山とも言えないものかも分からないので、気にすることは無いのかも分かりませんが、、、、、、。

先ほど、上高地の河童橋のライブ映像を見てみました。

多くの人はマスクをしていないようですが、マスクを着用して歩いている人も目につきました。

と言うことは、夏山シーズンになると、マスクをして北アルプスを縦走する人が出現?

チョッと興味がありますね。

    

タカ長たちは人のいない山を歩き、、、、

登山道のど真ん中に座って、おむすびだけの昼食。そのような山歩きを継続したいと考えています。

それだけで十分幸せですから、、、、、。


気になっていた山

2020年06月05日 | 山歩きから
ポンコツ登山隊、今日は赤帽さんのブログを参考に大丸峯(おおまるみね)に登りました。

大雑把に言えば、北にある竜頭山、そしてわが町である広島市佐伯区の北にある東郷山とか天上山とか、その間にある山です。

その存在は古くから知っていましたが、そのあたりはタカ長にとっては空白地帯、その空白地帯を今日やっと埋めることが出来ました。

    

登山口から山頂まで1650メートルの小さな山です。

暑くなってきましたが、この程度の山ならポンコツ登山隊でも登れます。

    

終始、森の中を登ります。

尾根に出るまでが急登と言えば急登ですが、わが裏山のジャイアントコースのことを思えば問題にはなりません。

途中でサンコウチョウの声を聞きましたが、その姿はまったく見えません。

    

尾根に登ってしばらく行ったところでキビタキの声が近くから聞こえましたが、これも声だけです。

尾根は落葉樹の葉が茂っているので、よほど運が良くないとキビタキの姿は確認できないでしょう。

    

    

大岩への分かれを通過、先ず山頂を目指しました。 

尾根に登れば大きなアップダウンは無いので、楽に登れます。

と言いたいのですが、暑さがこたえる季節になりました。ポンコツ登山隊としては、えっちらおっちらの感じです。

    

山頂には大きな木はありませんでした。

チョッとオーバーに言えば、突然森林限界を抜けた感じです。展望も申し分ないのですが、、、、

今日は空気がもやっていました。

この展望を楽しみながらゆっくりしたいところですが、風のない山頂は暑さがこたえました。

       

記念の1枚を撮って早々に下山開始です。

この山に登るのは秋、雲海が楽しめるころが良さそうです。

    

左前方の山が竜頭山です。

あの山の下が都志見地区。わが裏山の旧河内峠を越える道は都志見往来。

広島藩の絵師、岡岷山が1797年に旧河内峠を越えて竜頭山の麓のある滝を訪ねたのだと思えば、平凡な風景にも深みが感じられました。

    

大岩に寄ってみましたが、これは平凡でした。名前負けしているようです。

    

再び尾根道に戻り下山開始。

終始足にやさしい道です。

    

尾根から下る道もタカカノが難儀しないで歩けるのですから、ここは急登とは言えないのかも分かりません。

登りの時に聞こえたサンコウチョウの声はしなくて、、、、、

    

早目の下山になりました。

歩数で7500、牛池往復より少ない歩数です。ガレ場を登ることもないのでポンコツ登山隊向きの山でした。

    

下山後、豊平のどんぐり村に寄り道。

わざわざ寄り道をして帰り、シャワーを済ませても14時前。本当に小さな山でした。

でも、落葉樹の中を登るのは雰囲気が良くて、タカ長的には満足できる山でした。

次は紅葉のころ登りたいと思います。

気になっていた山に登ることが出来て、今日もハッピーなタカ長です。

 


広島市立図書館のホームページから画像を借用して、岡岷山の絵を2枚だけ紹介します。

    

    

上が「上竜頭滝」、下が「駒ヶ滝」です。

そろそろ始動?

2020年06月04日 | 日々雑感
コロナをめぐる問題は依然予断を許さない状況にあるようです。

タカ長たちの団地活動も止まったままになっていましたが、6月になって一部に再開の動きが出てきました。

そのひとつが、タカカノも関与している「百歳体操」です。

これまでのように、ホールいっぱいの状態では出来ないので、二つに分けて行うとか、、、、

そのグループ分けをどのようにするとか、関係者の相談が始まっています。

    

タカ長の山歩きは、回数的には昨年とまったく同じで、その面だけ見るとコロナの影響はないようです。

しかし、もちろんのことですが、内容的にはタカ長なりに考えて行動していますから、何もかも昨年と同じではありません。

このような状況に置かれて、マイナーな藪山歩きの良さをあらためて感じています。

若いころは、少なくとも気持ちだけは高い山に向かっていたので、藪山歩きは好きではなかった、、、、、

と言うか、いつもいつも山らしい山に行けないので、次善の策として藪山歩きをしている、と言う気持ちがありました。

そのころいつも思ったのは、このような藪山を歩かせたら、中央の登山者には負けないと言うことです。

要するに、中央の登山者に対する劣等感みたいなものを秘めた、負け惜しみを口にしていただけです。

    

時が流れ、歳をとり、そして今回のコロナ問題が起きると、、、

登山中ほとんど人に会わない、マイナーな山の山歩きが陽の目を見たような気がしています。

登山自粛要請も出ましたが、タカ長たちがやっているこのような山歩きが、ここで言う「登山」に相当するのかどうか分かりませんし、、、

そもそもマイナーな山には3密になる可能性はありません。

と言うことは、家を出てから帰宅までの時間の中で、現在要請されていることを考えれば良いので、対策も立てやすいのです。

と言うことで、タカ長の山歩きは、内容的には変化があっても、回数的には昨年と同じになっているのです。

    

わが広報部も始動しました。

夏号の素案を作成して町内会長に提出。関係者で検討してから青写真を作成し、具体的な紙面づくりにはいります。

百歳体操や長寿会の活動、そして広報部。

せっかく活発だった町内会活動の灯を消さないよう、関係者が協力して「ウイズ・コロナ時代」の町内会活動を考えることになります。


県境を越えて

2020年06月02日 | 山歩きから
県境を越えて、島根県益田市の日晩山(ひぐらしやま)743・5メートルに行きました。

スタート・ゴール地点地点は真砂地区の真砂公民館。

公民館に駐車させて頂いたとき、広島ナンバーの車がやって来ました。話を聞くと広島市内から来た人でした。

タカ長と同じように、県境を越えての移動自粛が解除されるのを待っておられたそうです。

    

真砂公民館に近い波田八幡宮にお参りしてから登山開始です。

日晩峠までは落ち葉の積もった掘割道が多いコースでした。

    

    

歌碑や句碑のたっている日晩峠から尾根道になりました。ここから山頂まで2,300メートル。

特別の急登も無く、歩きやすい道でした。

峠に登る前に先ほどの登山者に追い抜かれ、タカ長たちが山頂に着いたとき、彼は昼食を終えるところでした。

しばらく話をしてからタカ長たちは昼食。彼は下山を開始。

    

山頂からの展望は360度とは言えませんが、それでも津和野の青野山や十種ヶ峰を見ることが出来、県境を越えて島根県の山に登ったことを実感しました。

    

これは安蔵寺山ですが、その尾根を全部見ることは出来ませんでした。そして、、、、、

    

これは広島県の最高峰、恐羅漢山です。

この左の方には深入山も見えました。これだけの展望があれば満足です。

そして何より満足したのは登山道が足にやさしい道だったことです。

初めての山なので、山頂から沢コースに下りるときはチョッと心配していたのですが、下山路も足にこたえるところはありませんでした。

そして、、、、、おまけは、、、、、サンコウチョウを見ることが出来たことです。

忙しく移動していたので写真に撮るチャンスはありませんでしたが、今日は登山ですから、サンコウチョウを間近に見ることが出来ただけで満足です。

    

この軌跡を反時計回りに歩きました。いつもながら実感より少ない数字しか記録していませんがが、、、、、

タカ長たちポンコツ登山隊には丁度良い一日コースでした。

    

自粛要請が解除されてから初めての県外登山でしたが、山で会ったのは広島からの登山者だけです。

それと、公民館に挨拶に行ったとき、若い女性職員の人と少しだけ話しました。

家を出てから帰るまで、タカカノをふくめて3名の人と話しただけの登山でした。


思わぬいい山~2

2020年06月01日 | 山歩きから
    

金曜日の毛無山登山、山頂から南下して、周回コースを下りることにしました。

タカ長には初めてのコースです。そのため、ブナの森をルンルン気分で歩きながらも、半面では緊張していました。

ここでもしタカカノが足を痛めたら、、、、、、

もちろん、背負って下山することは出来ません。ザックの荷物はタカ長が引き受けるとしても、自分の体は自分で下ろさないといけません。

そのようなことは当たり前のことで、毛無山登山だけのことではありません。いつの登山でも同じことですが、、、、、

今は登山も自粛モード、それをおしての登山なので、いつも以上の緊張感があった、と言うことなのです。

    

毛無山の場合、山頂から高度を下げながら南下することになります。そこで事故を起こすと、、、、

未知のルート下りることは出来ません。だから、ひき返すことになります。

ひき返すときは高度を上げながら帰ることになるので、南下すればするほど、高度を下げれば下げるほど、もしもの時のひき返しが困難になります。

だから、いつも以上に緊張していたのです。

    

そのため林道に出会ったときはホッとしました。

それはいいのですが、キビタキなどに夢中になり、林道に深入りしたのはタカ長のチョットした失敗でした。

林道を離れて心もたないルートに入ったときは、何かあってもそのまま下山することを決断していました。

ほとんど人が歩いていないようなルートでしたが、タカ長の目には大まかなラインが見えていたので、そのラインにそって、スキーのスラロームをする感じで、足場の悪いところを避けながら下山しました。

小さな山ですがいつも以上に緊張して、真剣に歩きました。

いつの登山でも事故を起こしてはいけませんが、万が一ここで事故を起こし、助けを呼ぶとしても、自分の現在地を説明することが困難だと感じたのも、真剣に歩いた理由の一つです。

    

そのなことがあって、チョッと軽めの登山が、とても充実した登山になりました。

無事に山を下り、見慣れた風景を目にした時はホッとしました。

    

車に帰る道でコケイランを見つけました。

本当のことを言うと、現場ではどこかで見たことのある花としか分からず、帰宅して友だちに確認してもらいました。

そのような山歩きをしながらも、鳥の声を聞いたり、足もとの花にも注目しているのですよ。

鳥の声と言えば、ハッキリしないルートを下りているとき、久しぶりにトラツグミの声を聞きました。

毛無山は小さな山ですが、タカ長たちポンコツ登山隊には丁度いい山になったようです。