朝鮮とのハノイ交渉は、日本は紳士的にやればよい。
ならず者国家を相手に憤慨することもない。
ブッシュは、あれほどテロ支援国家の朝鮮とは同じテーブルにつかないと意気込んでいたが、一旦、朝鮮が核実験に成功すると、手の平を返したように態度を変えたのは、アメリカ流といえばアメリカ流である。それによって、朝鮮は自信をつけてしまった。
これで味をしめた以上、死んでも核兵器は手離さないだろう、
まして、拉致問題は公式に 「解決済み」 なのである。 これを引っくり返すには戦争をやるしかない。 しかし、戦争は不可能だ。 だから、日本政府は粘り強い交渉をやるとしか言えないが、実際にはそういう粘り強い交渉はやっていない。 同時に、家族会は必死さがなくなってしまった。最後のチャンスであった2月の6ヶ国協議の前段階で最後の大勝負に出るべきところを出なかった。
アメリカ・ライスとヒル、そして谷内外務次官のラインが、北京会議では拉致問題を出せばこじれるとして、日本は拉致問題には口をつぐんだ。 ヒルが頻繁に本にやって来ては谷内氏と根回ししたのはその点であった。
その見返りとして、家族会の事務局長さんが7月の参議院選に出るため、自民党の比例名簿上位に乗せることを条件に事務局長を黙らせてしまった。
中山恭子補佐官が介入し、家族会の思いを潰してしまった。
政治の非情である。
(ムラマサ、月影に慟哭す)
ならず者国家を相手に憤慨することもない。
ブッシュは、あれほどテロ支援国家の朝鮮とは同じテーブルにつかないと意気込んでいたが、一旦、朝鮮が核実験に成功すると、手の平を返したように態度を変えたのは、アメリカ流といえばアメリカ流である。それによって、朝鮮は自信をつけてしまった。
これで味をしめた以上、死んでも核兵器は手離さないだろう、
まして、拉致問題は公式に 「解決済み」 なのである。 これを引っくり返すには戦争をやるしかない。 しかし、戦争は不可能だ。 だから、日本政府は粘り強い交渉をやるとしか言えないが、実際にはそういう粘り強い交渉はやっていない。 同時に、家族会は必死さがなくなってしまった。最後のチャンスであった2月の6ヶ国協議の前段階で最後の大勝負に出るべきところを出なかった。
アメリカ・ライスとヒル、そして谷内外務次官のラインが、北京会議では拉致問題を出せばこじれるとして、日本は拉致問題には口をつぐんだ。 ヒルが頻繁に本にやって来ては谷内氏と根回ししたのはその点であった。
その見返りとして、家族会の事務局長さんが7月の参議院選に出るため、自民党の比例名簿上位に乗せることを条件に事務局長を黙らせてしまった。
中山恭子補佐官が介入し、家族会の思いを潰してしまった。
政治の非情である。
(ムラマサ、月影に慟哭す)