★安倍晋三。
衆参で絶対多数を握る自公政権において、安倍晋三は心ひそかに長期政権を我が物として考えているのだろうが、この人、意外に短命で終わるかも知れない。
好事魔多し、その切り返しは、2020東京オリンピック招致が成功するかどうかで決まるのではないのか。
成功すればステージクリアだが、失敗すれば蟻の一穴のように瓦解の序曲が聞こえて来る。より具体的には、フクシマ、消費税、憲法、靖国、集団安保の憲法解釈などによって安倍晋三は崖っぷちに追い込まれ、あえなく自沈、そういうシナリオが透けてくる。つまり安倍晋三の政治センスの欠如が、やはり見えてくるのだ。
約束を反故にして靖国にも行かず、8月はゴルフ三昧、中東がそんなに好きなのか、アラブを旅して日本から逃避、そして、そうそう、尖閣に公務員を常駐させるという公約も胡散霧消してしまった。
フクシマは収束どころか、ますますひどい状況になっている。これは国内問題ではなく、既にグローバルな国際危機に変容している。悪魔のエネルギーである原発の再稼動や輸出に安倍は躍起だが、その訳とは原発利権と原発マネーに群がる白アリにしか見えない。原発輸出といっても、どうせ日本のカネで建設するのだから世話が無いし、原発マネーが国内で飛び交う超利権なのだ。
憲法、本ページは憲法改正を目指し、自衛隊の合憲化を訴えるものだが、憲法改正ではなく、憲法解釈で集団安保をやるなんて、滅茶苦茶だ。
憲法改正で日本を普通の国家にする、それがあるべき第一歩だ。
靖国、安倍は8・15に靖国に参拝しなかった。その理由が、中国と韓国に配慮したということらしいが、一体、安倍晋三なる輩はどこの国の総理なのか。しかもそれは自民党総裁になる時の約束であったのだ。
そもそも靖国は純粋に国内マターであり、反日の中国や韓国ごときに内政干渉される謂われはない。それとも安倍晋三は中韓に何か弱味でも握られているのか。もしそうなら総理を辞めい。
祖国日本の為に生命を投げ打った英霊に哀悼の誠を捧げずに、日本は立ち行かない。これはどの国においても基本中の基本だ。
消費税のカラクリ、英国や豪州では一般食料品に消費税はかからない。つまりゼロ。その他の欧米では食料品に対しては還付金制度を設けたり、低い税率(2から6%)しかかけない。しかし日本では8%をかけようとする。そういう欧米の実態をテレビの討論番組では誰も何も言わない。
さらに、欧米のスーパーに行けば、日本と同じ値段でも、量が日本の1.5倍から2倍はある。そういう欧米と日本の差を多くの日本人は知らない。
(じゅうめい、鋭く斬る)