★リニア新幹線。
2027年に開通だって? 今から14年後というのは、それだけ問題が多いということなんだな。
1962年にリニア構想が生まれ、夢のリニア新幹線としてこれから着工する訳だが、東京・名古屋間をJR東海の自前のカネ5兆円でやると言っても、ホントに大丈夫なのか。
東京、名古屋間を40分で繋ぐのは大変結構なこと、現状の90分から見れば早いに越したことはないが、ちょっと待て、と考える。
86%がトンネル区間ということは、あたかも窓の無い高速エレベーターに乗っている感覚ではないのか、それにトンネル以外の景色といっても時速500キロでは速すぎて目が回り、景色を楽しむという旅の味わいはまったくないはず。
料金は「のぞみ」の指定料金プラス700円を予定しているそうだが、それだったら東京あるいは名古屋からのビジネス帰りは、キヨスクで700円出してビールとおつまみを買って、富士山を眺めながらゆっくりと新幹線を楽しんだ方が、100倍幸福ではないか。
まあ、JR東海の健闘を祈りたいが、東海の山田佳臣社長は後世、経営の神様と言われるか、それとも超ダメ社長と言われるか、未来の判定に任せるが、個人的な意見を言わせて貰えれば、私は乗らない。
その理由は、東京から名古屋まで、例え40分でも窓の無い高速エレベーターで行くか、それとも既存の新幹線で90分の旅の楽しさを味わうか、人それぞれの好みであるが、果たしてJR東海は人間心理工学を考えているのか疑問だ。
「JR倒壊」にならなければ良いが。
★1970年からリニアの技術開発が本格化したそうだが、現在まで40年余りの時間がかかったことになる、そしてその技術開発はまだまだ途上にあるという。
リニアカーは鉄路から浮上して超高速走行する訳だから、振動は少なく、飛行機に乗っているような感覚だろう。しかし飛行機は時速800キロとか900キロで飛行する訳だが、相対物がないからスピード感がない。ところがリニアは浮上走行といっても、相対物があるから、既存の新幹線より小さく作られる窓から外を見れば、目が回るというもの。
だから、リニア新幹線は窓の無い高速エレベーターではないかと想像する。
しかも、強力な電磁波の発生や、トンネル突入時の衝撃波の問題がある訳だし、さらには未知なる重大問題の発生も懸念される。
それに工事の為の環境アセスメントも、これからということだが、既に沿線の環境破壊も心配されている。一番心配なのは超高速による衝撃波、特にトンネル突入時や離脱時のスーパーソニック級の衝撃波の問題が指摘されているそうな。
そこまで考えると、話が飛躍するが、UFO型飛行機の技術開発でもやった方が、100倍良いような気がする。
夢の乗り物UFOが実在する以上、それを開発した異星人もいる訳で、多数のノーベル賞科学者を生んだ日本人ができない訳が無い。
ちょっと考えても、100年前にジャンボジェット機が地球の空を自由自在に飛んでいることなど誰が想像しただろうか。
それを考えると、UFO型飛行機もそれほど荒唐無稽なことでもあるまい。
(じゅうめい、鋭く斬る)