★剣豪と剣豪
昨日の日曜日、ネット中継ライブで将棋の棋聖戦を見た。
藤井聡太棋聖(18歳)と渡辺名人との激突だったが、結果は藤井聡太の完勝だった。
渡辺さんは37歳の円熟期を迎え、将棋界最高峰の名人位であり、他に2冠を持っている合計三冠の猛者なのだ。
その強豪を相手に18歳の少年は完璧な指し回しで、渡辺名人に圧勝した。
必殺の剣豪ともいうべき18歳の少年は100年に一度の天才なのだろう。
★菅官邸は帝国陸軍。
東京オリンピックのリスクを指摘する政府専門家の尾見さんらの動きに、菅官邸が警戒を強めている。
厚労大臣の田村と五輪大臣の丸川珠代は官邸から指示を受け、医師である尾身さんらの考えについて、政府専門家の公式な意見としては受け入れないと発言した。
尾身会長は国会で、「今の状況で五輪をやるのは普通はない」と述べた。
また、「コロナ感染のリスクや医療逼迫について評価するのはプロフェッショナルとしての責任」とも述べた。
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菅官邸は都合の良い時は、「専門家の御判断」と持ち上げ、都合の悪い時は「越権行為」として封殺しようとするのは、帝国陸軍と同じやり方だから、支持率は急落する。
一方、ワクチン接種の現状は、人口1億2600万人のうち、接種されたのは3%強でまだまだ接種のスピードは遅い。
医師専門家は、「五輪がきっかけとなって、ウイルスの変異体が世界中に広がるリスクがある」
★コロナの杜撰(ずさん)な管理
新潟県燕市は6月6日、集団接種会場で、ワクチン冷凍庫の電源が入っておらず、600回分が使えなくなり廃棄したという。
電源コードの接続が緩んでオフになっていた。
役人はこういう単純なミスが多いなあ。
あちこちの役所で、電源が入ってなかった、冷凍庫に入れ忘れた、というミスが多すぎる。
役人の仕事は単純な書類作業だから頭が回らないし、危機管理などと耳触りの良いことは言うが、それも書類仕事で民間企業のような緻密さは全くない。
だからバカチョン・システムを使えばいい。
つまり温度が上昇したらアラームが鳴り、スマホに連絡が来るようにすればいい。
そういう仕掛けは簡単にできるし、それでミスは防げる。
(じゅうめい)