goo blog サービス終了のお知らせ 

武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

フセインとブッシュ

2007年03月26日 | 国際外交の真実
イラク戦争という言い方は、何かおかしいと思っていた。
正しくはイラク侵略戦争である。 今の時代、大嘘をついて国際社会を動かし、侵攻・侵略し、その国の体制を転覆させるとはアメリカの方が独裁強権政治といわれても仕方が無い。
ブッシュという人は、ヒットラーと並ぶ最悪の国家指導者になりそうだ。
アメリカが侵攻の理由にした大量破壊兵器は存在しなかったし、アルカイダとのつながりも無かった。 それどころかフセインはアルカイダからの接触を拒否していた証拠まで出てきた。 これはアメリカのイラク調査団の公式な報告であり公表されたことである。
イラク戦略戦争には2つのキーワードがある。 1番目は中東第二の石油埋蔵量を誇るイラクの石油利権・支配であり、2番目はイスラエルの影である。
アメリカの富と頭脳と隠れた権力はユダヤが握っていると理解しても大きな間違いではない。 
さて、今のイラク国内はアメリカ、イギリス、日本自衛隊(航空)が支えている政府軍と反政府軍との内戦になっている。 ベトナムと同じである。
最近イラクで発生した爆弾テロは子供2人を使ったテロで、子供を使えば警戒されないのを利用して、子供に爆弾を抱かせて自爆させるといった様相まで現われてきた。
また一方アメリカ国内では、イラクやアフガニスタンで「米国の自由を守るために戦った英雄」のはずの負傷兵が帰国後、カビだらけの病院に放置されていたことが大きな問題になっている。 自動小銃で撃たれ、左の眼球を失い、脳にも損傷を負ったダニエル・シャノン3等曹長は、入院からたった数日後には質が良くない施設に移らされた。 ジェレミー・ダンカン兵はイラクで、左腕の大半を失い、左目も失明したが、壁一面に黒カビの生えた外来用病室に寝かされていた。何度も管理者に頼んだが改善されず、「どんな人間も住めない状況だった」 と振り返ったそうな。
3200人を超える米兵の死者を前に米国民のブッシュ不信は高まり、米軍撤退要求が強まっている。 米国民は自信も誇りも失っている。CNNが行った最新の世論調査によれば、イラク戦争について自信があるとした米国民は、開戦時には83%だったのが35%に下落。イラク戦争を誇りに思うと答えたのは、開戦時の65%から30%に減少したそうである。
このままではイラクのベトナム化、泥沼化が進むだけだ。
(ムラマサ、夜桜に舞う)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜花

2007年03月25日 | 人生の意味
薄紅ほのかに誘う
恋心
純な心を捧げん
乙女の恥じらい
男子の覚悟
胸に秘め
いざ桜花の盃を

故郷の山河
心に宿し
花冷え紅桜
今ぞとばかり
白雲たなびく
群青の空へ
いざ出立を

(作:じゅうめい)
(撮影:U・T 上野公園3・21)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新宿酒場ロン 3・23

2007年03月24日 | 人間の欲望
新宿酒場ロン
島と二人で飲んでいる。
「ライブドアも終わったな」
「終わった」
「内部は崩壊だ、優秀な人材は既に逃げている」
「村上ファンドもそうだが、権力が睨んだ企業は潰された」
「ホリエモンが持っている個人資産140億円を守れるかどうか」
「その意味では、村上は逃げた。 元官僚のうまいトコだね」
「ホリエモンとダークサイドはどこでつながったの」
「ニッポン放送株買い占めでフジとの綱引きになったときに、買い上げる資金がショートしかかった。その剣ヶ峰に、ブラックマネーが入ってきた」
「その資金調達は宮内と野口がやった」
「だからホリエモンは宮内になにも言えなくなった」
「しかし、何かさびしい気もするね」
「そうだな、頭を使い、男達の野望と権力が渦巻く世界だったから」
「心のどこかで英雄視していたところがあった」
「つわものどもの夢のあとか」

銀さんが、お絞りの熱いのを出してくれた。
音楽がブルーノートに変わった。
シーバスの水割りを喉に流し込んでから島が口を開いた。
「拉致も終りだね」
「終わった」
「2月の北京会議が最後の勝負だったが、家族会は動かなかった」
「中山恭子女史が谷内に指示されて、懐柔したのさ」
「ライス・ヒルの戦略は中国と交渉しながら、北朝鮮を絞り上げるつもりだった」
「しかし、北は予想以上に手強かった」
「最後は北が暴発するのをライスが恐れた」
「図書館で勉強した共産主義理論では北に太刀打ちできなかった」
「ライスの専門はソビエト共産主義だからね、アジアのならず者共産主義が理解できない、勉強外だった」
「北はライス・ヒルを子ども扱いだ」
「拉致はどうして」
「2月の北京会議では騒ぐなというアメリカの指示を谷内が守った。見返りに家族会にはあることを提案したが」
「それは・・・・・」
「人間の欲望にエサをちらつかせるか」
そこへ絵美が笑いながら顔を出し、座るなり大きな口を開けた。
「都知事選で面白い話があるわよ・・・」
新宿の夜は更けていく。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都知事選、ライブドア

2007年03月23日 | 人間の欲望
東京ローハイ・カルテット誕生。
ボーカルは昔鳴らした石原、贅肉はみだしたタイトなジーンズと腹のでっぱりで音程はずれた熱唱だ、作り笑いがかっこいい。
目立ちたがりのリードギター黒川、自分のテクに惚れ込んで他の楽器と合わせようとしないロックンローラー。
リードギターに隠れたベースの浅野、地味なままだとスターにはなれない。
北千住のチンドン屋から借りてきた太鼓と鐘を叩く吉田、他にもお笑いタンバリン、選挙が趣味の中松がダフ屋で忙しい。
さあ、東京お笑いコッミクショーの始まりだ。

☆ライブドア宮内亮治(39)に対し、懲役1年8カ月の実刑判決が言い渡された。
宮内で記憶に残っているのは、フジテレビとの攻防に火花を散らしているときに、ある日、キャスターの古館がホリエモンとのインタビユーにヒルズのライブドアを訪れた。受付で宮内を偶然発見し、「宮内さんですね?」と古館が聞いたところ、その当時、まだ宮内は顔をあまり知られていなかったが、「いえ、違います」と答えたのは嫌な感じがしたと思う。
百歩譲って、街の中でなら面識も無いのに声をかけて否定されても仕方が無いが、社内で臆面も無く嘘をついたことは、後になって考えてみると、そういう人種であったのかと思えてくる。
実は、逮捕されてから宮内は業務上背任横領が発覚したが、司法取引で粉飾決算を証言するなら、横領の罪は目をつむると検事との間で取引をしたそうである。宮内は執行猶予を狙いに行ったが裁判所は絵図の首謀者をそのまま放免する訳にはいかなかったということだ。
即日控訴したが、この種の案件は高裁で引っくり返ることはない。
(ムラマサ、月影に静かだ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロ野球、ヒルの外交

2007年03月22日 | 国際外交の真実
プロ野球の自由希望枠の廃止は来年の2008年から実施することが決まったが、
アマ球界から猛烈な反発が上がっているそうな。
ドラフト制度がありながら、自由枠があるというのは矛盾しており、訳が分からない状態である。 それに西武の不正が発覚した以上、自由枠廃止は今年の秋から即刻実施すべきであると思う。 FA問題は、それに絡めるのではなく、別個に話し合いを持つべきであると。
スポーツの爽やかさが無くなったら、プロ野球は自分で自分の首を絞めることになる。

☆何度も言っているが、温厚な書斎派のヒルさんでは駄目だ。
ライス・ヒルの国際戦略では朝鮮に舐められるだけ舐められて、お尻ペンペンである。 書斎・図書館の理論で勉強した人間とアジアの鉄火場で鍛えられた人種とでは勝負にならない。 朝鮮は、歴史的に長い間中国に属国化され、韓国からは差別され、日本からは植民地支配を受け、豊臣秀吉には平壌まで軍事制圧され、今は恐怖の秘密警察、人権・人間弾圧、共産独裁体制、一部の支配層が自国民を飢えさせ奴隷化しているならず者国家と定義されているような大笑いだから、歴史の生きた見本としてそのままにしている方が歴史博物館として良い教材である。
アメリカもヘタをうった。 2月13日の最終合意から、30日以内に金融解除をすると言っておきながら、遅れた。 高々29億円くらいの金で、約束した以上はアメリカは期限内に約束を履行すべきであった。 例えそれが、大量の偽ドル札マネーロンダリングや麻薬取引の利益だったとしても。
29億円の金額はレッドソックス松坂の契約金に、はるか及ばず、年俸の2年分にも満たない金額だ。 こんな金額で朝鮮が顔色を変えて必死になるのは大笑いであるが、アメリカもアメリカだ。
もっとも日本は例によって、セリフの無い通行人の役であるが。
(ムラマサ、鋭く振り上げて一閃) 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする