光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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しなのマイクロの機関庫

2014-12-21 17:44:36 | ストラクチャー
 秋葉で見つけた機関区アイテムその3.
 ある意味これこそ本命中の本命です。これがなければ他の三つも買わなかったのではないでしょうか。

 煉瓦造りの機関庫と言うアイテムは古くはPECOのプラキットに始まり、最近ではジオコレの3線式のかなり堂々とした物も出るようになりました。
 (木造の物も入れればさくら工房やKATO、ジオコレが加わりかなり選択肢が増えます)

 私も機関区風のセクションやミニSLの棚幡線などで機関区をやっているので一応それらのアイテムにも目を通して(買ったという意味ではありません)いたのですが小さすぎたり大きすぎたり、妙に大仰に見えたり逆に貧弱すぎたり。
 レイアウトにぎりぎり組みこめる様な手頃なサイズと好ましい外見を併せ持つ機関庫と言う物にこれまでまみえませんでした。

 そんな折前述の某中古ショップでふと見つけたのが「しなのマイクロの複線機関庫」でした。

 早速箱から出して見せてもらいましたが速攻でピンときてしまいました。
 大きすぎず小さすぎない2線式の煉瓦造りでサイドに作業場用の張り出しを付けた構造はまさにどんぴしゃりです。
 
 そしてこちらも当時のしなのマイクロらしいオールブラス製。
 直ちに購入を決断しました。

 この機関庫ですが元々は糸魚川の3線式機関庫を2線に縮めたものだそうですがそれが却ってよかったと思います。
 前述の通り本体はブラス製ですが窓枠の抜けの細かさや屋根上の通風口周りの肉薄な表現にそのメリットが最大限に生かされています。
 中に車両など入れて見るとそれがよくわかります。

 肉厚で金壺眼の窓枠のジオコレ辺りのプラ製機関庫ではこの雰囲気は出せません。
 しかもブラスなだけに漏光対策は元から十分なのでこれはぜひ照明を組み込みたくなります。

 強いて難点を挙げるとこのアイテムはKATOの複線間隔に合わせている様なのでTOMIXの線路に使えない事位でしょうか。
(あと道床付き線路では高さが不足しますがこれ程の機関庫をお座敷運転に使うユーザーもそうはいないと思うので欠点とは言えない気がします)

 期せずして金属ボディの機関区ストラクチャーが勢ぞろいしましたが既存の機関区風セクションにつなげる形で舞台を用意したくなりました。