光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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701系も競合か?に思うこと

2017-10-30 21:13:54 | 思いつくままに・考察
鉄コレ第26弾の701系のはなしを書いたばかりだというのにまたまた701系ネタです。

 つい先日マイクロの新製品予告を見ていたら「701系盛岡色」がリリースとの事。 4日のこのブログでは鉄コレ701系をベースに盛岡色を作ろうかと書いたばかりですが、まさかここに来て完成品が出て来るとは。

 701系自体ここしばらく音沙汰がなかったのに鉄コレの701系を意識しだしたのか、ほとんど急遽とも思える予告です。
 価格は流石に以前より高い物のどうにか買えそうですし、鉄コレでは困難を伴う前照灯が標準装備、室内灯にも対応している点は確かに魅力ではあります(鉄コレと言えども最近の車両は大概「昼でもライトを点ける」のが当たり前ですから、そこに対応できない事は意外とハンデになります)
 これまでに入線した701系の経験から言えば造形もそう粗が出るとは思えませんし。唯一「一塊の床下機器」となるであろうM車の下回りが気になる程度でしょうか。

 それにしても最近の各メーカーのリリースのパターンはどんな物でしょうか。
 A社がある新車を出すとあまり間を開けずにB社が同形か外見を少しいじった程度のモデルをぶつけてくる、
 確かに価格的には被らない事が多いですし各メーカーが同形機種を競合させる事で技術を切磋琢磨させる事は悪い事ではありません。
 ですが最近は逆に「ただそれだけ」と言う印象もまた感じられてくるのです。

 この辺りはまた「贔屓のメーカーやブランドしか買わない」層が一定数いる事とも無縁ではないかもしれません「A社がCと言う製品を出していてもB社しか買わないからCが買えない」というニーズが現実に存在している様ですし。一体鉄道模型が好きなのかブランドが好きなのかわからない不思議な現象ではあります。
 もしそのために同一機種の同時競合が増えているのだとしたらつまらない話です。確かに形の上では微妙な仕様違いで住み分けてはいるのでしょうが、物によっては殆ど間違い探しみたいなレベルの差異しか感じられなかったりしますし。

 「ブランドやメーカーに好き嫌いなどはない。嫌いなものは不味い物だ」
 確かあるオーディオ評論家の言葉だったかにこんなのがありました。クルマとかオーディオとかはある意味鉄道模型以上にそうした面に敏感かつ頑固な層に支えられてきたのですが、何も鉄道模型までもがその轍を踏む事もない様な気もします。

 盛岡色のリリースに盛り上がる内容にするはずだったのが何故か後半が愚痴になりました。
 ライトの点く盛岡色が出る事自体は非常に嬉しいのですが・・・
 こういうはなしが不快な向きは今回は読み流してくださると有難いです。