光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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8月2日でキハ82系のはなし

2020-08-16 05:02:55 | 車両・気動車
 今回も元ブログの記事とインターバルがありますがご勘弁ください

  8月1日がEF81なら8月2日は「キハ82系の日」という流れで行かせてもらってもよろしいでしょうか(汗)

 KATOのキハ82系の思い出話についてはこれまでにも当ブログで二三度取り上げた事がありますが、おかげで今更思い出す事などというとあまりネタが無かったりします。
 キハ82が私の故郷に配属されたのは新製直後の昭和39年頃、在籍期間も1,2年くらいだった様なので実車の記憶もないに等しいですし。
 ですが、当時特急というとボンネットの先頭車という刷り込みがあった身からすれば貫通扉の付いたツートンカラーの特急車というのは絵本や図鑑で見てもなかなか華やかな存在でした。

 ですから当時の工作ガイドブックの関水金属の広告でキハ82の写真が出ているのを見た時の驚きは相当なものでした。
 翌年くらいに初めて中間車を買ったときにはそれまでのNゲージ車両にない華やかさを感じ文字通りうっとりと眺めたものです。
 ・・・「中間車なのに」
 これが編成にならなかった経緯については以下のリンクをご参照ください(汗)
趣味の原点を振り返る 番外編 関水金属のキハ82系

 実際に編成物のキハ82が入線したのはそれから30年経ち趣味を再開してしばらく経ってから中古の初期製品を買った時でした。
 のちに現在の水準で造形されたKATOのキハ82 900を追加していますが編成に混ぜ込むと造形の落差が激しいので今は単なる飾り物状態ですが。

 国鉄の特急型気動車はキハ82系をはじめキハ181系、キハ81系と順次製品化されていますが、電気釜やボンネットの特急電車に比べると種類こそ少ないですが、どれもこれも個性的で見飽きる事がありません。

 中には名鉄キハ8000系なんていうキハ82もどきみたいなのまでリリースされ個性的なラインナップに更に花を添えていますし(笑)

 割と余談
 特撮映画でキハ82系というとあまり縁がなさそう(151系や0系新幹線の方は結構見かけますが)ですが、実は昭和40年の「怪獣大戦争」という映画で「アーチ橋の通過中にラドンの突風に飛ばされる」というシーンでキハ82系がひと編成登場します。
 これがなぜ話題にならないかというと「撮影はされたものの公開時にカットされたから」という悲劇(涙)
 ではなぜこれを今話題にできるかというと、幸いと言いますかこれを含む未使用カットのシーンが後にDVDやBDのおまけ映像として見られるようになったからです。

 なお、ミニチュアの82系ですが後に塗り直されて昭和43年の「怪獣総進撃」に登場しました。こちらはカットはされなかったのですが先頭部をオリジナルの機関車に挿げ替えて「中国の列車」にされていたので実際の場面を見てもキハ82に見えないという難点が(汗)

 また、特撮というのとは少し違いますが昭和50年代のNHK教育テレビの「はたらくおじさん」のOPでミニチュアの街を俯瞰するシーンにKATOのキハ82系がこっそり登場しています(笑)