光山鉄道管理局・アーカイブス

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鉄コレのHB-E210系ハイブリッド車

2019-07-17 05:14:56 | 車両・気動車
 先日発売の鉄道コレクションの第28弾から

 第28弾ではJR東日本のハイブリッド車が3タイプ4両含まれていますが、ハイブリッド気動車と言う珍しいタイプである事と私の現住地がJR東日本の縄張りという事もあってか、ばら売りではこの4両が真っ先に捌ける傾向があった様です。
 この中で小海線で使われたキハE200はいずれ紹介したいと思いますが、今回は仙石線せで運用されているHB-E210系をば



 2011年3月の東日本大震災は東北各地の鉄道にも大きな爪痕を残しました。中でも仙台と石巻を繋ぎ、海岸付近の路線も多かった仙石線への津波被害は大きかったのですが、その後の復旧・運行再開の過程で震災復興事業の一環として仙台始発、東北本線経由で仙石線に乗り入れる「仙台東北ライン」の運行形態が登場しました。
 但し仙石線は直流、東北本線は交流と電気形式が異なる上に一部の接続線に非電化区間があった事から従来の電車が使えず、ハイブリッドの新製車の投入と言う形で運行される事になりました。

 そのために用意されたのがHB-E210系だった訳です。
 そういう意味ではこの車両の登場も震災の影響のひとつと言えるかもしれません。

 鉄コレのキハE200や他所からリリースされたHB-E300なんかに比べるとスペシャリティ感が薄いデザインですが、まとまった数の車両が普通の通勤列車として運用されているこの車両の性格には似合っていると思います(個人的な感想)

 むしろ仙台辺りの東北本線で見るデンシャとしては最もカラフルかつ未来的に見える部類かもしれません。
 モデルは先頭部を中心に造形やレタリングに若干ラフな所も見られ、パステルカラーを多用したカラーリングにやや安っぽさも感じますが気にしなければ気にならないレベルと思います。

 従来鉄コレと言うと旧型車とか私鉄への譲渡車両とかがメインで最新の現行車が通常品としてリリースされるのはあまりピンとこないイメージが私個人としてはあります。

 ところが今回の28弾はそんなイメージを最初から吹き飛ばし、新鋭車イメージの強いラインナップになっています。中でもJR東のハイブリッド軍団のラインアップはその最たるものでしょう。
 そんな事もあって今回の28弾ではこのHB-Eの2連を動力化、N化してしまいました。

 レイアウトで走らせるとこれはこれで一種の未来感はあります(笑)


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