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帰省での帰宅の直前に実家の本棚から引き出してきたものがあります。
KATO/ TOMIXの80年代のレイアウトプラン集。
当時はレイアウトなど海のものとも山の物ともつかない状態でしたが、TMS・とれいんなどの専門誌とともに当時のカタログには随分と夢をかきたてられたものです。
KATOのそれはユニトラックの登場前と登場後の物を、TOMIXは線路のラインアップが揃いかけていた時期の物です。
学生の身ではこれらに示されているプランのどれもこれもがスペースと時間、そして何より予算の問題で実現が困難でしたが「やろうと思えばこれ位のレイアウトは実現可能」である事を具体的なプランで示してくれたこれらの本は文字通りの夢へのパスポートでした。
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改めて読んでみて思うのですが、ご丁寧にも完成予想図や、どうかするとプランに合わせて実際にレイアウトを製作・作例として掲載(それも一冊のプラン集に複数!)していたのも80年代のNゲージ旋風の勢いをうかがわせるものが感じられます。
中にはかなりのサイズのものもあったりして驚かされます。
今では「半完成品のレイアウトが新幹線の通販でも買える」時代ですがレイアウトを持つ事自体が夢だったあの頃を思うと隔世の感があります。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/6a/db144b399587b30778ec687fe541f61e.jpg)
ただ、当時も感じていた事ですがこれらのプランを見てどうにも何か物足りないもどかしさも感じられたのも事実です。
大レイアウトになるほど線路配置が幾何学的になってしまっている所などは気になるところの最たるものだったのですが、どうもそれだけでは説明しづらい何かを感じました。
その理由がこれまでいまひとつはっきりしませんでしたが、ごく最近ある事がきっかけでその理由の片鱗がわかってきたように思います。
そのきっかけを含めた説明については次の機会に。
(図版は一部処理を加えました)
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懐かしいです。
当時は、ただ、単に眺めて楽しんでいるだけでした。
確かに当時は眺める方がメインでしたね。あの当時、プラン通りにレイアウトを作った人がどれだけいたのかは興味のある所です。
100を超える出品数があったはずの第一回レイアウトコンテストでもプラン集丸写しのレイアウトはあまり観なかった気がしますし。