光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

キヤ97

2008-03-09 22:07:39 | 車輌・電車

 先日、近所の駅を通りかかった時に何かの作業中らしき事業車を見かけました。
 無蓋車の上に電車の運転席だけを載せ、前方にはデッキらしきもの。床下には機器がすずなりで一見電車のように見えてよく観るとパンタグラフがない。
 デザインの凄まじさに思わず頭がクラクラしてしまいました。帰宅してから調べてみるとキヤ97というレール運搬用ディーゼルカーだったようです。改めて写真を見直すと特徴が多くなかなか味のある車輌に見えてきました。

 余談ですが、レイアウト上にこの種の作業車があると例え動かなくてもレイアウトの活気が演出される感じがあります。
 それも大型車や複数の車輌が留置されているとレイアウトの町の規模もより大きな都市が想像できる様に思えてアクセサリーとしてもなかなか有効に思えます。

 そんな事を感じましたが、惜しい事に今の当レイアウトにはそんな車輌を留置できる側線がないのでした・・・

パワーパックで感じた事

2008-03-07 21:55:27 | その他

 独立したエンドレスがいくつもある関係でパワーパックもそれに合わせて増えています。年越し運転のとき等は電源コードとフィーダー線が見苦しい位に這い回りました。きちんとしたボードを作りたいと思うのですがいつになるのやら。

 さて、その中でTOMIXの場合、普通のタイプと中古で買ったトラコンタイプの二つのパワーパックを使っています。性能的にはこの二つは殆ど違いがないのですが、左の方はレオスタットを回して直接速度を調整するタイプ、右の方はマスコンとブレーキレバーを操作して速度でなく加速の度合いを調整するタイプです。

 運転していてリアルな感じがするのは無論右の方なのですが、一人で列車の走行写真を撮ろうとする時等には逆に厄介な事があります。シャッターチャンスを探っている間もどんどん列車が加速(又は減速)し続けるのでその都度速度を調整しなければならず結構煩雑になります。又、常に列車を視認しながらの運転になるのでトンネルが長かったり陰に隠れている時などは見えない列車の加減速を調整し続ける事になります。

(気を抜いているとトンネルからかなりの勢いで列車が飛び出して来て驚く事があります。電気街レイアウトなどは本線の線路の半分が隠れているので単純なエンドレスでも見えない間に結構加速します)

 こういう場合は単純なタイプの方はレオスタットを止めた位置で速度が固定するので割合気楽に操作でき、又、運転しながら他の操作も行う時には楽なようです。
 ただ、このタイプのパワーパックは線路配置が単純だったり、レイアウトが小さい時には却って退屈しやすいのも事実です。

 あくまでも個人的に感じた事ですが、トラコンタイプの運転台型パワーパックは単純な線路配置の小レイアウトで小型車輌や短編成の列車を走らせるのに向いている様に思いました。単純な小エンドレスでもその中で微妙に加減速や惰行を操作していると案外退屈しませんし、レイアウトの全体が把握しやすいのでその中で加速や減速のタイミングを計り易いと思いました。

 こうしてみると容量やスペックとは別な所で目的に応じたパワーパックの選び方というのがありそうですが、昔はそれでも実物並みの操作ができるパワーパックがゲージを問わず殆ど存在していなかったのですからいい時代になった物だと思います。

快速電車の入線

2008-03-06 21:40:45 | 車輌・電車

 今年に入ってからも車輌の増備は中古が大半です。
 当レイアウトの場合、値段の安さもあるのですが自分基準でレイアウトに似合いそうな車輌を見つけたら入線させるという感覚もあったりします。
 そんなわけで今回入線したのはKATOのJR西日本223系1000番台。いわゆる「新快速」です。当鉄道のJR線(本線)を走る電車は通勤型と特急型が多く、この種の快速に使える(それでいて速そうに見える)車輌がぽっかり開いていたのですが中古ショップの店頭でこのセットを見かけ、東日本系にないシルバー基調のシックな色使いが気に入りました。
 早速基本セット4連を入線させましたが、走りっぷりも良好で竹取坂付近の風景にはぴったりと感じました。
 この調子だと増結用の4連もほしくなる感じです。

 

ひと段落

2008-03-05 21:52:16 | レイアウト・竹取坂
 
 竹取坂周辺の改修も大体の所は形になってきました。
 実際に仕上がるのはもっと先になりそうですが、これからは少しゆっくり目に手を加えてゆきたいと思います。何しろ作ったそばから粗を感じてしまう出来でもありますので手を加えるところには事欠きません(^-^;)
 尤も、ひとつのベースに複数のシーナリィを擁するレイアウトなので竹取坂に限らず電気街やよ市のある町並み等も手を加えたり改修したりする形になりそうです。

 
 又、これとは別に製作しているものもあり、そちらについても折を見て随時アップしてみる積りでいます。

 そんな訳なので今後は内容があっちこっちに飛ぶ形になります。ある意味日記らしい体裁に近づく訳ですが、よろしくおねがいします。



タンゴエクスプローラー

2008-03-04 23:01:59 | 車両・気動車

 当レイアウトでは観光地という設定上様々な特急車輌が入線していますが、大抵の場合比較的普通のデザインの車輌が多く、いわゆるジョイフルトレインやそれに似た感じの類が殆どありません。
 車体にイラストを満載したラッピング電車でも派手さはありますが、ベースの車輌の形態そのままの事が多く見た目にちぐはぐ感を感じたのと、短編成ならともかく20m級6連等だと帰ってうるさすぎる感じもするので観光地向けの形態がユニークな車輌がないか物色していました。

 そんな折マイクロエースから北近畿タンゴ鉄道の「タンゴエクスプローラー」が発売されました。
 金色の車体、屋根まで回りこんだ展望窓等を観ている内にこれなら似合うのではないかと考え、早速入線させてみました(決め手としてはもうひとつ、3両編成なので比較的入線させやすかった事もあります)

 金色のボディカラーは最初は派手すぎるように感じたのですが、入線させてみると結構風景に溶け込みやすく好ましい雰囲気です。走りの方も一頃のマイクロ製品に感じられたがさつさがかなり薄められスムーズに走ってくれました。

 なによりこの車輌が走る事でレイアウトの風景も何となく観光地っぽい雰囲気に感じられてきたのが収穫でした。
 

江ノ電集合2

2008-03-03 00:30:49 | 車両・路面電車

 前回に引き続き江ノ電を走らせまわらせています。

 小レイアウトには小型車量が似合うというのはある意味当たり前の事かも知れませんが私がNスケールの鉄道模型の趣味に初めて触れた昭和50年頃はラインナップも編成物の車輌ばかりでした。
 一番短い編成が組めそうなキハ20系ですら20m級の長さでこれらがぶんぶん走れるレイアウトとなると畳1枚のスペースが最低必要と当時は結構悩んだ物です。

 今でこそ日本型Zゲージが出現する等で編成物を走らせるには少しは条件は良さそうな感じになってきてはいますが、それでも小レイアウトと小型車量の組み合わせが選択できる(しかも形態に見合うだけのスロー走行ができる)というのは私をレイアウト製作に踏み切らせるには結構いいきっかけになっていたと思います(まあ、結局は小レイアウトを継ぎ足して編成物も走れるような感じに変化してはいますが)

 江ノ電をはじめとする小型車輌は小型の割にEH級機関車並みの値段とやや高価ですがこれだけで一編成が成立するという手軽さと小レイアウトでもそこそこ走行距離を稼げるという事もあるので趣味の再開後は結構な数が入線しています。コレクターではないのでコンプリートには程遠いラインナップですが、それでもレイアウト上に変化をつける位の種類が活躍しています。

江ノ電集合

2008-03-01 00:01:02 | 車両・路面電車

 今回改修した部分はトロリー線ですが、甘味横町裏の雰囲気は東急300や叡山のきらら等よりも江ノ電辺りの車輌が似合いそうな感じがします。という訳で手持ちの江ノ電の車輌をいくつか走らせて見ました。
 駅の周辺ではかなり建物と線路が接近した印象になったせいか江ノ電の車輌がそれっぽく見える気がします。
 
 この区間はしばらくは江ノ電が活躍しそうです。