そればかりでなくマヤを挟んだ軌道検査車の編成もできます。
去る10月に鉄道記念日特集と称して昔の鉄道映画が集中してCSのヒストリーチャンネルなんかで放送されましたがその中でこのクモヤーマヤ34ークモヤの3連を捉えたカットがあり気になっていた所でしたのである意味クモヤの2両目はタイムリーな入線だったと言えます。
肝心のマヤの方ですがこちらはかなり以前にマイクロが「レールクリーニングカー」としてリリースした事があり牽引機のDE10ともども大昔に中古を入線させていました。
3連の台車の中央の奴がクリーニング用のやすり車と言う構成でモーターでぎざぎざの車輪を回してレールを切削するTOMIXのクモヤほどではないにせよなかなか豪快な構造です
有難い事にこの台車は取り外して実物並みに細密な車輪と交換する事も可能です。
外見もなかなかしっかりしていますし、マイクロとしては傑作車の部類でしょう。
さて、ここまででお気づきの向きもあるかと思いますがこの3連全てがT車で動力がありません。
これではダミーでも運用は出来ない所ですがここで登場するのが5月に安価で購入したものの中間動力車だったために編成が組めずに丸半年宙に浮いていた「しなのマイクロのモハ103・1200番台」です。
地下鉄乗り入れのために通常の103系と異なる「グレーに緑帯」のカラーリングなのが功を奏して中間に挟み込んでもそれほど不自然には見えません。
実車と異なる4連編成とはいえ、見た目には十分にそれらしい検査列車が出来上がりました(笑)
状況によってはクリーニング台車をはかせて「お掃除編成2」に戻すのも容易です。
ですがマイクロの場合TOMIXほどにこの手のメンテナンス用交換パーツが入手できるかわからないという難点もあるのですが。
それにしても今回のブログタイトル、まるで何かの呪文みたいです。