勉強進んでいますか。
昨年の本試験の解説をこれまでしていませんでしたので、徐々に書いていこうと思います。
今回は、宅建業法の問40の肢1を取り上げてみたいと思います。
宅建業法の中でもっとも正答率が良くなかった問題です。
講師目線でいくと、これよりも最初に解説した問題44の方が難しいとおもうのですが・・・。
・・・・・・
次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、誤っているものはどれか。
1 宅地建物取引業者の従業者は、取引の関係者の請求があったときは、従業者証明書を提示しなければならないが、宅地建物取引士は、重要事項の説明をするときは、請求がなくても説明の相手方に対し、宅地建物取引士証を提示しなければならない。
・・・・・・
落ち着いて、前半と後半の分析判断をします。
まず、前半は、従業者は、取引の関係者の請求があったときのみ、従業者証明書を提示しないといけません。ちゃんとした従業者かどうかのチェックですね。
次に、後半です。
宅地建物取引士は、重要事項の説明をするときは、たとえ請求がなくても、説明の相手方に対し、宅地建物取引士証を提示しなければいけません。
後半での知識はこれだけに終わらずに、思い出せましたか。
まず、それ以外には従業者証明書と同じ請求があれば提示ですね。
さらに、罰則はどうですか。重説の時だけ罰則の適用がありました。
いくらですか。
10万円以下の過料ですね。
あとは、提示は説明の前にするのですね。書面の交付前でなくてもいいのです。
通常は、交付してすぐに説明を始めますが、IT説明の場合には、事前に送付しますから、交付→自ら提示→説明、の順となります。
この問題を解いたとき、このような付随論点もしっかり出てきて、過去問が解けた、ということになるのでしたね。
この肢だけなら、2,3回解けば、○と覚えてしまいますからね。
そうではなく、何回もしっかり解きたいと思うわけです。
では、また。
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今回は、宅建業法の問40の肢1を取り上げてみたいと思います。
宅建業法の中でもっとも正答率が良くなかった問題です。
講師目線でいくと、これよりも最初に解説した問題44の方が難しいとおもうのですが・・・。
・・・・・・
次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、誤っているものはどれか。
1 宅地建物取引業者の従業者は、取引の関係者の請求があったときは、従業者証明書を提示しなければならないが、宅地建物取引士は、重要事項の説明をするときは、請求がなくても説明の相手方に対し、宅地建物取引士証を提示しなければならない。
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落ち着いて、前半と後半の分析判断をします。
まず、前半は、従業者は、取引の関係者の請求があったときのみ、従業者証明書を提示しないといけません。ちゃんとした従業者かどうかのチェックですね。
次に、後半です。
宅地建物取引士は、重要事項の説明をするときは、たとえ請求がなくても、説明の相手方に対し、宅地建物取引士証を提示しなければいけません。
後半での知識はこれだけに終わらずに、思い出せましたか。
まず、それ以外には従業者証明書と同じ請求があれば提示ですね。
さらに、罰則はどうですか。重説の時だけ罰則の適用がありました。
いくらですか。
10万円以下の過料ですね。
あとは、提示は説明の前にするのですね。書面の交付前でなくてもいいのです。
通常は、交付してすぐに説明を始めますが、IT説明の場合には、事前に送付しますから、交付→自ら提示→説明、の順となります。
この問題を解いたとき、このような付随論点もしっかり出てきて、過去問が解けた、ということになるのでしたね。
この肢だけなら、2,3回解けば、○と覚えてしまいますからね。
そうではなく、何回もしっかり解きたいと思うわけです。
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