清水寛編『生きること学ぶこと』(創風社、1992年12月)
大学の4年間を春・夏・秋・冬とたとえて、その学びの特徴を記している。
卒業を迎える年の研究論文に関して…。
研究論文なるものが最低限、具備しなければならない条件として、例えば…
1.課題意識がどれだけ主体的で鮮明か
2.先行関連研究を広くかつ批判的に検討しているか
3.研究の手続きは十分に実証性を伴っているか
4.論文の内容・記述は論理的整合性(課題意識→先行関連研究との関係→目的・目標→仮説→事実に基づく多角的・総合的な検証→結論といった一連の道筋)を有しているか
5.研究上に残されている問題点や新たな研究課題をどれだけ明確に自覚し得ているか
などをあげている。
しかも、卒論では「大切なことは結果ではなく過程」として、課題に対して正面からぶつかる姿勢を強調している-要するに逃げないことである。
12月にもなった…卒論修論は執筆を開始する時期である。安易に流れることは、自分自身の喪失でもある…
大学の4年間を春・夏・秋・冬とたとえて、その学びの特徴を記している。
卒業を迎える年の研究論文に関して…。
研究論文なるものが最低限、具備しなければならない条件として、例えば…
1.課題意識がどれだけ主体的で鮮明か
2.先行関連研究を広くかつ批判的に検討しているか
3.研究の手続きは十分に実証性を伴っているか
4.論文の内容・記述は論理的整合性(課題意識→先行関連研究との関係→目的・目標→仮説→事実に基づく多角的・総合的な検証→結論といった一連の道筋)を有しているか
5.研究上に残されている問題点や新たな研究課題をどれだけ明確に自覚し得ているか
などをあげている。
しかも、卒論では「大切なことは結果ではなく過程」として、課題に対して正面からぶつかる姿勢を強調している-要するに逃げないことである。
12月にもなった…卒論修論は執筆を開始する時期である。安易に流れることは、自分自身の喪失でもある…