南郷太郎の『仔鹿と少年』を読んでみたいとおもったが、しかし、一碧文庫にあるものはきれいなもので、それをコピーなどしてしまうと、当時の紙の質の問題もあるので、本が台無しになってしまうことが危惧された。
一碧文庫に本の保管をお願いして、帰ってから検索で調べると、所蔵している大学があったので、借りようと手続きをした。しかし、貸し出しは断られたのだった。国会図書館にはデジタル化されたものがあるので、閲覧と必要な箇所のプリントアウトで対応しようと思った。時間がとれずにいたが、ようやく12月に入った今日(土曜日)、行くことが出来た。今日の国会図書館での作業では、考えなければならないことがでてきた。まだ、整理が出来ていないので、別に書いてみたい。
ちょうど、国会図書館では、「開館70周年記念展示 本の玉手箱」(国立国会図書館70年の歴史と蔵書)が開催されていたので、のぞいてみた。夏目や樋口の帝国図書館についての言及や、保管している美装本、「君たちはどう生きるか」「アトム」「アンパンマン」などの初版本などが展示されていて、興味深かった。学生さん達もいってほしいものだと思った。