なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

サイエンスゼロ17日分

2015年05月18日 | サイエンス

皆さんこんにちはtatuakicadoです( ^^) _旦~~

お元気でしょうか?私は元気ですよ~。最近温かくなったかと思ったら朝晩寒いですね。さて今日から仕事やら始まります。暫く連休は無いので心していきましょう。

さて、昨日のサイエンスゼロは題して「癌治療、新しい免疫療法」がテーマです。免疫細胞の働きを高めて癌を克服しようと言う研究です。免疫チェックポイント阻害剤が今注目されています。番組ではメラノーマの患者さんに手術をした後にニボルマムと言う新薬を使い患者さんの癌が小さくなると言う例が紹介されていました。

さてT細胞が癌細胞をパーペロンと言う物を使い癌をやっつけます。しかしT細胞が元気がない場合癌細胞が増えてしまいます。これまでの免疫を使った治療ではT細胞を増やすだけです、増やしただけでは癌細胞がT細胞のブレーキスイッチを押すこともあり(PD-1と言います)効果はありませんでした。

免疫チェックポイント阻害剤はT細胞のブレーキスイッチを癌細胞が推すことが出来ないようニボルマブでふたをするのです。

PD-1細胞を研究している日本の研究者の話も紹介されていました。PD-1が働かない状態ではT細胞が過剰反応していることが分かったのです。しかしこの研究を企業や他の研究者は眉唾物と思われていました。しかし3種類の癌に全て効果があり特にメラノーマに効果があるとアメリカの大学が論文を出したのです。

(正しニボルバムにも副作用があります)

メラノーマの患者さんには2割から3割効果があります。それはすでにT細胞が弱ってしまっていたりPD-1以外のブレーキスイッチがあるという事が考えられます。PDL-1と言う癌細胞のPD-1を押すスイッチが多い方が良いと思われていましたが単純な話ではないようです。

治療研究で多いのはニボルマブと他の抗がん剤と放射線治療を混ぜ合わせる研究です。こうすることで5割の患者に効果があると言う研究もあります。

以上が内容でした。

凄い発見ですね、これはノーベル賞ものですよ。免疫細胞を活性化させる研究とは思わなかったですね。他の免疫の病気などいろんな病気に研究用途が広がるのではないかと素人ながら思ってしまいました。

それでは皆さん、今週もいろいろがんばりましょう。

そりでは(^.^)

コメント
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