なんじゃこりゃあ!!

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「ニコラテスラ」フランケンシュタインの誘惑

2017年04月28日 | サイエンス

皆さんこんにちはtatuakicadoです('ω')

お元気でしょうか?明日からGWであると言う人も多いと思います。え?私のGWあるかって?ハイ安心してください!5月に入ってからも月曜から通常の仕事の一週間です!!・・・・・(;'∀')

あーGW欲しいなあ、そして高山行きたいなあ~。土日は休みなんですけどね(;゚Д゚)

あ、今日は任天堂スイッチのマリオーカートの発売日だそうで。私も世の中でハード出回ったら買おうかな?どうしよっか( *´艸`)

さて早々と今日は仕事を終わらせHDDに落としていた昨日放送されていたフランケンシュタインの誘惑を見ました、見逃した人はNHKオンデマンドで見てくださいね(^◇^)

今回は天才工学者ニコラテスラをやっていました。

ニコラテスラはクロアチアで生まれます。彼は数式や作りたいものを想像して完璧に頭の中で再現できるという特殊能力がありました。

テスラが大学のころ交流発電機を見ます。しかしこの交流発電機は直流に直されるとき火花を散らせその分エネルギーロスも大きくなります。そこでテスラは交流で送電をすればいいと言う事を考えます。

(交流や直流についてはあえてここでは説明しません)

しかし当時直流で動くモーターしか存在していませんでした、エジソンは直流電機の送電を始めます。テスラは自分の考えを持ってアメリカのエジソンの元を訪れますがそれは破談になってしまいました。

そこでテスラは交流で回るモーターを完璧に作り出します、ここに送電を直流にするか?交流にするか?と言う戦争が勃発したのです。

エジソン側は交流の電気は危ないとネガティブキャンペーンを行います。

テスラはピンチに立たされます、そこでテスラは自ら持っていた交流の特許を無効化してしまいます。

そしてテスラは電気のエンターテイメントショー的なことを行い一躍有名人になります。

しかし交流発電を全米に広めたいと言うテスラの計画は非常にお金がかかるものでした、そこにウエステングハウスの登場です。彼はテスラに金銭的支援をして交流発電を普及させます。

やがてエジソンも会社も交流に置き換わりました。

そしてテスラは今の無線電信や無線電話に当たる技術を考えたり(ラジオですね)世界中に無線で電力を送ろうとする計画を立てます。

そこにも資金面での壁がありました。そこでJPモルガンと言う投資家が現れ大きな工場や鉄塔を作り実験しました。

そこでテスラは世界中に電気を送る実験は成功したと思ったようですね。

しかしマルコーニの無線電信の実験成功と言うニュースが飛び込んできます。JPモルガンはテスラからの資金援助を引き上げてしまいます。

(テスラはマルコーニを特許侵害で告発します。判決は無線電信はテスラが発明したと判決が下るのですがその判決が出る前にテスラは心臓病で亡くなっています)

ここでテスラの問題点としては一切の妥協はせず最高のものを作ろうとするあまり出資者の都合を考えず莫大なお金をかけて研究を進めている事です。工学ではこのようなことはありません。

テスラは新聞などにレーダーの考えのもとになるものや、無人戦闘機などの可能性を載せています。

さらにテスラは無線で動く船を作りみんなに見せています、彼の論文を当時の科学者は見ても分からずテスラに質問してようやくわかると言う状態でした。

まさに大天才だったと気づかされますね。

しかし時代は彼を無視して進み、やがて彼の考えていたラジオ放送が始まります。これを作ったのが前に書いたウエステングハウスです。もちろんテスラの技術がそこには使われています。

彼の死後(一生独身で孤独死しました)彼の言葉はカルトに利用されることになります。

(ここで言っておきますがテスラはカルトや神秘的な事や超能力やましてやUFOを信じていたわけではありません、そのように勘違いしている人が多いのが現実です)

阪神淡路大震災の時あのオウム真理教はテスラの名を借りて地震は地震発生装置によるものであると言う全くのでっち上げを教祖が言って利用しようとしました。

(今でもカルトめいたことをテスラが行っていたという人がいます、彼の頭の中ではきちんと当時の工学技術の元計算された可能性の上でテスラは発言しています)

ここまで書いてきましたが、本当に天才とはこのことですね。

別にあらゆる可能性がある事は私は否定しませんが、カルトを信じている人は一定数いるものです。そんな考え方しかできないとなると貧弱な考え方と言えます。

テスラのように深く考えることが重要ではないでしょうか。

さて、GW楽しんでくださいね。

あ、仕事組の人も私と一緒に頑張りましょう。

そりでは<(_ _)>

 

 

コメント
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