なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

量子コンピューター(Newtonより)

2025年01月29日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです('ω')ノ
お元気でしょうか?
今日は曇りで寒い一日でした、でも外の気温は7度くらいだったのでそんなに寒くないですね。さて節分まであと一歩です、冬が終わるのはもうすぐですよ。
さて量子力学の原理を利用した量子コンピューターの話をしてみましょう。
量子力学に貢献したファイマンは1982年にコンピューターで物理学をシュミュレーションするという論文を出しました。これには量子力学を利用した新しい種類のコンピューターを使う必要があると言いました。
これこそが量子コンピューターですね。
つまり量子コンピューターの考案はファイマンが始まりと言えます、これはアイディアだけで実現するにはどうしたらいいかはわかりませんでした。
1985年イギリスのデグィット・ドイッチェにより量子コンピューターの計算方法に関する論文を発表しています。
通常のコンピューターは0と1で計算されます、しかし量子コンピューターは0も1も同時に表現することができます。
例えば通常のコンピューターは5桁の0と1で表現されるデータをすべて処理しようとすると00000と11111まで32通りのデータを計算する必要があります。
量子コンピューターは0000から1111まで全32通りが重なり合い同時にいっぺんで計算できます。
ピーター・ショアが提案したショアのパラドックスはものすごく大きい素因数分解を量子コンピューター使って素早く解けるというものです。
この量子コンピューターは昔からこういう利点ばかり言われています、しかし量子論の重ね合わせを使うので実現するには大変難しいと思います。
今のコンピューターは0と1しか理解できないので技術者には使いやすいと思いますが、人間とは直接インターフェイスがないと理解できないです。これはデジタルであるためですがそろそろ0と1のコンピューター以外でも制御処理できる機械を作れてもいい気がします。そんなものがあるのかは知りませんがそろそろコンピュータを超えるものをだれか作ってくれないですかね。
さてあしたは木曜日。
良い木曜日を。
そりではm(__)m
コメント
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