90年前後から洪水のように環境関連の啓蒙書や環境危機を煽る本が続々と世に出ている。流れに乗ったほうが得、便乗すれば儲かると見てか、世はあげて地球環境ブームである。一部「抵抗勢力」や冷静公平に分析しようという動きはあってもその勢いに押されてか影は薄い。
そんな中で珍しく注目を浴びた抵抗本が「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(2007 武田邦彦)。「たかじんのそこまで言って委員会」でも取り上げられ、書店でも平積みになっていた。
環境問題は物理、化学のように実験で検証することが難しい。それが百家争鳴たらしめている要因だろう。
なぜ環境・エコブームなのか。これには「反テロリズム」と並んで体制維持を目論む深いウラがあるのではないかと思うのだが、その考察をしようと書き連ねていたところでExplorerがダウンして文章が飛んでしまった。プログラムにもそういう仕掛けがあるのかと思いたくなる。