WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

駐車場と「とらぬ狸の皮算用」

2008年01月04日 | どうでもいいことだけど...
 何事も金、金、金、の世の中、田舎暮らしでも何がしかの金はいる。「田舎暮らし応援団」の資金稼ぎのため、初詣客相手に駐車場経営をすることになった。その様子は「応援団」メンバーの ゆゆさんのブログに詳しい。

 この地には「元伊勢内宮皇大神社」という歴史と伝統のある神社がある。
「皇大神が、伊勢に転居する前に宮を開いた」とされ、地元では伊勢より古いと誇りにされている由緒ある宮である。

 大晦日から正月には、ふだんはそれこそ「車もそれほど走ってない」田舎道が、参拝車の行列で渋滞するというほど初詣客が押し寄せるという。その車を当て込んで、駐車場経営で一稼ぎしようというわけだ。
 当初、「3日間で50万円、場合によっては100万円!?」という、ヨダレの出そうな話に、みな張り切って立派な看板も作り万全の体制で臨んだ。結果は...まあ、ゆゆさんブログをご覧ください(^_^;。

 「取らぬ狸の皮算用」ではあったが、まあ楽しかったし損するほどでもなかったのでよかった。
 さて、ここからが「どうでもいいこと」なのだが、「とらぬ狸の皮算用」の「とらぬ」にはまる漢字は何だろう?というところで大いに悩んだのである。
 パソコンの変換では「取らぬ」と出る。しかし狸を「取る」ではなく狸は「獲る」だろうと調べてみると、あにはからんや「捕らぬ狸の皮算用」としている例はあっても「獲らぬ狸の皮算用」の用例は見つけることができなかった。でも、私の中ではやはり「獲らぬ狸の皮算用」が正解だと思う。どうでもいいことですが(^_^;。
 ちなみに、「とらぬ狸の皮算用」はどこで区切るのでしょうか?「とらぬ狸の、皮算用」ではなく「とらぬ狸の皮、算用」です。

 話をもどして、「元伊勢内宮皇大神社」に御参りしてきた。本殿とは別に、年に一度お集まりになる八百万の神がお泊りになるというそれぞれの神様用の別荘?が並んでいて、まるで「ミニ出雲大社」のようであった。


プチ田舎暮らし

2008年01月04日 | ログハウス

 久しぶりの更新。年末年始は大江のKさん宅をお借りしてのプチ田舎暮らし(^_^)を楽しんだ。
 ネットもない、新聞もない、携帯もない(私のauは圏外、ドコモは通じる)、最も近いスーパーまで約6km、夜は真っ暗でまさに「シーン」という音?しか聞こえてこない。そういえばむかし、「ハァ~、テレビもねえ、電話もねえ、ガスもねえ、喫茶もねえ、車もそれほど走ってねえ、...」という歌があったなあ。今では総数たった13世帯のこの集落も、今はテレビや電話はあるが昔は似たようなものだったんだろうな。
 「静かだけど寂しい正月になるな」と思っていたが、お向かいさんから餅やお米やシイタケやお酒を差し入れていただいたり、途中から同宿のYさんが自家製のおせちを持参されたりで、田舎の正月を満喫できた。

 この集落では村おこしの棚田オーナー制度というのがあって、都会の住人などが米作り体験をできるのだが、収穫した酒米で「大鬼」という地酒が造られている。これが最高にウマイ。特に、限定生産で生産直後には品切れになってしまう幻の吟醸生酒「大鬼」は絶品だ。海外でも好評で、今年はニューヨークで販売会が開かれるという。ここには、都会のような至れり尽くせりの便利さ(ただし全ては金次第だ)はないが、都会には無い良いものがたくさんある。
 

 さて、年末も押し迫った29日、デッキの仕上げをした。広くてなかなかよい感じに仕上がった。春になったらウェスタンウェアにブーツで決めて、リー・バン・クリーフのガンマン気分で、コツコツとパイプでもくわえながら歩いてみたいものだ。


 雪深い(はずの?)この地域のこと、年内には屋根を仕上げておかないとということで先週末、突貫工事でふき終えた本屋根頂上の水仕舞い工事も、30日に業者さんが来てくれてなんとか完成し記念撮影(画像クリックで拡大画像見れます)。