この地には「元伊勢内宮皇大神社」という歴史と伝統のある神社がある。
「皇大神が、伊勢に転居する前に宮を開いた」とされ、地元では伊勢より古いと誇りにされている由緒ある宮である。
大晦日から正月には、ふだんはそれこそ「車もそれほど走ってない」田舎道が、参拝車の行列で渋滞するというほど初詣客が押し寄せるという。その車を当て込んで、駐車場経営で一稼ぎしようというわけだ。
当初、「3日間で50万円、場合によっては100万円!?」という、ヨダレの出そうな話に、みな張り切って立派な看板も作り万全の体制で臨んだ。結果は...まあ、ゆゆさんブログをご覧ください(^_^;。
「取らぬ狸の皮算用」ではあったが、まあ楽しかったし損するほどでもなかったのでよかった。
さて、ここからが「どうでもいいこと」なのだが、「とらぬ狸の皮算用」の「とらぬ」にはまる漢字は何だろう?というところで大いに悩んだのである。
パソコンの変換では「取らぬ」と出る。しかし狸を「取る」ではなく狸は「獲る」だろうと調べてみると、あにはからんや「捕らぬ狸の皮算用」としている例はあっても「獲らぬ狸の皮算用」の用例は見つけることができなかった。でも、私の中ではやはり「獲らぬ狸の皮算用」が正解だと思う。どうでもいいことですが(^_^;。
ちなみに、「とらぬ狸の皮算用」はどこで区切るのでしょうか?「とらぬ狸の、皮算用」ではなく「とらぬ狸の皮、算用」です。
話をもどして、「元伊勢内宮皇大神社」に御参りしてきた。本殿とは別に、年に一度お集まりになる八百万の神がお泊りになるというそれぞれの神様用の別荘?が並んでいて、まるで「ミニ出雲大社」のようであった。