トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

轟け! 6輪レーシングカー

2007-05-20 21:19:59 | 勇者シリーズ

Photo_2994

ごきげんようでござる!

今宵も前回に続き、勇者エクスカイザーより、マックスチームのダッシュマックス(3体合体、ダッシュマックス、1800円)でござる。

Photo_2995Photo_2996

Photo_2997 ダッシュマックスはレーシングカーと融合し、最高スピードまでが0、3秒というダッシュ力を誇る勇者ロボでござる。

しかも、6輪車! 何故に?

6輪による安定性を追及したレーシングカーでござるか?

6輪にした事で重量増加を招くも、瞬発力重視でござるか? ・・・否!

「それは、 カッコイイからだ!」 

6輪による実用性よりも、ハッタリによるカッコよさをアピールしているでござる。

しかも、黄色いカラーリングでスピード自慢は後のトランスフォーマーマイクロン伝説のホットロッド(MC-03、ホットロッド、1980円)に受け継がれるでござる。

Photo_2998Photo_2999

Photo_3000 ロボットモードは腕が少々細いものの全体的には差ほどバランスは悪くないでござる。 顔も所謂、勇者顔でござる。 

ダッシュマックスは勇者顔の元祖でござるな。

胸部パネルは、レバー操作で回転しフリージングトルネードが出現するでござるよ。

今回の写真ではシールを貼っていない状態でござる。

Photo_3001Photo_3002

やはり、横からと後ろから見る姿はイマイチでござるな(笑)。

Photo_3003

手持ち武器は剣が一振りのみで実に男らしい! 

銃系武器も似合いそうでござるが、それでこそ勇者でござる。

問題は可動でござる・・・ もう少し可動範囲が有れば・・・ 変型、合体、可動を望むのはシリーズを重ね技術を高めた数年後になるでござる。

Photo_3004

マスターピースで再登場するかはタカラトミー次第でござる。


アニマルエンブレムは勇者の証

2007-05-19 20:33:06 | 勇者シリーズ

Vm_3

勇者シリーズはトランスフォーマーの魂を引き継いだ正当な兄弟と言える作品でござる。

勇者シリーズ1作目の勇者エクスカイザーは勇者シリーズの原点であり、多くの勇者の法則を生みだした作品でござるな。

Vm_4Vm_5

Vm_6 日本限定販売(?)の為にデザインも仕様も日本人向けのモノに成っているでござるな。

日本人の持つ様式美が反映された商品でござる。

変型は各国共通(?)なれど、合体に関しては賛否両論があるようでござる。

Vm_7 個人主義の米国では合体による各個人意識や指揮系統が統一されたりするのに難色があり、合体は敬遠されるようでござる?

しかし、日本では合体は、より強い敵と戦う為の協力の共闘であり、象徴でござる。

1989年のトランスフォーマーVでは日本独自の展開なので合体を押し出した作品となり、1990年に勇者エクスカイザーがソノ流れを受け継いだでござる。

Photo_2983 そこで、本日紹介が、宇宙警察カイザーズのマックスチームのスカイマックス(3体合体、スカイマックス、2000円)でござる。

スカイマックスはF-15風のジェット戦闘機に変型し、ダッシュマックス(3体合体、ダッシュマックス、1800円)、ドリルマックス(3体合体、ドリルマックス、2000円)共にゴッドマックス(3体合体、ゴッドマックス、5800円)に合体するでござる。

商品は、やや直立不動でござるが、この時代の商品としては合格ラインでござろうか?

腰の部分を黒いパーツで形成されているので腰のクビレぽく見えたりする工夫は評価したいでござる。

Photo_2984Photo_2985

Photo_2986 さて、本シリーズには変型合体以外のギミックが有りでござる。

それが、ブレストチェンジギミックでござる。

ロボットモードで胸部にくるコクピット部分を手動で回転させ鳥の顔を出現させる事ができるでござる。(本商品のみ、手動回転)

鳥の顔(鳥種は不明)胸部に宛がうアニマルエンブレムこそ日本人が持つ様式美のデザインでござる。 ただアニマルエンブレムを胸部に貼り付けただけでは、只単にダサいだけでござる。

Photo_2987 日本未販売のプリテンダー、グランドブレイカースプラッシュダウンスカイハイ等は様式美が解らないままにデザインされたダサイデザインでござる。 米国人には日本の様式美は理解できないようでござるな!

そして、勇者と言えば武器はでござる!

ロボットチャンバラ! 銃社会米国では野蛮な格闘兵器!

殴り合いOK! のくせに剣だと野蛮行為になる正義感! ライトサーベルはOK! でも実剣は野蛮の象徴とされる米国人には勇者シリーズが理解できないハズでござる。

Photo_2988

日本は侍の国でござる! 侍の魂である剣を振るい、銃系射撃武器を持たない勇者ロボこそ、日本人が求める変型ロボでござる。

アメリカンでポップな(?)トランスフォーマーも好いでござるが、日本人の為の日本人による日本人のトランスフォーマーも好いでござる。

そのような魂を持つ勇者シリーズはトランスフォーマー外伝とも呼べるでござるな。

Photo_2989

オマケ ↑の写真はスカイマックスの合体途中形体でござる。

何処かで見たようなデザインに見えるでござるな(笑)。

キュ~ン♪ キュ~ン♪ キュ~ン♪ キュ~ン♪

私の~彼は~勇者ロボ~♪


主人公は地味・・・

2007-05-18 20:05:57 | トランスフォーマー・ヘッドマスター

Photo_53

ごきげんようでござる!

のトリコロールカラーは派手で色合いも良く、主人公カラーには御似合いでござる。 一般的に集団劇作品では主人公が普通(?)で目立たない場合が多々あるでござる。 

「トランスフォーマー・ザ☆ヘッドマスターズ」のクロームドーム(C-101、クロームドーム、2300円)も地味な主人公といえるでござる。

Photo_2968

Photo_54

TVアニメでは主人公らしい活躍も多々描かれヘッドマスターの代名詞の様に云われるでござるが・・・

Photo_55Photo_56

Photo_57Photo_58   

クロームドームは地味・・・ デザインも地味・・・ 特徴がない・・・ カラーリングも茶色・・・

Photo_59

そう! まるでザコキャラの様なデザインでござる(笑)。

Photo_60Photo_61 

しかも、変型モチーフはパワーカー(?)。

Photo_62

装甲車とかスポーツカー(スーパーカー)では無いでござるよ。

Photo_64Photo_63 

Photo_65Photo_66 

商品の完成度は低く非常~に大味でござるよ。

まあ、ヴィークルモードではコクピットに、クロームを乗せられるのが特長になるのでござるかな?

PhotoPhoto_2 

そう! ヘッドマスターであるクロームは攻撃指揮官(ヘッドマスターリーダー)でパワカーのコクピットに座らせる事ができるでござる。

Photo_3Photo_4 

TVアニメでもクロームの描写も主人公らしく描かれていたでござるが、もう少し地球人と絡むシーンではヘッドマスターの利便性を強調して欲しかったでござるな。 まあ、それが見直されたのが超神マスターフォースでござるな・・・

しかし・・・少ない色使いながら、クロームのカラーリングはクロームドームと比べるとマダ主人公らしい(?)カラーリングとデザインでござる・・・

Photo_5Photo_6   

そう! サムライトルーパーのアンダーギアを思わせる虚弱体質の赤い主人公(笑)! 

ミクロマンマグネフォースの赤いリーダーも普通! 他のメンバーは個性あるヘルメット姿なのに素顔むき出し・・・ 特徴といえば特徴でござるが・・・ これが標準型だったりするでござる。

・・・あ、この2人もタカラの商品でござるな(笑)。

Photo_7

さあ! ロボットモードに変形でござる!

Photo_8Photo_9

日本設定では頭部に変形するヘッドマスターのクロームが本体であり、ボディはトランステクターというサポートメカなのでござるが、海外設定ではボディが本来のトランスフォーマーで、頭部がネビュロン人という異なる設定でござる。

Photo_10

Photo_11 

う~む・・・本当にロボットモードの完成度も悪いでござるな・・・ (笑)

Photo_12

Photo_13 

TVアニメの作画では、それなりに描かれていたでござるが、商品は背中のコクピット部分のアレンジもそのままで、肘・膝は動かない・・・ せめて・・・ 引き込み式か転回式の拳がほしかったのでござるが・・・

これも、米国から変形が難しいとクレームが付いた結果なのでござろうか?

Photo_14Photo_15 

更に! 胸部にパラメーターギミックを収納するものでござるから、余計にウドの大木とかしたのでござるよ・・・ 

Photo_16

しかも・・・ 本品の顔は地味でござるから、TVアニメの作画では主人公らしいく描かれていたので、顔のイメージも全然違う困ったモノなのでござるよ。 (笑)

Photo_18

Photo_17 

まあ、本品のセールスポイントは、ヘッドオンによる合体とパラメーター・ギミック及び別売り商品ともクロスヘッドオンによるパラメーターの変化でござるから、プロポーションは2位の次に変形の簡略化と商品強度・安全性を重視したのでござろうな?

Photo_19Photo_20 

そう・・・ 本来なら再販の一つも、トランスフォーマーコレクション化も有ってもよさそうでござるが・・・ 人気でござるよ・・・ 当時ならまだしも、最近の商品に目の越えた消費者が誰が好き好んで今更デキの悪い商品を買うでござろうか?

まあ、完全リニューアルデザインで販売されるとか、2代目を襲名したキャラクターが登場する気配が今のところ無いのが残念でござる。

しかし・・・今の技術なら、小型化で液晶パネルを仕込んで電子ギミックでパラメーター変化とか出来ると思うでござるがコストが高くなるでござろうな。 (笑)

Photo_21

さて、クロームドームでござるが、パワーアップ案として色が考えるでござる・・・ 主人公らしく赤い部分は残しボディをして手、足が白の場合は・・・あ・・・ダメでござる。

パチモンにしか見えないでござるな。 却下!

余談でござるが、企画段階でクロームドームのカラーリングを変えてアーシーとして販売する案もあったそうでござるが、販売しなくて正解でござる。    うん!


マクシマルに隠れし毒蛙

2007-05-17 23:03:08 | BW

Bm_3

スピッタープレダコン(日本名、デストロン)に所属する奇襲攻撃兵でござる。

Bm_4Bm_5

スピッターは毒カエルに変型し、驚異的なジャンプ力と猛毒にて敵を攻撃する兵士でござる。

Bm_6Bm_7

Bm_8 商品は、カエルの舌(ロボット頭部)がスプリングで飛び出すギミックを有するでござる。

しかも、よく見るとカエルの足が6本有るでござる・・・ 放射能汚染による奇形カエル・・・ 否!ミュータントフロッグでござるかな?

カラーリングだけでも毒々しいのにデザインも奇怪でござるな。 もう完全な悪役キャラでござる。

Photo_2958 しかし、海外販売・・・ 否!欧州販売は、マクシマル(日本名、サイバトロン)商品として販売されたでござる。

何故に?

只単に間違ったでござるか?

否! 商品数の頭数合わせの為にマクシマルに編入されたと云う説もあるでござる。

なお、この欧州販売版は、1988年公開の映画「ビーストウォーズスペシャル」の際、劇場販売(750円、通販も有り)されたでござる。

Photo_2959 拙者も劇場にて購入したでござるが、米国販売版のパッケージは未入手なので違いを確認できないでござる。

しかし、両商品共にエナージョンチップ(日本名、シークレットエンブレム)はプレダコンでござる。

マクシマル商品だと思って買ったらプレダコンだった!

正に奇襲でござる!

コレを狙ってマクシマルのパッケージに入れた確信犯でござるかな?

Photo_2960

そのロボットモードでも異様に長い手に丸みのあるシルエットは他のビースト戦士には無い味があるでござる。 流石は両生類でござる!

Photo_2961Photo_2962

Photo_2963 ←の写真では見難いでござるが、首元にエナージョンチップが見えるでござる。

商品には手持ちの専用武器はなく丸腰でござるが、設定上は皮膚より毒液が噴出したり、飛び出す頭突きや等があるでござる。

しかも、隠し腕(丸見えだが)による奇襲攻撃可能でござるよ。

Photo_2964Photo_2965

丸腰と見せかけ攻撃! 流石に奇襲兵でござる。

さらに首が伸びるでござるから、何が何やらでござるよ!

Photo_2966

しかし・・・この毒々しい商品が、カラーリングをアマガエルをイメージしたキミドリイロにしただけで、日本ではサイバトロン守備隊員ダイバー(X-2、ダイバー&ナイガラベース、4500円)として販売されるでござるよ(笑)。

正にカラーリングマジックでござるな。


ちっちゃいてことは便利だね!

2007-05-16 14:40:57 | トランスフォーマー・GF

Photo_2925

ごきげんようでござる!

本日はトランスフォーマーギャラクシーフォース登場のマイクロンチーム(GC-07、マイクロンチーム、940円)でござる!

Photo_2926 マイクロンチームはTVアニメでもレギュラーキャラクターだけあり、目覚しい活躍をしたでござる。

タイトルに名を冠したマイクロン伝説のマイクロン達よりも生き生きと描かれていたでござる。

特にホップ・・・ 一人だけ普通に会話できるうえに、声優は桑島法子嬢ときたでござる。

しかも、チームで一人だけ空を飛べるし、テレポート(ワープ)能力まで持っていたりするでござる。

Photo_2928Photo_2929

Photo_2930 更には解剖されそうになったりとか、言葉使いが、「~様」だったりとか、ツボを抑えすぎたキャラクターでござる。

少しは活躍の少ないマイクロン達に還元してやりたいでござるな(笑)。

しかも、乾電池みたいな胴体のヘリコプターにフードマンを思わせるロボットモードのデザインが可愛くない訳がないでござる!

Photo_2931Photo_2932

Photo_2933 しかも、昔の商品と違い足なども左右独立して可動するので、ある程度のポーズも付けられるでござるよ。

これでポーズにより更に可愛くなるでござる。

日本人はロボコン等に代表される赤い円筒形のロボットに弱いでござる。

ホップの場合は、元々はブリットと同じ緑色のボディのハズが赤で塗装されているでござる。 その為に碗部可動部の未塗装部分が良いアクセントになっているでござるな。

フード内の顔がブリットバンパーに比べると大きい事が気になるでござる。

Photo_2934Photo_2935

チーム的な運用とかは悪そうでござるが、彼らは元々ギガロニアの住人で事故で漂流していた処をベクタープライム(GC-03、ベクタープライム、3000円)に助けられ、共に旅をしたとある・・・ と言う事は必然的にチームを組まざるえない状況に有ったでござるな。

Photo_2936

しかし・・・ベクタープライム元で修行(?)したとは言え、ホップのみ普通に会話できるのは解せないでござる。

Photo_2937Photo_2938

3人の中で1番人気の無いブリット(笑)はレースカーではなく、スーパーカー(?)に変型するでござる。

Photo_2939 本来ブリットのヴィークルモードはコクピット内部の顔は正面を向く設計(?)だったと思うでござるが、実際は下に倒れてしまうでござる。 コレはワザと顔が露出するのを避けたのか、設計ミスなのか定かではないでござるよ・・・

変型、デザインに関しては普通で特質すべき点は無いでござる!

Photo_2941Photo_2940

TVアニメではローリーの家で、「マッチ売りの少女」を読み号泣(?)するなどのエピソードがあるでござるが、やはり普通に会話できないのが辛いでござる。

Photo_2942 3人が普通に会話できれば漫才トリオ的演出も出来たハズなのに実に惜しいでござる!

誰がマイクロンは喋らないんて設定を考えたでござるかな?

海外版では普通に会話しているそうでござる。

Photo_2943Photo_2944

Photo_2945 バンパーは4WDに変型する軌道巡視員でござる。 

軌道巡視員の意味が4WDと関係が有るのか不明でござるが、ロボットモードのデザインや変型方法は本商品の中で一番優れているのではないかと思うでござるな。

カラーリングの事もあり、なんとなくスキッズ(TFコレクション3、スキッズ、3000円)と似ている気がするでござる。

Photo_2946Photo_2947

Photo_2948 TVアニメでも気転を利かす等の演出もみられ、なかなかに活躍していたでござるが、やはり普通に会話できないのが辛いでござる。

なお、マイクロン伝説版のマイクロンと大きく異なるのは、ヴィークルモードに変型すると中に人を乗せるくらい拡大する事でござる。

勿論マイクロンジョイント凹も存在するので、マイクロンジョイント凸を持つトランスフォーマーとの合体(エボリューション)も可能でござる。

ギャラクシーフォースではフォースチップが存在する為にマイクロン達が道具扱いされる事がなかったのであろうな?

Photo_2949

でも、やはり普通に会話できないのは解せなく、ホップのみ特別扱いだったのは納得いかないでござるよ。