福井市文化財保護センターは23日、同市中藤島地区の高柳遺跡から出土した遺物に、古墳時代前期(4世紀頃)とみられる金属加工に使う炉壁や羽口(はぐち、送風管)の破片が含まれていたと発表した。
金属生産時の鉱滓の破片も出土しており、鋳造をしていた可能性が高いとみている。
発見されたのは、金属加熱のために使った土製の炉壁の破片3個、金属やガラスの不純物が固まった鉱滓4個、炉に空気を送る羽口の破片3個。穴の空いた水色のガラス玉1個(直径7mm)も見つかった。
26日から3月20日まで、同センター(同市渕4丁目)で開かれる「平成22年度 発掘速報展」で一般公開される。
[参考:福井新聞、産経新聞]
金属生産時の鉱滓の破片も出土しており、鋳造をしていた可能性が高いとみている。
発見されたのは、金属加熱のために使った土製の炉壁の破片3個、金属やガラスの不純物が固まった鉱滓4個、炉に空気を送る羽口の破片3個。穴の空いた水色のガラス玉1個(直径7mm)も見つかった。
26日から3月20日まで、同センター(同市渕4丁目)で開かれる「平成22年度 発掘速報展」で一般公開される。
[参考:福井新聞、産経新聞]