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奈良県上牧町・久渡5号墳 6世紀末~7世紀初め築造、直径18mの円墳と判明

2013年03月14日 | Weblog
 上牧町教委の調査で、昨年、画文帯環状乳神獣鏡が出土した久渡(くど)3号墳の南に位置する5号墳は、6世紀末~7世紀初め築造の直径18mの円墳で、埋葬施設が二つあることがわかった。
[参考:読売新聞]

過去の関連ニュース・情報
2012.8.2 久渡3号墳 画文帯環状乳神獣鏡が出土
久渡(くど)古墳群
 標高約70mの丘陵地に、古墳時代前期初頭から終末期の古墳7基がある。
 3号墳(1辺15mの方墳、3世紀後半)から、後漢時代の中国鏡「画文帯環状乳神獣鏡」が見つかった。和泉黄金塚古墳(和泉市)で出土した鏡と同型鏡。
 また、前年末5月末に3号墳の南側で、久渡2号墳(直径約16mの円墳、7世紀)が確認された。2号墳は高市皇子の墓の可能性もあるとしている。


キーワード
久渡古墳群、久渡2号墳、久渡3号墳、久渡5号墳
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