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観音寺市・角塚古墳 一辺50mの四角錘の方墳を確認

2013年03月17日 | Weblog
 観音寺市教委は16日、7世紀前半の「角塚古墳」(同市大野原町)の発掘調査結果について現地説明会を開き、古墳の形状がピラミッドのような一辺50mの四角錐の方墳であることが確実になったことなどを発表した。
[参考:読売新聞]

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 「香川県指定史跡椀貸塚、角塚及び平塚古墳 保存活用検討委員会報告書(別冊)」(2010.3観音寺市教育委員会発行)には、角塚古墳は7世紀中葉の一辺43mの方墳?と記載されていた。
 3月10日から観音寺市郷土資料館展示館(観音寺市有明町3番35号)で「大野原古墳群(注1)発掘調査写真展」が開催されている。(5月26日まで)
 
(注1)大野原古墳群
 古墳時代後期、6世紀から7世紀初頭にかけて相次いで造られた巨大な横穴式石室の古墳(椀貸塚古墳、平塚古墳、角塚古墳)などにより構成される。

過去の関連ニュース・情報
2011.11.2 観音寺市・椀貸塚古墳 墳丘に2重周濠と周堤を確認
2011.3.10 平塚古墳 石室や墳丘規模が明らかに 13日に発掘調査現地説明会
 椀貸塚古墳は、石室全長14・7m、玄室空間容積約70㎥であることを確認し、石室全長では四国最大規模であることなどが分かったとしている。
2009.9.25 椀貸塚古墳 横穴式石室の羨道の一部を確認
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