鳥取市の青谷横木遺跡で、「𤭯(はそう)」と呼ばれる木製の壺(7世紀末~8世紀初め)が出土していたことが分かった。 2015年度の調査で、山陰道とみられる道路遺構からほぼ完全な状態で出土した。ヤマグワ製で、底板にスギ材の円盤が嵌め込まれた構造で、表面全体に黒漆が塗られた。上部の注ぎ口の直径は約9cm。底部の直径が約10cm、高さは約12cm。胴部に直径2cmほどの穴が3カ所開けられていた。
𤭯は、古墳時代に朝鮮半島からの渡来人が技術を伝えたとされる陶質土器「須恵器」で作られるケースが多いが、木製の𤭯の発見は全国的にも珍しいという。
近くの常松大谷遺跡と、会下・郡家(えげ・こおげ)遺跡(鳥取市)からも木製の𤭯の一部が出土している。
[参考:朝日新聞]
過去の関連ニュース・情報
青谷横木遺跡
𤭯(はそう)
𤭯は、古墳時代に朝鮮半島からの渡来人が技術を伝えたとされる陶質土器「須恵器」で作られるケースが多いが、木製の𤭯の発見は全国的にも珍しいという。
近くの常松大谷遺跡と、会下・郡家(えげ・こおげ)遺跡(鳥取市)からも木製の𤭯の一部が出土している。
[参考:朝日新聞]
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𤭯(はそう)