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喜多方市・灰塚山古墳 石棺から出土した人骨から全身像を復元

2019年06月05日 | Weblog
 東北学院大文学部の研究グループは、喜多方市慶徳町新宮字小山腰の前方後円墳「灰塚山古墳」の石棺から出土した人骨や歯などをもとに、山梨大の調査協力を得て全身像を復元した。
 男性は身長158cmで渡来系の顔つきだった。死亡推定年齢は50代後半。
[参考:河北新報]

過去の関連ニュース・情報
 2017.9.16 5世紀ごろに築造された「灰塚山古墳」(全長約60mの前方後円墳)の箱式石棺(長さ2.2m、深さ20cm前後、最大幅85cm)から、成人男性の全身人骨(身長150~160cm)が見つかった。昨年の調査で石棺の上から鉄製の剣や矢尻など大量の副葬品が出土している。1km南に、東日本最大級で古墳時代の豪族の居住跡とされる国指定史跡「古屋敷(ふるやしき)遺跡」があり、埋葬者はそこに居た豪族とみられ、大和王権の中枢と関係が深かったと考えられるとしている。 [参考:福島民友新聞、毎日新聞]


支配層の男性は渡来系 喜多方・灰塚山古墳出土 歯や骨格から全身像を復元

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