松江市は27日、同市東津田町の南外(なんげ)古墳群5号墳から、6世紀前半ごろの横穴式石室が出土したと発表した。出雲地方で横穴式石室が導入され始めたころの遺跡。
5号墳は茶臼山(標高171.4m)の標高約73mにあり、東西約13m、南北約10m、高さ1.7mの方墳。石室は両袖型で、長さ2・3m、幅1・3m。全体を盛り土で覆っていたらしい。玄室入り口に玄門が立ち、形状から九州型石室と考えられるという。
29日に現地説明会が行われた。
[参考:毎日新聞、朝日新聞、松江市HP]
キーワード: 南外古墳群、 九州型石室