歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

竹島を記したさらに古い地図を発見

2019年06月27日 | Weblog
国立国会図書館所蔵の資料の中から、竹島への航路を示した日本地図として最古とみられる「日本志山陰部隠岐国(にほんしさんいんぶおきのくに)地図」(宝暦2年(1752)地図学者 森幸安作成)が見つかった。
[参考:毎日新聞]
 
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会津坂下町・高寺山遺跡 平安時代前期の山岳寺院遺構が出土

2019年06月27日 | Weblog
 平安時代前期9世紀前半の山岳寺院跡とみられる福島県河沼郡会津坂下町宇内の高寺山(たかでらやま)遺跡で、古密教の祈祷で利用する「修法壇(しゅほうだん)」や、湧き水をためる堰(せき)とみられる遺構が新たに見つかったことが分かった。
 同遺跡ではほかにも、古密教に関連する八角形の建物跡とみられる遺構も見つかっている。
 徳一(とくいつ)による磐梯町の慧日寺(えにちじ)の創建年(807年)と近いことなどから、徳一とも深く関わりがあると考えられるとしている。
[参考:福島民友新聞]

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香芝市・平野塚穴山古墳 墳丘から凝灰岩の切石(張り石)が見つかる

2019年06月27日 | Weblog
 奈良県香芝市教委は25日、平野塚穴山(ひらのつかあなやま)古墳(7世紀後半)の発掘調査で、墳丘から古墳の表面を飾るために敷き詰められたとみられる凝灰岩の切石が見つかったと発表した。
 同古墳は25~30m四方、墳丘高さ約5.4mの二段式の方墳。切石は近くの二上山(にじょうさん)で産出された凝灰岩とみられ、墳丘南側で約20個見つかった。15~30cm四方で一部が平らに加工されており、墳丘上段の表面を張り石で飾っていたとみられる。
 二上山の凝灰岩が敷き詰められているのが確認されたのは、野口王墓古墳(天武・持統天皇陵)と、被葬者が斉明天皇とみられている牽牛子塚古墳に続き3例目となる。
 平野塚穴山古墳の被葬者は斉明、孝徳両天皇の父で、天智、天武両天皇の祖父に当たる茅渟(ちぬ)王との説があるが、さらに高まったとする。
 さらに同古墳の石室は「横口式石槨」で、壁画で知られる高松塚古墳(明日香村)などと類似。石室の石には築造の際に道具を挿入したとみられる梃子(てこ)穴も見つかった。梃子穴は後の時期の高松塚古墳とキトラ古墳(同村)でも見つかっており、同じ石工集団が手がけたと考えられるという。
 現地公開は30日午前11時~午後3時。
[参考:共同通信、毎日新聞、朝日新聞、産経新聞、奈良テレビ放送]
 
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