熊本県教育委員会は9日、熊本市春日1丁目の二本木遺跡群/北岡横穴群(6~8世紀)から、琉球列島などで採取されるイモガイで飾った馬具が3個出土したと発表した。6世紀後半のものとみられる。
馬具は直径4~5cmのイモガイの上部を輪切りにして、金銅のメッキが施された鉄製の金具を取り付けた馬の背にかける綱留め用で、祭事などに使用したとみられる。
平成19年から始めた発掘調査で確認された横穴墓10基のうち1基から見つかった。
イモガイを使用した馬具は6~7世紀に全国で流行したが、貝の部分が残ったままの出土品は珍しいという。
墓道ではハソウ・横瓶・平瓶などの多くの須恵器が出土した。この遺物は6世紀後半から7世紀にかけてのものと考えられ、当時の葬送儀礼を行なった様子がうかがえるという。
[参考:産経新聞、熊本県教育委員会HP]
馬具は直径4~5cmのイモガイの上部を輪切りにして、金銅のメッキが施された鉄製の金具を取り付けた馬の背にかける綱留め用で、祭事などに使用したとみられる。
平成19年から始めた発掘調査で確認された横穴墓10基のうち1基から見つかった。
イモガイを使用した馬具は6~7世紀に全国で流行したが、貝の部分が残ったままの出土品は珍しいという。
墓道ではハソウ・横瓶・平瓶などの多くの須恵器が出土した。この遺物は6世紀後半から7世紀にかけてのものと考えられ、当時の葬送儀礼を行なった様子がうかがえるという。
[参考:産経新聞、熊本県教育委員会HP]
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