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神戸市・雲井遺跡 古墳前期の竪穴式住居跡を確認

2008年10月10日 | Weblog
 神戸市教委は9日、神戸市中央区の雲井遺跡から、古墳時代前期の竪穴式住居跡などが見つかったと発表した。
雲井遺跡は、約1万年前の縄文時代早期および鎌倉・室町時代ごろの遺跡だが、3世紀中ごろから4世紀後半に当たる古墳時代前期の遺跡は今回初めての発見。
 87年に発見された雲井遺跡はJR三ノ宮駅付近の東西約700m、南北約500mの範囲で、縄文時代の遺構や遺物が見つかっている。
 今回の調査は今年9月に始まり、来年3月まで行われる予定。このうち、中央区旭通4の再開発事業予定地から、3世紀中ごろとみられる竪穴式住居の4つの主柱穴やほぼ完全な形の古墳時代前期の土器などが見つかったという。
 今回の発見により、古墳時代前期には付近が集落として利用されたことがうかがえとする。

あす一般公開される。
 日時:10月11日(土)午後2~4時、発掘調査担当学芸員による遺跡解説もある。現地集合、小雨決行。
 場所:雲井遺跡(神戸市中央区雲井通2∼8丁目)
 問合せ:神戸市教育委員会文化財課・雲井遺跡発掘調査事務所(078・272・2303)。
[参考:毎日新聞] 

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