昭和53年(1978)に松江市・石屋古墳の発掘調査で出土した埴輪の破片が、複数の色に塗り分けられた埴輪(注1)としては国内最古になることが島根県教委の調査でわかった。
(注1)弓矢を入れる道具「靫(ゆぎ)」をかたどった埴輪片が赤と緑の2色に塗り分けられていた。
これまでの調査で、5世紀中頃に作られたことが判明しているが、このような複数の色に塗り分けられた埴輪は、関東地方を中心に5世紀後半以降の古墳から見つかっており、この埴輪がなぜ出雲地方の古墳から出土したのか、また、関東地方までどのようにして伝わったのかを明らかにしたいとしている。
[参考:NHK島根、山陰中央新報]
過去の関連ニュース・情報
石屋古墳
2012.3.9 力士や武人など人物埴輪を復元し5世紀中頃と判明
2008.9.3 緑色顔料は、石屋古墳で出土した埴輪の盾に塗られたり、いずれも五世紀後半。
(注1)弓矢を入れる道具「靫(ゆぎ)」をかたどった埴輪片が赤と緑の2色に塗り分けられていた。
これまでの調査で、5世紀中頃に作られたことが判明しているが、このような複数の色に塗り分けられた埴輪は、関東地方を中心に5世紀後半以降の古墳から見つかっており、この埴輪がなぜ出雲地方の古墳から出土したのか、また、関東地方までどのようにして伝わったのかを明らかにしたいとしている。
[参考:NHK島根、山陰中央新報]
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