京都市埋蔵文化財研究所と山形大・松尾剛次(けんじ)教授(日本宗教史)が8日、浄土真宗の宗祖・親鸞(1173-1262)の妻とされる玉日姫(たまひひめ)の墓所が伝わる京都市伏見区の浄土真宗本願寺派・西岸寺(さいがんじ)で、墓所から骨壺と骨の破片が出土したと発表した。
玉日姫は摂関家の九条兼実(1149-1207)の娘とされるが、実在したかどうかを含めて諸説ある。
同研究所が今年4月、遺跡調査の一環で西岸寺境内にある「玉日姫君御廟所」を発掘した。 骨の破片は大部分が頭骨。性別や年齢は分からず、DNAの採取などもできなかった。 骨壺は素焼きの壺で、江戸後期に作られたものと特定できたという。 現時点では玉日姫の遺骨と断定できないが、松尾教授によると江戸後期に九条家が御廟所を改葬されたと伝える文書があるため、実際に玉日姫の遺骨が埋め直された可能性が高いという。
一方、同研究所は考古学的には証明できておらず、鑑定には技術進歩が必要と話している。
[参考:共同通信、日経新聞、朝日新聞]
玉日姫は摂関家の九条兼実(1149-1207)の娘とされるが、実在したかどうかを含めて諸説ある。
同研究所が今年4月、遺跡調査の一環で西岸寺境内にある「玉日姫君御廟所」を発掘した。 骨の破片は大部分が頭骨。性別や年齢は分からず、DNAの採取などもできなかった。 骨壺は素焼きの壺で、江戸後期に作られたものと特定できたという。 現時点では玉日姫の遺骨と断定できないが、松尾教授によると江戸後期に九条家が御廟所を改葬されたと伝える文書があるため、実際に玉日姫の遺骨が埋め直された可能性が高いという。
一方、同研究所は考古学的には証明できておらず、鑑定には技術進歩が必要と話している。
[参考:共同通信、日経新聞、朝日新聞]
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