西伯郡南部町天万の普段寺1号墳で、8月17日から第8次調査を行っている島根大と鳥取大の合同調査団により、標高54mの丘陵頂上で、曖昧だった後方部が1辺13mの方形を確定した。前方部を含む全長は25mとなる。
後方部は、盗掘で木棺のあった場所が破壊されていたが、木棺半分が破壊を免れており、長さ約1・5mが土中に残っていた。丸太材を使った全長約3m、幅約50cmのくり抜き式木棺とみられる。
山陰最古の前方後方墳とされてきた松本1号墳(島根県)より、普段寺1号墳がわずかに遡ることになる。
1号墳は1952年、中国製の三角縁神獣鏡(注1)が発見された。大和政権と盟友関係があった有力首長の墓とみられる。2号墳からも銅鏡(注2)が出土している。
現地説明会が11日(土)午後1時半から開かれる。
[参考:毎日新聞]
(注1):普段寺1号墳 三角縁唐草文帯二神二獣鏡 直径23.8cmφ(国重文)
(注2):普段寺2号墳 三角縁連珠文帯四神四獣鏡 直径21.5cmφ(町指定)
[参考:「三角縁神獣鏡 新鑑」樋口 隆康(学生社200.3)]
後方部は、盗掘で木棺のあった場所が破壊されていたが、木棺半分が破壊を免れており、長さ約1・5mが土中に残っていた。丸太材を使った全長約3m、幅約50cmのくり抜き式木棺とみられる。
山陰最古の前方後方墳とされてきた松本1号墳(島根県)より、普段寺1号墳がわずかに遡ることになる。
1号墳は1952年、中国製の三角縁神獣鏡(注1)が発見された。大和政権と盟友関係があった有力首長の墓とみられる。2号墳からも銅鏡(注2)が出土している。
現地説明会が11日(土)午後1時半から開かれる。
[参考:毎日新聞]
(注1):普段寺1号墳 三角縁唐草文帯二神二獣鏡 直径23.8cmφ(国重文)
(注2):普段寺2号墳 三角縁連珠文帯四神四獣鏡 直径21.5cmφ(町指定)
[参考:「三角縁神獣鏡 新鑑」樋口 隆康(学生社200.3)]
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