柳田康雄・国学院大客員教授(考古学)の調査で、福岡県糸島市の御床松原(みとこまつばら)遺跡で出土していた「石鍬(いしくわ)」とされた石製品(長さ18.6cm、幅6.8cm、厚さ1.2cm)を鑑定した結果、弥生時代中期前半(紀元前150年ごろ)の国内最古級の硯(すずり)とみられることが分かった。
2017年に完形品の硯と発表した薬師ノ上遺跡(同県筑前町)の石製品と同じ形状と分かり、本遺跡出土の石製品は製作途中の硯と判断した。
[参考:2020.11.28共同通信、2020.12.19毎日新聞]
過去の関連ニュース・情報
薬師ノ上遺跡 弥生の硯文字 使用か
弥生硯
2017年に完形品の硯と発表した薬師ノ上遺跡(同県筑前町)の石製品と同じ形状と分かり、本遺跡出土の石製品は製作途中の硯と判断した。
[参考:2020.11.28共同通信、2020.12.19毎日新聞]
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