県文化財保護センターは1日、発掘調査中の下切遺跡(同市金山町中切)から、近世(17~18世紀)の鍛冶遺構と井戸跡各1基が発見されたと発表した。
同遺跡は、江戸時代に幕府の用材を尾張藩まで送る拠点となっていた県史跡の飛州下原中綱場の南東約150m。
鍛冶遺構は長さ約2・2m、幅約1・2mで、周辺からは、鞴の羽口や、鉄滓、鉄クギ、江戸時代の陶磁器など、計約1000点が出土。
井戸跡は直径約2・3mで、石を積んで補強されていた。鍛冶遺構から10mほどしか離れておらず、鍛冶や生活用水に利用していたと推測している。
江戸時代の山林政策にかかわる人々の営みを探る上で重要な資料とする。
4日午後1時半から、現地説明会が開かれる。
[参考:毎日新聞]
過去のニュース・情報
2008.11.06 高山市一之宮町の古代道「飛騨支路」/「位山道」現地説明会
2008.10.15 下呂市・下切遺跡 平安時代の竪穴住居跡10基を発見
同遺跡は、江戸時代に幕府の用材を尾張藩まで送る拠点となっていた県史跡の飛州下原中綱場の南東約150m。
鍛冶遺構は長さ約2・2m、幅約1・2mで、周辺からは、鞴の羽口や、鉄滓、鉄クギ、江戸時代の陶磁器など、計約1000点が出土。
井戸跡は直径約2・3mで、石を積んで補強されていた。鍛冶遺構から10mほどしか離れておらず、鍛冶や生活用水に利用していたと推測している。
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4日午後1時半から、現地説明会が開かれる。
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