和歌山県文化財センターが2年前から発掘調査を行っている「北山廃寺・北山三嶋遺跡」(紀の川市貴志川町北山)で、飛鳥時代から鎌倉時代にかけて使われていたとみられる瓦を焼くための窯5基が確認されたと発表した。
北山三嶋遺跡で、7世紀後半のものとみられる傾斜がある溝のような登り窯(長さ約5.6m、幅約1.3m)2基と、中世(13~14世紀)の長方形の穴を掘ってできた平窯3基を確認した。いずれも寺院で使用される瓦を焼いた瓦窯とみられる。
特に、9世紀後半に使われていたとみられる平窯は燃焼部(長さ2m、幅4m)と焼成室(長さ2m、幅1.5m)からなっており、薪を置く場所から窯内部まで形がはっきり残っており、県内で発掘された古代の窯としては唯一、全体の構造が見てとれるという。
現地公開が17、18日の午後1時半から2時半に行われる。
[参考:読売新聞、産経新聞]
過去の関連ニュース・情報
2009.2.20 紀の川市・北山廃寺・北山三嶋遺跡 14世紀の寺院用の瓦生産跡が出土
北山三嶋遺跡で、7世紀後半のものとみられる傾斜がある溝のような登り窯(長さ約5.6m、幅約1.3m)2基と、中世(13~14世紀)の長方形の穴を掘ってできた平窯3基を確認した。いずれも寺院で使用される瓦を焼いた瓦窯とみられる。
特に、9世紀後半に使われていたとみられる平窯は燃焼部(長さ2m、幅4m)と焼成室(長さ2m、幅1.5m)からなっており、薪を置く場所から窯内部まで形がはっきり残っており、県内で発掘された古代の窯としては唯一、全体の構造が見てとれるという。
現地公開が17、18日の午後1時半から2時半に行われる。
[参考:読売新聞、産経新聞]
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