昨日は 夕方からお客さん(私的な)が見え
いつもよりゆったりと時間を過ごし
21時頃から テレビドラマを観ました
白洲次郎という方に関する 戦前・戦後にまたがる
日本の政治などをからめたストーリー?
個人的に信奉しているとかどうかということではなく
おおよその事は知っていたので 実際のところは どんな
思想をお持ちだったのか?という興味があったので
たまたま 朝 新聞で 番組を知ったのでした
すると 私の2月26日に記したブログでの内容というか
言いたかったことが ほとんどピッタリというような感じの筋が
一時流れ・・・
高貴なる者の義務
というような言葉とともに放映されていた?(依頼の電話で
少々席をはずし 確認はできなかったが)
この言葉の意は
簡単に言うと
財産、権力、社会的地位の保持者には 責任が伴うべき
ということ しかも 法的義務というより
紳士的 良心からの 真の自由から発現するもの
特権は それを持たない人々への義務によって 釣り合いが
保たれるべき
富裕層、権力者は社会の模範となるように振舞うべき
白洲氏の標榜したか あるいは しようとしたのは
そのあたりかな と私は理解していますが・・・
第一次世界大戦で貴族の子弟に戦死者が多かったのは
こういった思想(ほぼ全員 志願して従軍したそう)が背景
とも
日本の 特に今の世相を思うとき
むなしさを感じます
力あるものはますますの力を
力乏しきものは 限りなく乏しさへ
偽善的な社会的責任
これに対峙する
高貴なる者の義務
本物の高貴は 何処に見ることができるのか・・・
目の前のことに必要以上に懐疑的になるのも問題ですが
鋭く見極め 簡単には踊らされないよう 眼を見開かねば
なりません
子供たちの希望の瞳に映る大地が ほんとうの希望の地で
あり続けるため
昨日の ラグビー日本選手権
山洋電機がサントリーに勝利
勝者は驕りすぎることなく 敗者も賎しくなく
ノーサイド後は健闘を称え合い しっかりと握手
この場面を見るのがよくて ラグビー観戦から離れられない
そんな気さえします