ある記事を書こうとしたら
一行目で つまづきました
近代と現代
日本史では 明治維新以降が 近代
明治以降が 現代
だそうです?
何を記したかったかというと 2.26事件のこと
個人的には 近代・現代を通して
一番に関心のある事件です
残念ながら 今年のジャーナリズム/マスコミ関係は
ほとんど無関心
というより 無関心を装った?
こんな時節に あのような国家一大事の 物騒な出来事など
人心の無関心事であることを どこかの中枢では意識して
希望していたのでは
なんぞと 変な勘ぐりをしてしまうほど 話題のかけらさえ
目にも耳にもしなかった
もっとも これは私だけの 超個人的感慨です
なぜか 中学生の頃から とても とても関心がありました
我が家に 関連する雑誌のようなものがたまたまあり
安藤大尉 野中大尉・・・多くの名も無き兵ら
高橋是清 鈴木貫太郎 昭和維新 皇道派
反乱軍 山王ホテル 帝都不祥事件
などなどの文字が
今でも頭にこびりついています
日本の政治界の大事件ですが 闇が多く
日本という国家のなかの魑魅魍魎の陳列館のような存在
歴史に与えた影響 さまざまな人間模様
人と国家との潔さと狡猾さ
人生と国家における 究極の価値のありどころ
いまでも 興味は尽きません
なにより 国の疲弊時の出来事
どこか 似たような状況下の日本という国であるような・・・
2.26事件を思うときいつも最初に浮かぶシーンは
なぜか
弟を背にボロ半纏素足で遠くをボンヤリ眺めるあどけない
田舎の女児 と
政治中枢と結託したなり上がり金満家の葉巻をくわえた
ポーズとの 一対の構図絵
誤解無きよう
青年将校たちが目指した国家のありように異議無く賛同し
ているわけでも
モチロン右翼思考でもありませんし
昭和天皇の措置がどうのこうのとか
裁判のあり方がどうにも理解できないとか
具体的な論考など とても力が及びはしません
これからも いろいろ知り 生涯の関心事にはしていきたい
ものとは考えておりますが
闇が深すぎ とても とても まだまだ まだまだ
底は見えません