おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

悪夢

2010-01-13 | ■ サマザマな おはなし

 

 

大資本を調達するための 夢の方式として
株式制度は この世に現れたのだった

細切れのささやかな資本をも集中して 大規模な利潤獲得
手段として整備運用し そこから産まれた富をささやかな資本供出者らにも還元す

建前だけだ と一部からののしられ続けながらも 手段としては 
かろうじて他の経済機構を
蹴散らす仕組みとして

とにもかくにも継続はしているのだが・・・


これ以上の仕組みは あり得ないのだろうか?



現実には
あまりにも理想無きギャンブルのような器 とも思える状況が
頻繁に顔を出す 資本主義の落とし子たる 株式制度

まあ そう言い捨てては極端かもしれませんが




究極の救いの経済システムが産まれてくれないものかと
経済学受講ゼロの私でさえ考えるのですが

そういったものが颯爽と登場する可能性は
ゼロなのでしょうか
 


時節柄
大経済者 評論家さんたちの言動には今までより以上に特に興味を持つのですが 
なかなか 納得理論・理想には出会い難いのが

とても ツライ感じの 
今日この頃です


仕組み自体も閉塞感いっぱいの経済のありさま





昨夜も悪夢をみました

同心円の中心に 汗しやせ細った 
ひとかたまりの存在

その周りには 何重にも 直接的生産性無きとも言える
コンサルタントもどき・アナリストもどき・トレーダー

利ざや狙いの魑魅魍魎らの
蠢き


仁義無き情報合戦と飽くなき利潤工作の絡み合いの
闇で凍える 居場所の無い
つま先立ちの汗まみれの実労者らの塊り

その汗まみれの獲得財を じっと狙う冷血な眼



財を産むのではなく 財を転がして 転がり滓に群がるのも
まぎれもない経済
搾られた多くの滓を集めきる
それも ひとつの才能だ とまで言い切る 一部経済学派



少々 表現が過ぎますが そんな具合に見えてしかたのない
今の仕組みに落胆の色を隠せません

10年の努力も 得体の知れない力に因る財の転がし圧で
一瞬に 



でも しょげてばかりもいられない

なんとかせねば・・・


チッポケな存在ですが

疑問を持つことだけは続けよう と 考えています