おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

情報格差

2011-11-01 | ■ 業 務 エ ッ セ イ


11月 になりそうろう
8日は立冬
23日は小雪
となっています
暦のうえのこととはいえ 冬という文字も登場
10月24日は霜降でしたか
さすが 当地も 朝晩は ストーブがやや恋しいくらい
被災地の皆さんのことを思うと さらにさらにのごくろうがしのばれ
つらくなります



あらためて今月のスケジュールを確認すると
ほとんどが所属しているいくつかの会の相談会・セミナーで埋まっていて
しかも直接担当のケースが多く
なんとかのりこえなければと 気を引き締めたような今朝でした

一昨日の日曜日は 新宿へ
マンション管理士会の全国的な研修で
主に マンションの長期修繕計画にかかる講座でした
これから予定の セミナー・相談会のための催しでもあります


どのような会でも
相談・セミナー担当員になるには 自己の知識の整理研鑽が
不可欠 
当然といえば当然

講演料を覚悟で その方面の専門の講師さんに依頼し 
完璧な情報・知識を披歴していただければ それにこしたことはないのですが なかなか それも困難な事情が各々の所属団体の都合上あり ということで 最大限の努めをするべく
自分も知識習得に努めてはいるつもりですが・・・

とにかく 集まっていただける方々に 
足を運んでよかった と思っていただけるようなセミナー・相談会
でなければ 申し訳けがたちません

というわけで 公開予定の諸会合で自分も担当員として関わらせていただく予定が来年早々にかけ 6件ばかり
情報を集め 読み込んで 
ベストを尽くさせていただく所存




それにつけても 最近思うことは催し物があっても
そのことに近づける手だてを持たない人たちも
世に多い という現実

情報格差社会をすこしでも解消していけるよう
さまざまな広報手だてを 個人的にも尽くそうと思っています

いつ どこで どんな内容の相談ごとができる
いつ どこで どんな内容の経済的な支援のヒントを得られる
そういった いわば最初の一歩での格差問題

それもこれも 自己負担・自己責任 
自己啓発の差ゆえの結果からの差 だからいたしかたない とは言い切れない格差もあり
そのあたりのこと 
特に これからの高齢化社会・超IT進化社会で どのような視点で
ことにあたっていくべきなのか





今回の 震災・原発事故での 求賠償・求補償・求救済の行動を
みるにつけ
まさしく情報格差での不合理を いろいろ想定してしまいます
つまり せめて 求める機会の実質的平等への配慮の問題

求める機会と手だてを知りつくせる者だけが
情報量と手腕を駆使しつくせての恩恵を享受する ノダ
と 言いきるような社会
そこに吹き流れる 格差から生れる格差の連鎖



本当の意味の社会的弱者の救済
そのことを 最近 特に思い 考え込んでしまいます