おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

淋しい

2011-11-25 | ■ サマザマな おはなし


私の趣味 ナンバー3には入る
落語
それも 古典落語

談志さんが亡くなった
淋しい

いろいろ物議をかもす方ではあったが
歯切れのよい粋な噺には 独特の華があった



私が中学校に通っていた頃  談志さんが北海道の登別
で噺をしたらしい
働きずくめの母が 珍しく演芸の話をしたので
ハッキリと覚えている

『うぐいすとかけて なんととく
お弔い と とく
そのこころは  
なきなきうめにゆく』

鳴き鳴き(泣き泣き)梅(埋め)にゆく

さすが噺家さん たしか談志とかいったよ うまいこと言うね
と 母は話してくれた
疲れ切っている母に 談志さんが微笑みをあたえてくれたように感じ なんとなく 子供心ながら 感謝した
という記憶



23日の祭日は 勤労感謝の日
自分にも感謝して?はやめに仕事を切り上げ
久しぶりに 武田泰淳さんを読んだ
私のお気に入り作家さんナンバー5に入っている武田百合子さんのダンナサン

(目まいのする散歩)を読んだ
そのなかの 
あぶない散歩 あたりを読むと
なにか 歴史絵巻を眺めているような セピア色の中編映画を
楽しませていただいているような なんともいえない気持ちになる

昭和の人たちのものが 最近とても 恋しい

齢がなせることなんだろうなー

さて 今日あたりは 日曜日のセミナーの準備完了とせねば
ガンバルゾ

プロなんだから がんばるのは当たり前 ダナ