チョットばかり 根を詰める調べものが続いていたりしたので
この2、3日 は 意識して 休憩を多めにしていた
キューブリックものを見続けたりした
作品傾向の多彩さには 驚かされてしまう
・博士の異常な愛情
・2001年宇宙の旅
・アイズ ワイド シャット
・ロリータ
・スパルタカス
・バリー・リンドン
・時計じかけのオレンジ
・非情の罠
・現金に体を張れ
・シャイニング
・突撃
・フルメタル・ジャケット
など ホボ 作品全部 観させていただいている
そのうち この2、3日で
「博士の異常な愛情」 「アイズ ワイド シャット」 「スパルタカス」 を観て
それに続いて 木下恵介氏の 「野菊の如き君なりき」 を 出逢うといつもなのだが 泣きながら
観てしまった
キューブリック氏もの 木下氏もの も ダイスキ
作品の傾向からすると その落差の意味 と 双方好き でもある ということには 自身にも ?
疑問符が付きまくっているのだけれど・・・
映画のなかの あるシーン あるセリフに逢いたいがために 訪ねるということもあるのだが
「野菊の如き君なりき」の 民子の祖母の ラストまであと20分あたりに登場する
『・・・生きてきて なにが一番嬉しかったかというとな オジイサンといっしょになれたこと
あれほど嬉しかったことはない・・・それだけでも この世にでてきてよかったと思っている・・・
ほかのことは あってもなくても どうでもよかったんじゃ・・・』
というような言葉が登場する
映画館でそれに最初に触れたときの感動は いまだに忘れられない
今まで 何度も観ているものだが ここの台詞にも おおいなる共感を覚えてしまうのだ
共感 であり 信服・心服 というものあたりではない
女々しい あるいは 人生にはさらに上位の価値があるべきものなのだ ということを見出せない
類の人間なのか?
との ご批判が 睨んでいたりしそうだが・・・ とにかく 自身にとっては いつだって 色あせない共感を
覚えてしまう言葉なのだ
“ それぞれの人生に重ねて 公不幸のハザマで 背負うものの違いから こうした思いを持つことに
嫌悪感さえ覚える方もおられる かもしれないが・・・ ”
というようなことで 映画に それほどの哲学のようなものは それほどまでには 要らない
とにかく イイナー と 思える心に出逢えれば それで オーケー という思いが強い けれど
DVDなどで 両氏のものも含んで 観たくなったら逢える という贅沢には 感謝しかない
イイナー と思う映画の多くを 棚に並べて 折りにふれ 楽しませていただいている
さて いつまでも 休息してないで
お仕事 再開 である
裏庭の草ボウボウ 自身は雑草も好き人間 なので 自然のままで とも思うのだけれど
草一葉たりとも敷地には 許せない という方も近隣にはおられ 他家の眼のこととはいえ
まったく気にしない とも言っておられず 今日あたりは 少しばかりでも ナントカしようと
思っていたのだが・・・
諸事情で 延期したりした
梅雨明けは いつになるのやら・・・