能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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日経業界地図 2013年版 広告業界は、どうなっていくのか?インターネット広告費8000億円超に

2012年12月22日 | 本と雑誌

「日経業界地図 2013年版」 

日本経済新聞社 1050円

 

最近、流行の業界地図。

書店では、複数の出版社からの業界本が出されています。

その中からピックアップしたのが同書。

日経というブランドもありますが、147業界、企業グループを取り上げ、日経独自の視点から、業界動向、今後の焦点をまとめているところが秀逸です。

また、巻頭特集の「主要100品目シェア」も興味深く読むことができます。

 

ちなみに、広告業界は、次のような解説が加えられていました。

 

ポイント

日本の広告費は4年連続の減少。

ソーシャルメディアの活用目立つ。

広告大手は新興国の広告市場を開拓する海外事業に活路


業界規模・・・5兆7096億円


業界動向・・・日本の広告費は2011年に前の年より2.3%減少し・・・。


図「マス広告の低迷続く 新媒体への対応力がカギに」

1位 電通…世界5位。スポーツビジネスで存在感。

2位 博報堂・・・ブランド戦略支援強化

3位 アサツー・ディ・ケイ・・・外資系広告主、アニメ事業に強み。

4位 大広・・・DM、顧客管理に強み

5位 東急エージェンシー


今後の焦点

インターネット広告の復調カギに。携帯電話の高機能化にらみ競争も・・・。


インターネット広告費は、8000億円。

広告費の7分の1とのことです。

一人一台以上、スマホやケータイを持つ時代。

「ソーシャル」というキーワードのもと、多様化する消費者、生活者に対応していかなければならない広告業界。

たいへんな時代になったものです。


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