能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

フラッシュモブ サプライズな演出の経験マーケティング インプロ、ナラティブ、ダイアローグ・・・

2012年12月23日 | マーケティング

百貨店で買物をしていると・・・アップテンポな音楽がフェードイン・・・。

ハレルヤコーラス・・・。

そばにいた買物客や店員さん、コックさん、スーツの男性が急に踊りだす・・・。

結構、サプライズです。

まわりのオバサマたちも手拍子、笑顔で応えます。


これは、百貨店の年末の催事の一環らしく、劇団というかダンスクラブの人たちを使って、突如始まる現場型ミュージカル・・・

「フラッシュモブ」

と呼ばれているとのことです。


アメリカなどでは、よく催されるイベント型企画のようで、商業施設の店内、屋外の広場などで行われているようです。

楽しい、心地よい、居心地のよい「経験」を購入するために訪れるデパートメントストアには最適かもしれません。

以前、文化、カルチャーを売っていた百貨店も経験マーケティングを始めたのでしょうか?


それにしても、となりにいる消費者、生活者が、突如踊りだし歌いだす・・・。

「スキ(隙)」を突かれたようで、そのインパクトも絶大です。


最近、インプロ、ナラティブ、ダイアローグ、リフレクティブなどの横文字が、日常の会話の中にも登場するようになりました。

米国の心理学や経営学などで研究されてきたものが、今、さまざまな「場」で役立つような気もします。


職場で、突如、フラッシュモブ。

役所で、いきなり、フラッシュモブ。

交通機関の中で、フラッシュモブ。

面白いと思います。


十代の若者に人気というダンス教室・・・その技術、スキル、そして何よりもダンスが好きという気持ちが、社会に役立つ日が来ているように思います。


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